キャンプの時に、意外とあると便利なのがハンガーです。
別になくても、全て帰宅してから洗えば良いのですが、濡れていると物凄く臭くなったりするので、濡れたものはなるべく乾かしてから帰りたいのです。
特に、川やプールがあって水遊びができるキャンプ場に行く場合、ハンガーはより重宝します。
また、個人的な使い方としては、お風呂で使った手拭いは軽く水洗いし、キャンプ場で干して帰ることが多いです。
「温泉付きキャンプ場」が好きで、それが魅力でキャンプ場を決めることが多いので、タオルは頻繁にびしょ濡れになります。
ロゴス(LOGOS)のトレックハンガーのスペック
画像出典 : LOGOS
ロゴスが発売しているトレックハンガーは、コンパクトに折り畳める、まさにキャンプ用のハンガーです。
もちろん、ハンガーがなければタオル等を干すことができない、と言うわけではありません。
私も良く、ランタンスタンドなんかに直接掛けて乾かしています。
しかしハンガーがあった方がよく乾きますし、見た目も落ち着きます。
総重量 | (約)70g |
ポール長さ | (約)46cm |
ポール直径 | (約)2cm |
収納サイズ | (約)25×2×4cm |
素材 | [ポール]アルミ
[ロープ]ポリプロピレン [フック]スチール |
使用サイズとしては、自宅で使っている一般的なハンガーを思い浮かべていただければ問題ないと思います。
そして収納サイズとしては、それを無理やり四つ折りにしたようなイメージを持ってもらえればと思います。
ハンガーは嵩張る上に尖っているため、自宅にあるものをキャンプ場に持っていくのはハードルが高いです。
コンパクトに収納できてこそ、キャンプ道具として活躍するのだと思います。
キャンプでハンガーが必要になるシーン
キャンプ場で洗濯しないから、ハンガーは必要ないかな・・・と思う方もいるかもしれませんが、キャンプにおいてハンガーは意外と役立ちます。
もちろん、シュラフやクッカーと違って、ハンガーはなくてもキャンプはできます。
そのため、ハンガーを買うのは一通りキャンプ道具が揃ってからで良いと思います。
が、あったら便利、というシーンは度々出てきます。
連泊の場合
当然ですが、連泊する場合は汚れた衣類などが増えるため、ハンガーは便利です。
連泊の場合、汗だくになったTシャツも、家に帰るまで洗えません。
二泊であればまだ何とかなるかもしれませんが、キャンプ沼に嵌ると、三泊以上の連泊もするようになります。
(二泊でも十分臭いですが・・・)
軽く水洗いして乾燥させておくだけで、カビが生えることもありませんし、後々の処理も楽です。
水遊び等で水着を使った場合
一泊のキャンプであっても、水遊びをした場合は、ハンガーがあると便利です。
濡れたままビニール袋に入れて持ち帰っても良いのですが、やはりどうしても臭くなります。
家で洗えば匂いも取れますし、問題ありませんが、折角外が良い天気なのに、乾かさないのは勿体ない気分になります。
そんな気持ちになって、ガイロープや車のボンネットで干す、ということを、私もよくやります。
トレックハンガーがあれば効率よく、また、生活感を出しすぎずに乾かすことができます。
お風呂・シャワーの後にタオルを干す場合
個人的に最もよく乾かすのが、お風呂用タオルです。
キャンプ場にお風呂がついている場合、キャンプ場でお風呂に入り、そして帰り道でもお風呂に入ります。
タオルを複数持っていき、使う度に袋に入れて持ち帰る、と言うことでも問題ありません。
しかし家での洗濯物も増えますので、極力同じタオルを使いたいところです。
「汚い」と思うかは人それぞれですが、水洗いして乾かせば、私は全く気になりません。
そのため、天気が良い日はハンガーを使って手拭いを乾かし、帰りの手拭いも同じものを使います。
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キャンプ用ハンガーと普通のハンガーの違いは、やはり収納性ではないでしょうか。
キャンプをはじめ、アウトドア全般に言えることですが、軽量・コンパクトは製品の重要なスペックです。
▲ポールを引っ張れば、四分割できる。
ハンガー一つ取っても、普通のハンガーのように折り畳めず、尖った部分が他のギアを傷つけるような構造では、アウトドア用ギアには不向きです。
(道具の話であって、普通のハンガーを工夫をして使っている方を否定するわけではありません)
トレックハンガーはコンパクトに折り畳むことができるため、バッグの中に放り込んでおいても、さほど邪魔になりません。
四次元ポケットのようなギアボックスからサッと出して、手際良く組み立て便利に使う。
「道具を使う楽しみ」も、キャンプの醍醐味の一つだと思います。
ロープ位置を動かせば、リュックや靴も干せる
普通のハンガーとの違いは、収納性能だけではありません。
トレックハンガーは、ハンガーの縁の部分(ロープ部分)が可動式になっており、普通のハンガーでは干しにくい形状のものも干すことができます。
リュックや靴等がその代表例だと思います。
靴のように、片一方が塞がっているものは、こう言った形状でなくては干せません。
意外とこのような構造のものは多く、例えば軍手等の手袋や収納袋等も干すことができます。
普段家では水洗いしないキャンプ関連用品も、水洗いして干すだけで気分もリフレッシュされるかもしれません。
スポンサーリンクランタンがかかればどこでも設置可能
キャンプにおいて、ハンガーを干す場所は必ずと言って良いほどあります。
なぜなら、ランタンが掛けられる場所には必ずハンガーも掛けられるからです。
ランタンスタンドを持っている方はもちろん、テントやタープにもランタンをかける場所があることがあります。
あとはランタンハンガーがあれば、ポールに引っかかることも可能です。
最近はポールを使わないテントやタープも増えてきましたが、それでも大半のテントやタープにはポールが使われていると思います。
「ハンガーを干す場所が一切ない」と言う方も中にはいるかもしれませんが、ほとんどのキャンパーさんは、何かしら掛ける場所があると思います。
感想、まとめ。トレックハンガーでキャンプの洗濯物を乾かそう!
キャンプでハンガー、と聞くと、どうしても連泊者用のギアに聞こえるかもしれません。
確かに、連泊する時にはより活躍の場が増えるギアであることは間違いありません。
しかし連泊しない場合でも、意外と活躍の場が多いのがトレックハンガーです。
全く使わない日もありますが、ふと「あっ、トレックハンガーがある!」と思い出す、そんなギアです。
私はお風呂やシャワーがあるキャンプ場では、複数回利用することもあるので、「手拭い干し」としての用途だけで使用頻度は十分です。
人によって使う人使わない人がいると思いますが、嵩張らないため、とりあえず一つ持っておくと便利、というギアではないでしょうか。