私も愛用していますが、保冷力の高さに定評のあるロゴス(LOGOS)の保冷剤、「氷点下パック」。
そんな氷点下パックのパワーを活かした、「氷点下キープシリンダー」が発売されました。
シリンダーと言うと何かよく分かりませんが、飲み物を入れて水筒のように使うこともできるし、物を入れてクーラーとして使うこともできるもの、と考えていただければ問題ないと思います。
ここまでコンパクトな、冷却機能を持ったギアはこれまでなかったので、工夫次第で面白い使い方ができると思います。
なお、保温力も高いので、温かい飲み物を入れれば、季節を問わず活躍してくれます。
氷点下キープシリンダーのスペック
氷点下キープシリンダーは、一見するとただの水筒です。
画像出典 : 楽天市場
サイズ感も水筒やタンブラーと同じで、バッグ等に入れて簡単に持ち歩ける大きさです。
まさに「携帯式の冷蔵庫」です。
総重量 | (約)340g |
容量 | (約)600ml |
サイズ | (約)8×8×21.5cm |
保冷能力(一例) |
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氷点下キープシリンダーは蓋部分も真空になっており、極力冷気を逃さない仕組みになっています。
その中に、ロゴスの保冷剤「氷点下パック コンパクト」を入れることで、圧倒的な保冷力を発揮します。
氷点下パックを2個入れれば、朝に入れたカップアイスが夕方まで溶けずに残っています。
氷点下パックコンパクトとあわせて使う!
氷点下キープシリンダーはそれだけでも高い保冷力を誇りますが、氷点下パックと一緒に使うことで、さらにその力を発揮することができます。
氷点下パックは保冷力の高いロゴスの保冷剤で、人気の高いギアです。
私も通常サイズを使用しており、その能力には満足しています。
参考記事 : 保冷剤を冷却力で選ぶなら、ロゴスの氷点下パックがおすすめ!
そんな氷点下パックが手のひらサイズになったものが、「氷点下パック コンパクト」です。
この氷点下パック コンパクトは、氷点下キープシリンダーにシンデレラフィットするサイズになっています。
画像出典 : 楽天市場
氷点下キープシリンダーは、氷点下パック コンパクトとあわせて初めて、真価を発揮するものと言えます。
むしろ、氷点下パックコンパクトはセットのようなもの
氷点下パック コンパクトがなくても、氷点下キープシリンダーは高い保温・保冷性能を有しています。
蓋部分を含め、真空状態にすることで、冷気や熱気を逃さない仕組みになっています。
それはそれで凄いのですが、それだけではあくまで、ただの高機能水筒です。
もちろんロゴス好きであれば十分買う価値はありますし、定価で3,200円なので、価格的にも買う価値はあります。
しかしながら、氷点下キープシリンダーは水筒として使うこともできても、ロゴスとしてはあくまで「シリンダー」として使う事を想定しています。
氷点下パックを入れて使うことが最大の特徴であり、アイデンティティのようなものです。
ダメなわけではないですが、氷点下キープシリンダーを購入する際は、氷点下パックとセットで購入することをおすすめします。
なお、少しだけ値段は高いですが、凍結時間を短くした「倍速凍結」バージョンもあります。
スポンサーリンクまるで小型の冷蔵庫を持ち歩くような保冷力
氷点下キープシリンダーは、言い換えれば小型のクーラーボックスです。
これまで、ここまでコンパクトなクーラーボックスは存在しなかったのではないでしょうか。
ケーキ屋さん等でもらえる保冷剤を水筒に突っ込めば、似たような事はできますが、保冷剤はシンデレラフィットではないので、空間が無駄になります。
また、保冷力も氷点下パックと比べて低く、あくまで非公式な工夫の領域でした。
氷点下キープシリンダーは、氷点下パックという保冷剤を入れる事が前提で作られており、公式でも推奨された使い方です。
その保冷力は、飲み物を冷やすことを超越し、アイスクリームや氷ですら、そのまま持ち運ぶことができます。
キャンプ以外でも活躍の場は多数!
氷点下キープシリンダーはロゴスの提供するキャンプギアですが、キャンプ以外のシーンにも有効活用できます。
例えば、ちょっとしたピクニックやお花見等、「軽く一杯」飲みたいような時。
チルド保存が必要なおつまみや食品(生物等)を手土産に、友人宅へ行くような時。
クーラーボックスを出すほどでもないけど、冷やしたいもの、冷やさなければいけないものがある場合には、活躍の機会です。
キンキンに冷えたビールがどうしても飲みたい時は、缶ごと入れる事ができますし、ハーゲンダッツだって持ち歩くことができます。
「そんな機会、あんまりない」と思われるかもしれませんが、普段は水筒として使う事を考えれば、使用頻度はそれなりに高いのではないでしょうか。
スポンサーリンク温かい飲み物もOK!
なお、氷点下キープシリンダーは温かい飲み物を入れて持ち歩くこともできます。
「氷点下」という名前を見ると、保冷専用にも見えますが、決してそんなことはありません。
保冷力が高ければ保温力も高いのは当然です。
画像出典 : 楽天市場
画像にもありますが、家で沸騰したお湯を入れたと仮定した場合、95℃のお湯が6時間後に69℃、12時間後で53℃を維持できます。
50℃もあれば、十分ホットドリンクの役目を果たしてくれます。
感想、まとめ。圧倒的な保冷力を誇るシリンダー!
ロゴスの氷点下キープシリンダーは、保温性能、保冷性能の高いシリンダーです。
正直私も「シリンダーって何?」と思いましたが、確かに、氷点下パックを入れてクーラーボックスのように使う事を考えると、水筒ではありません。
かと言って、飲み物を入れて持ち運ぶこともできますし、温かい飲み物を保温することもできるので、クーラーボックスでもありません。
というわけで、「シリンダー」ということですが、機能はすでにご説明の通りです。
個人的には、今まであまり見たことのないタイプのギアなので、こういう商品は本当に好きです。
これが流行るかどうかは分かりませんが、どんどん新しいものを世に出していくロゴスの姿勢は応援したいですね。