前回のキャンプでは、キャンプ飯としてパエリアを作りました。
パエリアを作ったのには特に深い理由はないのですが、スキレットやダッチオーブンを使って料理をしたかった、というのがあります。
今回はスキレットを使いましたが、スキレットって本当に便利ですよね。
炭火を使って、キャンプらしい料理を楽しむことができるのも、魅力の一つです。
簡単に作れるトマトのパエリア
パエリアにもたくさん種類があるのですが、今回はトマトのパエリアです。
我が家はコールマン(coleman)の公式サイトにあるキャンプ飯レシピを参考にして作ることが多く、今回もコールマンのキャンプレシピから選ばせていただきました。
ただ、コールマンのキャンプレシピそのままではなく、いくつか手順を簡略化して実施しています。
コールマンのレシピは結構お洒落なものが多くて、全て材料を揃えようとするとそれなりに手間とコストがかかるものもあります。
本当はちゃんと作った方が良いのですが、ガサツな家族のため、ハーブの類なんかは省略してしまうことも多いです。
なお、ちゃんと作りたい方は以下のページをご参考にしてください。
外部リンク : コールマンレシピ
トマトのパエリアの作り方
まずは簡単に、トマトのパエリアの作り方をご紹介していきます。
比較的簡単に作れますが、私は面倒くさがりなので、一人だと作らないレベルです。笑
ファミキャンで妻が料理を作る時などは、キャンプらしい料理を作るのですが、パエリアもそうですが、そこそこ簡単に作れるものを選んでいます。
①:鶏肉を一口大に切り、炒める
まず下準備として、お米は分量を計り、自宅から持っていくことをおすすめします。
分量は家族によって異なるので、食べる量だけ予め準備しておきましょう。
下記で紹介する分量は2合分ですので、お米の量に合わせて2倍、3倍と増やしていってください。
キャンプ場に到着して、料理を始める際は、まずスキレットを加熱します。
そこにオリーブオイルとにんにくひとかけを入れて炒め、少し炒めたら鶏肉を一口サイズに切って塩コショウと共に炒めます。
鶏肉に火が通ったら、一旦鶏肉は別のお更に移します。
もうこれだけで美味しそうですね。
②:お米をオリーブオイルで炒める
次はお米にオリーブオイルを追加し、弱火でお米が半透明になるまで炒めます。
実は我が家はこの工程で失敗しました。
炭火の火力が想定以上に上がっており、スキレットが高温になっていたため、オリーブオイルにお米を入れたところ、まるで揚げ物のような状態になってしまいました。
最終的には「少し固め」程度で炊き上がりましたが、炭火は火力調整が難しいところもありますので、様子を見ながら微調整が必要です。
③加熱しお米を炊く
お米が半透明になったら、水200ccを加え、沸騰するまで待ちます。
沸騰したら鶏肉を戻し入れ、トマト缶(400g)、コンソメ(大さじ1)、ミニトマトを入れ、蓋をして弱火で10〜12分加熱します。
その後火から遠ざけ、5分ほど蒸らしたら完成です。
少し失敗した部分もありましたが、何だかんだでとても美味しくできたので良かったです。
なお、水は200ccと書いていますが、我が家は倍の400ccくらい入れても丁度良かったので、様子を見ながら調節することをおすすめします。
スポンサーリンク炭火の場合は火力の上がりすぎに注意!
スキレットやダッチオーブン料理で失敗しがちなのが、火力調整です。
料理サイトを見ると、当たり前のように「弱火で15分」と出てきますが、この「弱火」がなかなか難しいです。
▲炭火のイメージ。写真の状態はかなり強火(と思われる。)。
強火から弱火に移すのであれば、一旦火から完全に遠ざけて冷ます方が良いと思われます。
鍛造製品の余熱・保温力は凄まじく、それまで強火で調理していたのであれば、火から遠ざけても中火〜弱火くらいの火力が維持されます。
どれくらい冷ましたら火にかけるのか?という点が非常に難しいので、沸騰具合等を様子見しながら判断するようにしましょう。
手軽にお米料理が作れるのは魅力
パエリアは別にお米を炊く必要がないので、飯盒炊爨でお米を炊くよりも少ない手間で済みます。
飯盒炊爨はキャンプらしくて楽しいですが、慣れたキャンパーからすると、洗い物が増えて少し面倒です。
子供や、久々にキャンプをする人がいる場合は、飯盒炊爨も良い思い出になるんですけどね。
参考記事 : キャンプで簡単!飯盒炊爨のやり方と美味しいご飯を炊くコツ
その点、パエリアやリゾットなど、お米を使う料理は調理道具が一つで済むので、洗い物等も考えると、総合的に楽な料理だと思います。
トマトをたっぷりと使っているため、健康にも良く、肉ばかりになりがちなキャンプ飯にぴったりです。
スポンサーリンクダッチオーブンでも料理可能
ちなみに私はスキレットで作りましたが、パエリアはダッチオーブンでも作ることができます。
ダッチオーブンは底が深く、ゴロっとした料理に向いていますが、パエリアであればどちらでも対応可能です。
厳密にいえば、スキレットとダッチオーブンでも違いがでると思いますが、そこまで料理に強い拘りがない方は気にしなくて良いレベルだと思います。
そんな私がなぜダッチオーブンもスキレットも持っているかと言うと、ダッチオーブンを購入した後にスキレットで料理をしたくなったからです。
結論、私にはどちらか一つで十分だったと思いますが、それが分かったのも経験ですし、キャンパーとして一つ成長した、と前向きに捉えることにします。
感想、まとめ。次のキャンプ飯にトマトのパエリアはいかが?
キャンプにおいて、食事はビッグイベントの一つです。
作っている時、食べている時も楽しいですが、「次のキャンプに何を食べようか?」と考えている時も楽しいです。
キャンプ飯を考える時は、まずはコールマンのホームページやブログ等で写真をチェックしてから考えることが多いです。
キャンプ場で食べれば何を食べても美味しいので、あまり深く考える必要はありません。
もしも、トマトのパエリアが美味しそうだな、と感じたら、次のキャンプで挑戦してみてはいかがでしょうか。
仮に口に合わなかったとしても、それも思い出だと思って挑戦することが、キャンプを最大限楽しむコツです。
なお、私が作った他の料理もたくさんご紹介していますので、ご参考にしてください。
カテゴリ : キャンプ料理・食べ物