チェアはキャンプの大部分の時間を過ごす、大切なギアです。
そのため、座り心地をとことん追求した、高級志向のチェアも増えてきています。
しかし、ただでさえキャンプギアは値段が高いのに、チェア一点にそこまでお金はかけられない方が多いと思います。
そういった意味で、ただ安いだけでなく、機能も高い「コスパの良いチェア」が注目を集めています。
WOOD BE BETTERのスローチェアも、高級感がありながらも手頃な価格帯で、人気を博しています。
WOOD BE BETTER(ウッドビーベター)のスローチェアのスペック
画像出典 : 楽天市場
WOOD BE BETTERのスローチェアは木製のチェアのため、収納時はあまりコンパクトにはなりません。
金属と布を組み合わせたチェアであれば、小さく折り畳んで収納する事も可能な場合もありますが、木製チェアはそうならない場合が多いです。
しかし、だからこそ単一素材でシンプルな構造を作ることができるのです。
嵩張る分、携帯性能は落ちますが、その分デザイン性は増しています。
使用サイズ | 組立時 H54×W40×D60cm、座面H24cm |
収納サイズ | W40×D7×H70cm |
重量 | 2.6kg |
耐荷重 | 135kg |
材質 | 本体:ビーチウッド 背もたれ:キャンバス(綿100%) |
スローチェアは片手で持ち歩くことができるサイズと重量です。
日常生活で言うと、アタッシュケースを持っているような感覚が近いのではないでしょうか。
小さくて軽いに越したことはないですが、大きすぎず、使い勝手の良い重量感だと思います。
「スローチェア(slow chair)」という名の「ローチェア(low chair)」
WOOD BE BETTERのスローチェアは、ローチェアです。
非常にややこしい事を言っていますが、「スローチェア(slow chair)」という名前の商品で、椅子の高さが低い「ローチェア(low chair)」です。
テーブル、チェアを始めとした各種ギアを、背の低いもので揃え、低い体勢でキャンプを楽しむのがロースタイルです。
スローチェアはそんなロースタイルにぴったりのローチェアです。
・・・自分でもこんがらがってきました。笑
スポンサーリンク5,000円程度とは思えない高級感
画像出典 : 楽天市場
WOOD BE BETTERのスローチェアは、キャンプ用チェアとしてはごく標準的な価格です。
ショップにもよりますが、大体5,000円前後で売られています。
チェアは安いものであれば1,000円以下でもありますが、ローチェアで雰囲気も良くて・・・となると、どうしても値段は高くなりがちです。
スローチェアも5,000円するので決して安いわけではありませんが、正直、初めて見た時は10,000円を超えるかと思いました。
私はロゴスのあぐらチェアをローチェアとして使っていますが、かなり汚れてきたので、スローチェアに買い替えても良いかなーと考えています。
参考記事 : 2019年秋冬限定!秋らしいカラーのあぐらチェアが格好いい
シンプルながらキャンプにぴったりなデザイン
スローチェアは、構造としては非常にシンプルです。
背もたれと座面、2枚の板を組み合わせているだけです。
もちろんただそれだけではありませんが、大きく言えば、そう言ったシンプルな構造になっています。
シンプルだからこそ雰囲気が良く、自然に近いため、キャンプにぴったりのデザインだと思います。
背もたれ部分は綿100%のキャンバスとなっており、これも高級感を醸成しています。
スポンサーリンクソロキャン、デュオキャンに最適
スローチェアは、ソロキャンやデュオキャンなど、少人数のキャンプに適しています。
そもそも体勢を崩すロースタイルが少人数向き、という事もあります。
ロースタイルは楽な体勢で食事や会話、焚き火を楽しむのに適したスタイルであるため、子供と遊んだり、バーベキューをしたりするのには適していません。
▲スローチェアの脚部分。座面までの距離が近い。
とくにスローチェアの体勢は、良い意味で「お尻に根が生えた」ような体勢です。
この体勢がスローチェアの魅力でもありますが、ファミキャンにはあまり向かないかもしれません。
キャンプに熟練のファミリーであれば、一周回って格好いいかもしれませんが、子供が走り回る年齢だと少し厳しいような気がします。
でも、そういうのは憧れますね。
感想、まとめ。コスパ良く高級感を求める方に!
WOOD BE BETTERのスローチェアは、木をベースにした、非常に高級感のあるチェアです。
キャンプのシーンにピッタリですが、自宅のバルコニーやガーデン等で使用するチェアとしても良いと思います。
(室内で使用する場合は、脚の裏で床を傷つけないような対策が必要です。)
カラーバリエーションも豊富なので、自分好みの色を選ぶことができます。
どの色もアウトドアに適した落ち着いた色になっており、派手すぎないのが評価できます。
価格も5,000円程度なので、チェアとしては標準的です。
寧ろ、チェアのクオリティを考えれば「安い」と言えるのではないでしょうか。
世の中に数え切れないほどの種類のチェアがあるので、これ一択と言うわけではないですが、ローチェアをお探しの方はぜひ検討してみては。