2018年、テンマクデザインの新作ペグ、ステンレスペグ30。
これまでテンマクデザインはアルミペグ等を出してきましたが、強靭なメインペグは初めて見るので、おそらく同社の中では初めてのギアです。
個人的には、スタイリッシュなデザインが非常に高評価なペグです。
画像出典 : wild-1
メインペグを販売するのは初めてとは言え、これまで何種類ものテント・タープを発売しており、そこにはペグが付属していました。
少なくとも私が感じる限り、circus-tcのペグはそれなりに強靭でした。
(私は曲がってしまいましたが、、)
tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) ステンレスペグ30の製品情報
そんな注目すべきアウトドアブランド、テンマクデザインのステンレスペグのスペックをご紹介します。
最も扱いやすい、長さ30cmのサイズを揃えてきました。
重さもメインペグとしては標準的で、非常に扱いやすいスペックと言えます。
サイズ | 長さ/297mm
幅/31mm ボディー/Φ8.4mm |
重量 | 約175g |
価格 | 496円 |
素材 | SUS-304ステンレス |
メインペグに悩んでいる方は、一考の余地があると思います。
使い手を選ばないスペックなので、初心者の方にもおすすめできます。
▼2022年追記:「スリムペグ」という名前に変わっています。
テンマクのロゴが格好いい!
ペグに刻印されたテンマクデザインのロゴが格好いいです。
ソリッドステークに刻印されているスノーピークのロゴも良いですが、このデザインも捨てがたいです。
▲写真が悪くて申し訳ないが、テンマクデザインのロゴが描かれている。
この「tekt-Mark」のロゴが好きな方は多いと思うので、ファンにとってはついつい欲しくなるのではないでしょうか。
ロゴは直接スペックには関係ありませんが、どこまで行っても趣味の世界なので、気に入って使えるかどうかは大切です。
サーカスやパンダ等、テンマクデザインの人気テントをご使用の方は、つい欲しくなってくるのではないでしょうか。
スポンサーリンク打面が平らで打ちやすい
このペグの良い点は、打面が真っ直ぐ平らになっている点です。
これだけでかなりペグダウンのしやすさは変わってくると思います。
このような細かい点に気を使っているのは高評価です。
後述しますが、非常に似たスペックであるユニフレームのパワーペグSUSと比較して、この点は非常に魅力的です。
ユニフレームのパワーペグSUSは少しペグダウンのしにくさが気になっていたので、このステンレスペグはそのデメリットを解消してくれています。
ユニフレーム パワーペグSUSと比較してどうか
先程少しだけ触れましたが、同じステンレス素材のペグとしては、ユニフレームのパワーペグSUSが似ています。
テンマクデザインのステンレスペグ30は、まだ発売して間も無く、どれほどの耐久があるか未知数です。
ただ、私が実際に触れた感覚では、他の強靭なハイスペックペグと比較しても遜色ないと思いました。
ユニフレームのパワーペグSUSは素材はステンレスで同じ、長さも30cm(他にも種類はあります)で、値段は390円です。
その強靭さはユニフレームのお墨付きで、私も実際に使って確認しました。
リンク : パワーペグSUSは鍛造ペグよりも頑丈?評価と感想
しかし何と言っても、丸みを帯びたペグの打面が打ちにくいです。
テンマクデザインのステンレスペグ30は一本496円しますので、値段は違いますが、個人的にはペグダウンのしやすさは値段の差に勝る価値があると思います。
とは言え、一本あたり100円の差は、何本も買うと馬鹿にならないので、この辺りはお財布と相談すれば良いと思います。
スポンサーリンクソリッドステーク/エリッゼステークと比較してどうか
メインとなる30cm前後の長さがあるペグで、よく話題に出るのが鍛造ペグです。
鍛造ペグもcoleman、LOGOS等のアウトドアブランド各社が発売していますが、有名なのはスノーピークのソリッドステーク、村の鍛冶屋のエリッゼステークです。
両者の比較は以下の記事に詳しく書きますが、結論としては個人的にはエリッゼステークがおすすめです。
リンク : ソリッドステークとエリッゼステークを比較!最強ペグは?
長さが同じなので、マトリックスで比較するにあたり、便宜上、テンマクデザインのステンレスペグを「テンステ」、ソリッドステークを「ソリステ」、エリッゼステークを「エリステ」と略します。
テンステのステは、ステークじゃなくてステンレスです。笑
テンステ | ソリステ | エリステ | |
値段 | 496円 | 約413円 | 331円 |
重量 | 約175g | 約180g | 約192g |
材質 | ステンレス | 鍛造スチール | 鍛造スチール |
重量ではエリステが一番重く、テンステが一番軽いですが、このくらいであれば誤差と言っても過言ではないでしょう。
しかし、値段には明確にその差が現れてきます。
テンステが最も高い496円であるのに対し、エリステは331円と、一本あたり165円の差が出ます。
メインペグとして20本買ったとすると、3,300円もの差になります。
エリッゼステークは強度も高く、ペグダウンのしやすさも申し分ありません。
材質の違いや好みはありますが、どちらか一つしか選べないとしたら、個人的にはエリッゼステークを選ぶと思います。
感想、まとめ。テンマク好きなら採用の余地あり!
一種類しか選べないとすると、おすすめはエリッゼステークになってしまうのですが、ペグは一種類しか選べないわけではありません。
長さ30cmのペグは使いやすく、複数本持っていても困ることはありません。
個人的には、ペグのデザインとしてはどのペグよりも格好いいと思っていますので、次に使ってみたいペグでは暫定一位です。
私は色々なギアを使ってみたい人なので、紛失したり曲がったりして、ペグに欠員が出たら、次はこのステンレスペグを補充しようと思っています。
テンマクデザイン好きなら選択の余地はあると思いますので、興味がある方はぜひ検討してみては。