【無料キャンプ場】熊本県の大平渓谷キャンプ場に行ってみた

この記事は約6分で読めます。

熊本県球磨郡にある無料キャンプ場、大平渓谷キャンプ場に行ってみました。

大平渓谷キャンプ場のマップ

ここは無料キャンプ場でありながら、オートキャンプができる、比較的珍しいタイプのキャンプ場です。

(オートキャンプとは、車やバイクを横付けしながらキャンプをすることです。念のため。)

 

私は関東在住なので普段は関東圏のキャンプ場にしか行きませんが、今回長期休みを利用して九州までキャンプ旅行をしてみました。

その際に利用させていただいたのが、この大平渓谷キャンプ場です。

トイレは決して綺麗とは言えないですが、全体的には満足できるキャンプ場でした。

スポンサーリンク

大平渓谷キャンプ場の基本情報

大平渓谷キャンプ場は、熊本県球磨郡にあります。

渓谷という名前の通り、近くには小川が流れ、滝なんかもあるようです。

夏なら川に入って遊ぶこともできるようですが、今回は特にそう言ったことはせず、キャンプだけをしてきました。

 

住所熊本県球磨郡錦町木上南8-1
行き方音声案内は役に立たないので、地図を見ながら行く
サイト草原サイト
車の乗り入れ
トイレ有り(ボットン便所、汚い)
炊事場なし
携帯・スマートフォン電波ドコモ、ソフトバンクなし。

auあり。(実測)

その他近くにコンビニ等はない

 

細かいことは後ほど触れていきますが、携帯の電波は途中から完全に圏外になりました。

私はMVNO(所謂格安SIM)のDOCOMO回線を使っています。

私の友人は同じMVNOのau回線を使用していましたが、その友人は電波がありました。

 

MVNO事業者によって電波の強弱もあるようなので、一概には何とも言えないですが、電波はなくなる可能性があるということだけは覚悟しておいた方が良いでしょう。

※ここに記載した情報は予告なく変更されている可能性がありますので、念のため行く前に市役所のHP等をご確認ください。

オートキャンプができる無料キャンプ場

大平渓谷キャンプ場の魅力的なところは、オートキャンプができることです。

無料キャンプ場は通常、公営の公園の一部であることが多いため、公園内に車を乗り入れることはできないケースが大半です。

私は今まで色々な無料キャンプ場を利用してきましたが、オートキャンプができるのは2〜3個だったと思います。

 

そのオートキャンプができる無料キャンプ場は、河原サイトであることが殆どです。

パッと思い浮かぶ中では、林間サイトでオートキャンプができるのはこのキャンプ場だけかもしれません。

大平渓谷キャンプ場のサイト

 

また、関東でオートキャンプができる無料キャンプ場となると、非常に人気が高く、所狭しとテント・タープ・車が並ぶことになります。

大平渓谷キャンプ場のように利用者が少なく、自由にサイトが作れる場所は貴重です。

(九州にはたくさんあるのかもしれませんが、少なくとも関東圏では激レアです。)

道が狭くて不安になる

大平渓谷キャンプ場を利用するにあたって一番怖かったのが、道路事情です。

無料キャンプ場を利用している人は、設備が殆どなかったり、汚かったりするのは慣れっこだと思います。

無料で利用しているのだから仕方ないですし、寧ろ来た時より綺麗にして帰る、くらいの気概の人が多いのではないでしょうか。

 

しかし、道路事情だけはなかなか慣れるものではありません。

大平渓谷キャンプ場までの道路は細く、恐怖心に襲われます

大平渓谷キャンプ場への道

途中の林間道は完全に木々に囲まれており、夜じゃないのにまるで夜中のような暗さです。

私が行ったのが夕方前だったのもありますが、それでも外はまだまだ明るい時間でしたが、この道だけは真っ暗でした。

新しい道路が多く、分かりにくくて迷う

更に初見殺しなのが、道が分かりにくいことです。

大平渓谷キャンプ場までの道には、まだ地図に載っていない新しい道路や、道の上を横断する橋のような道等があり、非常に分かりにくいです。

私はGoogleマップのアプリで「大平渓谷キャンプ場」と検索し、目的地設定をしましたが、一度完全に迷いました

 

