土日にキャンプに行くとき、金夜から出発してしまうのと、土曜朝出発するのはどちらが良いのでしょうか。
渋滞に引っかかるのは嫌だけど、仕事終わりに運転するのもツラい…。
どちらにもメリット・デメリットがあるので、それぞれの特徴を考察してみます。
考察にあたっての前提条件
考察にあたっては、東京から関東のキャンプ場に行くことを想定して、次のような前提条件を置きます。
- キャンプ場は自宅から3時間程度運転が必要な距離
- 深夜や早朝でない限りは渋滞が発生し、運転時間が4時間強に増える
- 深夜、早朝であれば空いている
- 前日は19時ごろまで仕事をし、20時ごろに帰宅。
- 支度は前日までにしてあるが、着替えやシャワーを浴びると、出発は21時ごろ。
東京在住の方は、都内から関越自動車道経由で群馬の山に行くイメージです。
ただし、一つ決めていない条件があります。
それは、「チェックイン時間」です。
これについては後述しますが、そもそもチェックインが必要なキャンプ場かどうか、という重要な要素が絡んでくるため、この条件については2パターン考察します。
前日夜発のメリット・デメリット
前日夜に出発した場合のメリットは次の2つです。
【メリット】
- 渋滞を回避し、キャンプ場まで快適に行くことができる
- キャンプする時間が長い
メリットは大きく分けてこの2つでしょう。
まず、渋滞についてですが、これは早朝も空いていますが、渋滞を回避するためにはまだ薄暗い時間に出発しなければなりません。
そのため、やはり深夜の方が渋滞回避のメリットは大きいでしょう。
渋滞は非常に疲れますので、渋滞を回避できる点は大きいです。
次の利点は、キャンプをする時間が長くなることです。
朝ごはんやお昼ご飯を2回作ることができますし、土曜日は丸一日キャンプを満喫することができます。
一泊だとあっという間に終わってしまうので、少し寂しいですよね。
夜発で二泊できると、だいぶ長く感じるので、心ゆくまでキャンプを満喫できるでしょう。
【デメリット】
- 仕事終わりで疲れているなら運転しなければならない
- 無料のキャンプ場でなければチェックインすることができず、車中泊になり、更に疲れが取れない
デメリットについても2つあります。
まず、仕事終わりで運転しなければなりません。
朝発であれば、「明日楽しみだなー!」とか言いながら、華金を満喫しても良いわけです。
前日夜に出発する場合は、仕事終わりにすぐに着替えて行かなければなりませんので、疲れた状態で出かける必要があります。
次のデメリットとしては、やはり車中泊になることでしょう。
車中泊になると疲れが取れない場合が多いです。
また、キャンプ道具を積んだ上で車中泊するためにはそれなり大きさが必要なため、車の大きさ的に、物理的に実行できない人も多いでしょう。
スポンサーリンク当日朝発のメリット・デメリット
当日朝発に出発する場合は、前日夜発のメリット・デメリットの反対になります。
【メリット】
- 前日仕事終わりでも、お酒を飲んだり自分のベッドで寝たりできる。
【デメリット】
- 渋滞に引っかかり、移動が疲れる
- あっという間に時間が去ってしまう
朝発の場合は渋滞に引っかかる点と、あっという間にキャンプが終わってしまう点がデメリットです。
渋滞に引っかかって長時間運転した挙句、キャンプ場に着いたら夕方前、テント設営してご飯食べて寝たら撤収!なんてこともよくありますよね。
朝発の最も大きなデメリットはそういったリスクがあることしょうか。
【結論】無料のキャンプ場等、前日からテントが張れれば前日夜発がおすすめ!
前日夜発と朝発の最も大きな違いは、渋滞や仕事終わりの疲れではなく、「キャンプ時間を長く取れるかどうか」です。
そのため、前日夜発でも、車中泊した上に駐車場で待つことになるのであれば、キャンプの時間は変わらないので朝発の方がいいでしょう。
やはり前日夜発で移動するなら、無料のキャンプ場等、チェックイン時間が決まっていないところがいいでしょう。
キャンプ場到着は深夜0時を過ぎますので、周囲に気を遣いながらテントを設営し、そこで寝ることができれば、「キャンプの朝」を2回経験することができますし、1日中キャンプ場で好きなことができます。
※夜中にテントを設営する場合は周囲に気を遣い(極力周りに人がいない場所に設営する、ゴム製ハンマーを使う、等)、睡眠に必要最低限のもの以外は翌日用意しましょう。
この差は疲れや体力を凌駕する魅力があると思います。
そのため、無料のキャンプ場等であれば前日夜発、チェックインが遅めであれば当日朝発がおすすめです、というのが私の結論です。