夏用と冬用、それぞれのシュラフを持っていたので、これ以上シュラフを買い足す予定はありませんでした。
冬用シュラフでは、秋キャンプは少し暑いですが、チャックを開けて掛け布団として使用する等、工夫すれば何の問題もありません。
あまりたくさんの種類のシュラフを持っていても利用頻度は限られますので、可能な限り代用できるものは代用していく、というスタンスだったためです。
しかし今回、さらに追加で秋用シュラフを買ってしまいましたので、ブログに書いていこうと思います。
今回購入したのは、コールマン(coleman)のフリース生地のシュラフです。
画像出典 : coleman
コールマンの直営店に行った時に、その気持ち良さに惚れて買ったものですが、全く後悔はしていません。
寧ろ「いい買い物したな」と思うくらいです。
コールマン(coleman) フリースEZキャリー スリーピングバッグの製品情報
コールマンのフリースシュラフは、正式名称を「フリースEZキャリー スリーピングバッグ」と言います。
長い上に覚えにくいので、ここではフリースシュラフとします。
実際、あまり「スリーピングバッグ」と言う表現を使うこともないですしね。
快適温度 | 0℃以上 |
使用時サイズ | 約84×190cm |
収納時サイズ | 約φ32×42cm |
重量 | 約2.7kg |
フリースシュラフは掛け布団的な利用も想定されているため、使用時のサイズは少しだけ大きめになっています。
サイズ的には中にもう一つシュラフが入りそうですが、せっかくの肌触りが無駄になってしまうので、重ねる場合は工夫が必要です。
収納サイズは結構大きいので注意
生地の気持ち良さを大切にしているので、コンパクトさはあまりありません。
秋用シュラフにしてはサイズが大きく、冬用シュラフ並みの大きさがあります。
モノによっては4人用テントくらいのサイズがある、とも言えるかもしれません。
画像出典 : coleman
冬用シュラフと合わせて利用しようとしている場合は、車の積載量に注意が必要です。
特に冬キャンプはストーブを積み込んだり、防寒具を積み込んだりするため、平均的に荷物が多くなります。
せっかく買ったのに持って行けないという事にならないよう、自分のキャンプ道具の量をよく確認するようにしましょう。
肌触りが最高!
コールマンの「フリースキャリーEZ スリーピングバッグ」は、とにかく肌触りが最高です。
よくショッピングモールに行くと肌触りの良いぬいぐるみが並んでいますが、まさにそのような感じの気持ち良さです。
ついつい顔を埋めたくなる柔らかさで、眠くなくてもシュラフに潜りたくなります。
個人的には、広げてこたつ布団としても使えるんじゃないか、とも思っています。
こたつキャンプをやったことがありますが、シュラフとこたつ布団を一緒にすることで、荷物の量を減らすことができます。
(実際に試したわけではありません。)
シュラフの寝心地は睡眠の質に直結する
キャンプにおいて睡眠の質は非常に大切です。
キャンプに行く度に寝不足になるようでは、キャンプ=睡眠不足になる(疲れる)というイメージが定着してしまいます。
そうすると、本来楽しいはずのキャンプも疲れるイメージがついてしまい、心から楽しめなくなってしまいます。
リンク : キャンプが疲れる4つの原因と対策
睡眠の質を高める方法はいくつかありますが、その一つが「マット対策」です。
家のベッドでもそうですが、マットは柔らかく、体に合ったものの方が眠りは深く、疲れは取れやすくなります。
多くの場合はシュラフは化繊で作られており、あまり差はないことが多いですが、フリースシュラフはふかふかで気持ち良く、いつの間にか眠りについています。
シュラフに入ることが楽しくさえ感じてしまうことがあるほどです。
リンク : キャンプでよく眠れない?睡眠の質を高める3つの方法
スポンサーリンク耐寒温度は0℃以上。秋キャンプが最適
フリースシュラフの耐寒温度は0℃以上とされています。
0℃と聞くと、冬キャンプであっても多くの場合は対応可能なような気がしますが、シュラフはおおよそ、記載されている耐寒温度の+10℃程度が適温とされています。
画像出典 : coleman
フリースシュラフの場合は、気温約10℃が最も快適に眠れる気温ということです。
そうすると、冬キャンプは少し厳しく、秋口・春先が限界と考えられます。
場所によって異なりますが、冬キャンプの場合はほぼ確実に10℃以下には下がります。
重ねれば冬キャンプでも対応可能
では、フリースシュラフは秋・春キャンプ専用なのでしょうか。
耐寒温度的には秋・春キャンプ向きではありますが、工夫すれば冬キャンプでも使えます。
工夫と言っても、冬キャンプ用のシュラフと重ねるだけです。
肌触りが魅力なので、できる限り冬用シュラフの中にフリースシュラフを入れることをおすすめします。
ただし、マミーシュラフの場合はスペースに余裕がないことも多く、中に入らない場合があります。
その際は、フリースシュラフは大きめに作られているので、普通のマミーシュラフなら中に入ることも多いです。
もちろん、完全に重ねてしまうと折角の肌触りが台無しなので、足の部分のファスナーは開け、手足は出して寝る、というのもありです。
そこまでして重ねる必要があるのか?と思われるかもしれませんが、そこまでしたくなるくらい、この肌触りは魅力です。
一度使うと手放せなくなる、強力な魔法がかかっています。
感想、まとめ。買ってよかったと思えるシュラフ
私は夏用シュラフ、冬用シュラフ両方持っています。
秋・春のキャンプは冬用シュラフを掛け布団のように使うことで対応していました。
正直、それで対応できるのだから、他のシュラフは不要、と思っていました。
しかし、いざフリースシュラフを使ってみると、これはなかなか癖になるものです。
防寒だけに視点を置くと、なくても良いものではありますが、フリースシュラフは完全に目的が異なります。
もちろん秋・春のキャンプはこれだけでシュラフになるので、ある意味四季の中で2シーズン使う、最も使用頻度が高いシュラフになります。
秋・春のキャンプはするけど冬キャンプはしないよ!という方、または肌触りが良いふかふかシュラフで睡眠の質を高めたい!と言う方には、おすすめのシュラフです。
興味のある方は是非検討してみてはいかがでしょうか。
(まずはコールマンの直営店で実際に触ってみて、それからネットで買うのが無難だと思います。)