コスパが良く、機能性の高いギアが多い、有名アウトドアメーカーのコールマン(coleman)。
私もコールマンのギアはたくさん持っていますが、その中でも気に入っている部類に入るのが、このアルティメイトアイスクーラーです。
画像出典 : coleman
ソフトクーラーとは思えない保冷力の高さを誇り、食品取り出し口もあって機能性抜群です。
ソフトクーラーの常識を覆すギアです。
これから夏真っ盛り、キャンプやバーベキューのハイシーズンに大いに活躍してくれるギアです。
クーラーボックス、特にソフトクーラーをお探しの方にぜひご検討いただきたいおすすめのギアです。
アルティメイトアイスクーラーの製品情報
アルティメイトアイスクーラーは、クーラーボックスの中ではソフトクーラーという分類に入ります。
対になるのがハードクーラーで、ハードクーラーは保冷力が高い反面、大きいため嵩張るのがデメリットです。
その点、ソフトクーラーは折りたたむことも可能で、収納性も高いですが、保冷力に欠けるのが特徴です。
しかし、このコールマンのアルティメイトアイスクーラーは、そんなソフトクーラーの先入観が変わるクーラーボックスです。
アルティメイトアイスクーラーには25Lと35Lの二種類あるので、普段のキャンプスタイルに合わせて購入すれば良いです。
ファミリーキャンプやグルキャンメインであれば、35Lあった方が良いでしょう。
しかし、子供がまだ小さかったり、少人数キャンプがメインの場合は25Lもあれば十分です。
大は小を兼ねるので迷った場合は大きい方が良いですが、単純に大は小を兼ねられるわけではありません。
サイズが大きくなった分、大量の保冷剤が必要になります。
ただの袋であればそれほど気にする必要はないかもしれませんが、クーラーボックスは保冷剤の量にも影響が出るので、サイズ選びは慎重に行うようにしましょう。
25Lサイズのご紹介
まずは25Lサイズのアルティメイトアイスクーラーをご紹介します。
35Lは単純に高さが高くなるだけなので、横幅や材質等は同じです。
使用時サイズ | 約42×32×33(h)cm |
収納時サイズ | 約42×16×33(h)cm |
容量 | 約25L |
重量 | 約1.3kg |
材質 | TPE加工ポリエステル ポリエチレン(フォーム) PETアルミニウム(取り外しライナー部分) PEVA(ライナー) |
ソフトクーラーなので折りたたむことができます。
使用時は幅32cmなのに対し、収納時は約半分の16cmになります。
折りたたんだ割にはあまり小さくなっていないと思われるかもしれませんが、これは高い保冷力を実現する分厚い壁があるため仕方ありません。
これについては詳しく後述させていただきます。
35Lサイズのご紹介
続いて35Lサイズをご紹介します。
35Lの場合は、25Lサイズをそのまま上に引っ張ったかのように高さが伸びています。
その分重量が100g増えていますが、これは誤差の範囲と考えて良いでしょう。
使用時サイズ | 約42×32×38(h)cm |
収納時サイズ | 約42×16×38(h)cm |
容量 | 約35L |
重量 | 約1.4kg |
材質 | TPE加工ポリエステル ポリエチレン(フォーム) PETアルミニウム(取り外しライナー部分) PEVA(ライナー) |
値段も若干変わりますが、容量で判断するのが一番です。
私は25Lを使っていますが、2人キャンプがメインなのでこれで十分です。
しかし、大人4人以上でキャンプをする場合は25Lでは物足りなく感じることもあります。
食べる量や飲む量も人それぞれなので一概には言えませんが、大人4人が25Lと35Lのボーダーではないでしょうか。
保冷力の高いソフトクーラー!
この記事のタイトルに「最高の」という言葉をつけました。
私は普段であれば、こう言った断定的な表現はしないようにしています。
また、会社であれば景表法の観点から、基本的にはこういった強い表現はしません。
「最高」じゃないじゃないか!というクレームを避けるためです。
個人のブログであれば、個人の感想として「最高!」と思っているだけかもしれませんので何とも言えないですが、販売者であればそうもいきません。
しかし、今回のタイトルはそうではなく、ただの引用です。
コールマンの公式通販サイトには、次のとおり書かれています。
キャンプやアウトドアに
最高の保冷力引用 : coleman
この表現は、リスクは承知だが、コールマンとしてもそれくらいの自信があるという強い主張の現れではないでしょうか。
(単にリーガル審査が弱いだけかもしれませんが・・・)
実際に使用した人間としても、保冷力はかなり高いというのが感想です。
もちろん気温にもよりますが、日陰に置いておけば一泊二日ならほぼ確実に翌朝までは冷えています。
二泊三日であっても、環境によっては三日間保冷剤が凍ったまま残り、中の食材が冷え続けていることもあります。
保冷剤の力もありますが、個人的には十分満足できる保冷能力があります。
なお、私はロゴスの保冷剤を使っています。
この保冷剤自体も非常に優秀で、人気の高い保冷剤です。
リンク : 保冷剤を冷却力で選ぶなら、ロゴスの氷点下パックがおすすめ!