ナビアプリで案内する道が途中でなくなったり、畑道のような場所を案内されたりと、途中でナビアプリを使用するのは諦めました。

目的地の方向と道の繋がりを、マップを見ながら推測し、地図に載っていない道無き道を進み、ようやく辿りつきました。

もう一回同じルートで行くのは不可能なので、ここでは行き方について詳しく書くことはできませんが、一つ助言をするならば「ナビ(アプリ)の案内通りに進まないこと」だけです。

スポンサーリンク

ボットン便所はあるが炊事場はない

大平渓谷キャンプ場にはトイレはありますが、炊事場はありません

公営の無料キャンプ場では、このパターンはよくあることです。

そのため、洗い物等は全て持ち帰る必要があります。

リンク : キャンプの面倒な洗い物は、折りたたみバケツで家に持ち帰ろう!

 

トイレはボットン式の和式トイレがついておりますが、少し汚めです。

汚れが激しいというより、どちらかと言うと年季が入っている汚さです。

大平渓谷キャンプ場のトイレ

非常時には躊躇いなく利用させていただきますが、我慢できるうちは我慢する、そんな感じです。

 

とは言え、ドア付きのトイレがついているかどうかで、そのキャンプ場を使用するにあたっての安心感は大きく違います。

贅沢を言えた立場ではないので、トイレが付いているだけでも十分有り難いです。

近くにコンビニ等は全くない

来る途中に道に迷った!ということからも推測できる通り、大平渓谷キャンプ場の近くに買い物ができる場所は全くありません

スーパーマーケットはもちろん、コンビニや商店等も見当たりませんでした。

 

キャンプ場内には水道がないので、食べ物はもちろん、飲料水も全て買っておく必要があります

水は飲むだけでなく、手を洗ったり、口をすすいだりということにも使用するので、多めに買っておくことをおすすめします。

ある程度キャンプ場近くまで進んでしまうと買い出しができないので、早め早めに買っておくようにしましょう。

スポンサーリンク

美しい星空は必見

大平渓谷キャンプ場は熊本県の、さらに山奥にあるため、周囲に明かりはありません。

大平渓谷キャンプ場内にも街灯等はないため、周りに人がいなければ、自分たちのランタンを消せば暗闇です。

大平渓谷キャンプ場の暗さ

そのため、運が良ければ非常に美しい星空が見えます

 

星空は天候や月の明るさによって大きく左右されてしまうので、必ず綺麗な星空が見えるわけではありません。

しかし、雲がなくて、新月であったならば、それは美しい星空が見えます。

こればかりは運ですが、東京でこの条件が揃っても大したことはありません。

 

大平渓谷キャンプ場のような、周囲が暗い場所では、空を見上げれば流れ星が見えます。

ご利用の際はぜひ一度、空を見上げてみてください。

感想、まとめ。人が少ない穴場キャンプ場!

熊本県にある無料キャンプ場、大平渓谷キャンプ場を利用してみました。

関東圏に住んでいる私からすると、なかなか行ける場所ではないですが、近くに住んでいたら頻繁に利用したいと思えるキャンプ場でした。

無料と言うのも魅力ですが、何より、オートキャンプができて利用者が少ないというのも魅力です。

 

キャンプ場までの道の悪さはなかなかなものですが、慣れればどうって事はないと思います。

そもそも地元民しか知らない行き方もあるかもしれませんしね。

 

ただ、もしまた私が九州でキャンプをすることがあったとしても、また利用するかは微妙なところです。

何故なら、折角九州に行くからには、色々なキャンプ場を利用したいからです。

しかし、もし私が九州に住むことがあれば、何度も利用したいと思える、そんな気軽さのあるキャンプ場でした。

// adsense遅延