先日購入したアウトランダーPHEVは純正のナビパッケージでした。
非常にきれいな純正ナビ「MMCS」がついており、テレビやDVDが見られるのですが、残念ながら走行中に再生することはできません。
画像出典 : 三菱自動車
安全上の問題で、ドライバーが映像を見るリスクを考えてのことですが、やはり助手席や後部座席のことを考えると、走行中に移るようにしたい、と言う方も多いと思います。
私はほぼスマホのナビを使ってしまうので、テレビやDVDが見られないとほぼ音楽プレイヤーのようなものになってしまうので、正直勿体ないです。
なお、本題に入る前に、この記事は技術的に見られるようにする方法を紹介するのではなく、オートバックスやジェームス等のカー用品店に頼んで取り付けた経験をただブログに書いているだけのものです。
自分でやるにはどうしたらいいか?何の道具が必要か?という技術的な記事ではありませんので、予めご承知おきください。
アウトランダーPHEVのナビパッケージを購入
以前、アウトランダーPHEVを購入した記事を書きましたが、私が購入したのはナビパッケージでした。
正直、ナビパッケージに拘りがあったわけではありません。
純正ナビでなくても良かったのですが、AC電源必須と考えていたので、その時一番お買い得だと感じたのがたまたまナビパッケージだったからです。
なお、新車の話ではなく、中古の話です。
アウトランダーPHEVはキャンプで使う目的が大きかったので、AC電源は必須だと考えていました。
それ以外はコストと見合いで考えていましたが、私がコスパが良いと感じたのがナビパッケージでした。
なお、アウトランダーPHEVを購入した際の魅力についてはこちらで記事にしていますので、ご参考にしてください。
リンク : キャンプ好きの車にアウトランダーPHEVをおすすめする理由
デリカD:5やエクリプスクロスでも純正ナビはMMCS
私はアウトランダーPHEVを選びましたが、三菱の自動車にはキャンプ好きが魅力と感じる車が多数存在します。
私も最後まで悩んだデリカD:5やエクリプスクロス等、格好いいと思う車はたくさんありました。
画像出典 : 三菱自動車
キャンプ好きなら三菱の自動車に乗っている人も多いのではないでしょうか。
三菱で純正ナビを取り付けた場合、デリカD:5であってもエクリプスクロスであっても、「MMCS」になります。
MMCSはあまり評判が良くないですが、スマホナビと併用する私にとっては、それほど不便に感じたことはありません。
(起動が遅いな、と感じることはたまにありますが。)
テレビキャンセラーを購入して走行中にテレビやDVDを見られるようにする
純正ナビは基本的に、走行中にテレビやDVDの映像が映らないようになっています。
走行中にテレビやDVDを見ながら運転するのは危険ですし、法律で禁止されています。
助手席や後部座席の人だけが見るのは問題ないのですが、目に入る位置にあるナビなので、メーカー純正として安全面に振るのは当然でしょう。
そこで、走行中にも映像を見られるようにするのがキャンセラーです。
自分で取り付ける方もいますが、配線をいじることになるので、自信がない方はあまりおすすめできません。
下手をしてナビ自体が映らなくなった、なんてことになったら目も当てられません。
私もまったくもって自信がなかったので、購入と合わせてカー用品店にお願いすることにしました。
GPSが止まるのでナビと併用はできない
キャンセラーを付ける場合、注意が必要なのが「GPSがバグる」ということです。
キャンセラーの種類にもよるので、走行しながらテレビを見られるものもありますが、少なくともジェームスの店員の話では、MMCSに対応しているキャンセラーではGPSが止まるようです。
仕組みは単純で、ナビ自体に加工を加えるのではなく、ナビに強制的に「動いていない」という信号を送ることにより再生します。
つまり、TVやDVDを再生している間は、GPSは完全に停止し、動きません。
