スノーピーク、もしくはトヨトミから発売されているレインボーストーブ。
七色の光が非常に美しく、暖をとりながらついうっとり見とれてしまいます。
非常に人気の高い石油ストーブなので、愛用している方も多いかと思います。
そんなレインボーストーブですが、持っている人にしか分からない悩みがあります。
それは、「給油口が小さすぎること」です。
通常の給油ホースでは太すぎてうまく注げないので、少しだけ工夫が必要です。
なお、トヨトミとスノーピークのレインボーストーブについては下記で紹介しています。
機能は同じなので、価格重視ならトヨトミを、デザイン重視ならスノーピークを選べば良いと思います。
リンク : スノーピークと中身は同じ!トヨミのレインボーストーブで冬キャンプ
レインボーストーブの給油口は約2cmしかない
レインボーストーブは給油口が小さいことが悩み、と言いましたが、レインボーストーブの給油口は直径約2cmしかありません。
約2cmというサイズは、一般の灯油タンクよりも明らかに小さいです。
一般的な石油ファンヒーターは灯油タンクが外付けになっていますが、レインボーストーブはタンクが一体になっているのも給油口が小さい理由の一つです。
ただ、灯油タンクを外付けにするとどうしてもサイズが大きくなりますし、可動部分が多くなるので構造美がなくなってしまいます。
レインボーストーブは暖かさと同時にデザインも重視している小型の石油ストーブなので、給油口として確保できるスペースは限られています。
しかし、そうは言っても、もう少し大きく作れるような気がしますが、この辺りはメーカーじゃないと分かりません。
あと1cmでも給油口が大きければ、灯油を入れるのもかなり楽になるのですが・・・。
ただ、給油口は今のサイズがデザイン的にはちょうど良い、というのは同意です。
ここは難しい問題ですね。
一般的な給油ホースは入らない
約2cmという給油口のサイズは、日本で一般的に使用されている給油ホースよりも小さいです。
一般に使用されているホースは、種類にもよりますが直径3cm弱程度あります。
レインボーストーブで使用できる細口のホースを持っていた方はラッキーです。
ほとんどの人は持っていないと思いますので、新たに買うしかありません。
しかし、レインボーストーブだけのために新たにホースを買うのも勿体ないですし、邪魔になりますよね。
場合によってはポリタンクごと買い替えなくてはならない可能性もあります。
レインボーストーブの燃費を考えると、一泊のキャンプなら、一回満タンにして行けば、普通は大丈夫です。
そのため、一泊のキャンプしかしない場合は、都度家で給油していくのも良いでしょう。
しかし、連泊で使用する場合は灯油がなくなる可能性もあるので、携行缶等で持ち歩くことになります。
そういったことを想定すると、長いホースを持ち歩くのは少し邪魔になります。
レインボーストーブで使えるホースをたまたま持っていた方はそれで良いですが、新たに専用ホースを買うコスト、持ち運ぶ煩雑さは少し考えものです。
(短くて邪魔にならない、安いホースがあればそれが最適解かもしれませんが、私が探した限り見つかりませんでした。)
スポンサーリンクシャンプーの詰め替え用漏斗(じょうご)が便利!
給油口が小さいことは不便ですが、レインボーストーブにはそれを差し置いても使用する魅力があります。
先にお話ししたように、極力邪魔にならないような方法が良いですよね。
これを最初に思いつく人が多いと思いますが、やはり漏斗(じょうご)が便利です。
クリエイティブなアイデアは目立ちますが、誰しもが思いつく王道が無難に便利であることもあります。
(これが正解なのかは模索中ですが。笑)
念のため、漏斗とはこのようなものです。
※大抵の漏斗は2cmより細いですが、念の為に購入前にサイズはよくご確認ください。
漏斗の良い点は、小さいのでレインボーストーブと一緒にしまうことができることです。
私はレインボーストーブを購入時の段ボールに入れて保管していますが、漏斗であれば一緒に中に入れることができます。
長いホースを新たに買ってしまうと、サイズ的に一緒に入れるのは困難です。
そのため、ホースはホースで保管・持ち歩きをしなければならず、非常に不便です。
漏斗は100円均一でも売っているので、簡単に手に入ります。
この安さが魅力でもあります。
特に吸盤付きのダイソー製品がおすすめ
漏斗は色々な種類がありますが、あまり拘っても仕方ない、というのは事実です。
ただ、100円均一のダイソーに売っている「Leaf」というシリーズの漏斗は他の漏斗と違います。
何が違うのかというと、裏側に吸盤がついていることです。
これは、お風呂場や洗面所でシャンプー等を詰め替えることを想定してつけられたものです。
しかし、これが保管に便利です。
私は以下のような携行缶を使って灯油を持ち運んでいるのですが、これにくっつけることができるのです。
※下記のような携行缶に灯油を入れる場合は、ガソリンと間違えないようにシールを貼る等の対策を行いましょう。
私は連泊することがあるので、キャンプ場で詰め替えられるように持ち歩くことが多いですが、家で保管することを考えても吸盤がついている方が邪魔にならずに便利です。
家の納戸で保管する場合でも、タンクにくっ付けておけば無くさないですしね。
なお、レインボーストーブ本体にくっつけるという手段もありますが、場所によってくっつく場所とくっつかない場所があります。
吸盤なので当然ですが、カーブがキツい側面にはなかなかくっつきません。
また、レインボーストーブの本体につけるのは見た目的にもあまり良くないので、おすすめはできません。
レインボーストーブは見た目の美しさも魅力の一つなので、そこは守りたいところです。