私はこの保冷剤を3つ、25Lサイズのアルティメイトアイスクーラーに入れています。
ホームセンターや100円均一等でも保冷剤は売っていますが、いくらクーラーボックスが良くても保冷剤が悪いとすぐに溶けてしまいます。
そのため、保冷力を高めたいのであれば、保冷剤は拘った方が良いでしょう。
ソフトクーラーの常識を覆す分厚さ
アルティメイトアイスクーラーがここまで高い保冷力を発揮できるのは、その分厚さがあります。
これは後ほどご紹介する、食品取り出し口の様子ですが、断面の分厚さが分かるでしょうか。
これはもはやソフトクーラーの領域ではありません。
アルティメイトアイスクーラーはアウトドアショップに実物が並んでいることも多いので、見つけた際は是非触ってみてください。
これだけ分厚い壁に囲まれていたら、保冷力が高いのも納得です。
しかし、これだけではありません。
分厚い壁の内側に、さらに保冷力を高める銀シートをいれます。
これにより、より一層保冷力を高めることができるのはもちろん、クーラーボックスが汚れた時の掃除も非常に楽になります。
キャンプ場で使用する以上、どうしても土がついたペットボトルを入れてしまったりすることもあるでしょう。
そんな時でも内側の銀シートだけ外して、炊事場で水洗いをすれば簡単に綺麗にすることができます。
スポンサーリンク壁が厚いのに折りたためる!
ソフトクーラーの最大のメリットと言えば、折りたたんでコンパクトに収納できることです。
アルティメイトアイスクーラーはこれだけ分厚い壁であっても、そのメリットは失っていません。
内側の分厚い壁は取り外しが可能となっており、手順通りたたむと非常にコンパクトになります。
画像出典 : coleman
これだけの保冷力で折りたためるのは嬉しいですね。
途中で食材を買うのであれば、そこまで折りたたんだまま持ち運ぶことができます。
ただ、実際に使用する時は中に保冷剤を入れて持っていく必要があるので、ここまでは小さくなりませんのでご注意ください。
チャックを閉めたまま取り出し口から楽々出し入れ
アルティメイトアイスクーラーのメリットは高い保冷力だけではありません。
クーラーボックスは冷蔵庫と同じで、蓋を長く開けたり、大きく開けると冷気が逃げていきます。
よく、テレビの節約特番で、冷蔵庫や冷凍庫の扉の開閉については特集されているので、その重要性はご存知の方も多いと思います。
冷蔵庫なら電気代で済みますが、クーラーボックスの場合はその分保冷剤が溶けることになります。
蓋を完全に外すタイプのクーラーボックスでは、今まで冷やした空気が開ける度に逃げていきます。
しかしアルティメイトアイスクーラーの場合、天井部が開くようになっているので、冷気が逃げるのを最小限に抑えられます。
画像出典 : coleman
この部分はマジックテープになっているので、簡単に中のものが取り出せます。
チャックは開け閉めが手間ですが、マジックテープなら片手で開けることができます。
マジックテープでも、天井部にもピッタリはまるように厚い壁があるので、そこから冷気が逃げる事はほとんどありません。
コールマンはオリジナリティの高い便利商品が多いですが、アルティメイトアイスクーラーは「流石」と思わせる商品です。
スポンサーリンクまとめ、感想。使いやすいイチオシのソフトクーラー!
夏キャンプの醍醐味と言えば、風呂上がりの涼しさと、キンキンに冷えた飲み物(ビール)だと思っています。
冬キャンプの静寂さは失われてしまいますが、夏キャンプにはこの気持ち良さがあります。
どちらが好きかは好みの問題ですが、どちらも好きであれば、季節を満喫することができます。
しかし、この夏キャンプの醍醐味のうちの1つ、「キンキンに冷えた飲み物」は、キンキンに冷やせるクーラーボックスが必要です。
保冷力の高いクーラーボックスは他にもありますが、ソフトクーラーで使いやすく、高い保冷力を維持したクーラーボックスは数少ないです。
ソフトクーラーは軽量・手軽なことがメリットで、保冷力が低いことがデメリットと思われがちですが、アルティメイトアイスクーラーは例外です。
もちろん、世の中にはハードクーラーでこれよりも保冷力が高いものや、ガス缶(CB缶)を使って冷却できるものもあります。
キャンプスタイルは人それぞれなので、アルティメイトアイスクーラーが必ずしもベストな選択肢かどうかは分かりませんが、おすすめできるギアであることは間違いありません。
なお、クーラーボックスを最大限に活用するコツについては、こちらにまとめましたので、ご参考にしていただければと思います。