なお、画面半分がTVで画面半分がナビということをできるものもあるようですが、残念ながらMMCSではそれはできないようです。
あくまで運転者ではなく、助手席や後部座席の人が見るためのもの
最後に念押しをしておきますが、あくまでこれはドライバーが運転中にTVやDVDを見るためのものではありません。
助手席や後部座席の人等、ドライバーではない人が見るためのものです。
映像を見ながらの運転は非常に危険で、大きな事故を招くことがあります。
また、画面をずっと見ながら(注視)運転するのは「公安委員会遵守事項違反」に当たる可能性もあります。
カー用品店でもそれを前提で販売・取り付けを行っておりますので、認識を誤らないようご注意ください。
スポンサーリンク三菱純正ナビ「MMCS」に対応するテレビキャンセラーは一種類しかないと言われる
走行中に映像を見るためのキャンセラーにも、いくつか種類があります。
値段によって仕組みや耐久等が異なるようですが、カー用品店のジェームスが言うには、残念ながら三菱の純正ナビであるMMCSに対応するキャンセラーは一社のものしかないようです。
写真のようにボタンを押してオンオフを切り替え、強制的にGPSを止めるものですね。
たとえばトヨタ車のように普及率が高ければ、キャンセラーの需要も高く、競争率が高いため多くの種類が発売されているようです。
トヨタ車はたくさんの種類があり、ユーザーも非常に多いですが、純正ナビは全て共通のものを使っているとのことです。
確かにその台数を考えると、三菱自動車よりもトヨタ車の方が圧倒的に多いので納得はできます。
三菱の場合はそこまで販売台数も多くなく、純正ナビの普及率も高くないため、どうしても種類が少なくなってしまうようです。
選択の余地なしとあれば、仕方ありません。
本体+工賃で約3万円
私が購入したテレビキャンセラーは、本体と工賃込みで約3万円でした。
これは先程からも何度か名前を出している、カー用品店のジェームスで取り付けてもらいました。
ちなみに、ジェームスに行く前にオートバックスに電話し、相場を聞きましたが、キャンセラーは2万5千円~3万円、工賃は8千円と言われました。
一種類しかないはずなのに幅が出るのは謎ですが、仮に対応可能なキャンセラーが複数種類あったとしても、2万5千円~3万円の幅ではジェームスの方が若干安かったので、ジェームスで取り付けてもらうことにしました。
しかし取り付けてもらったものをネットで調べると、凡そ1万円くらいで手に入るようです。
工賃が2万円ということになりますが、少し高い気がします。
しかし、オートバックスでもジェームスでも同じくらいだったので、「カー用品店の相場」がそれくらいなのかもしれません。
しかしそうは言っても、3万円は大きな出費です。
この出費を致し方ないと見るか、そこまでして映像を映す必要はないと考えるかは、個人の価値観によるところです。
スポンサーリンク感想、まとめ。なかなか高額の出費なので三菱車にキャンセラーを取り付ける目安に!
今回は三菱のアウトランダーPHEVにテレビキャンセラーを取り付けた話をしました。
自分たちで色々できれば工賃は必要ないですが、テレビキャンセラー(テレビキット)自体が高額なので、それなりに高額の出費にならざるを得ません。
テレビキャンセラーまで自分たちで作る!ということができれば凄いですが、DIYをする方は良く分かると思いますが、手作りと言ってもタダではありません。
それなりに材料費がかかり、結局既製品を買った方が安い、ということも多々あります。
作ること自体が楽しみなのであればそれは否定しませんが、コストと自分の労働力(時給換算)で考えた時には、なかなか効率的とは言えないことも多いのが実態です。
テレビキャンセラーもその一つで、MMCSにキャンセラーを取り付けたいのであれば、それなりの出費は覚悟するしかありません。
そこまでのコストをかけて、走行中に映像を映したいのか?という点については、自らの価値観で決めると良いでしょう。
※最後に繰り返しになりますが、テレビやDVDを見ながら運転するのは危険なのでやめましょう。