千葉県佐倉市にあるキャンプ場、印旛沼サンセットヒルズに行ってきました。
「沼」と聞くとあまり綺麗ではないイメージがあるかもしれませんが、少なくとも遠目に見ているだけでは、湖と変わりなく綺麗です。
しかし実際に印旛沼に入ったことはないので分かりませんが、カミツキガメが多く生息する、という話は聞いたことがあります。
あんまり近くに寄って遊ぶものではないかもしれませんね。笑
遠目に見ている分には汚さは全く感じなかったので、キャンプ場から眺めるくらいが丁度良いのかもしれません。
印旛沼サンセットヒルズの営業情報
まずは印旛沼サンセットヒルズの基本情報からご紹介していきます。
千葉県なので東京近郊からも行きやすい距離ではないでしょうか。
住所 | 千葉県佐倉市飯野町27 |
チェックイン | 11:00〜 |
チェックアウト | 〜10:30 |
利用料 | 区画サイト4,180円 |
お風呂 | コインシャワーのみ(10分100円) |
サイト状況 | 芝。ペグダウン◎。 |
その他 | ゴミは分別して排出可。 |
印旛沼サンセットヒルズには売店もありますが、品揃えは可もなく不可もなく、と言ったところです。
基本的な消耗品は買えそうですが、それほど種類や量は多くないので、忘れ物をした場合は念のため道中で買って行った方が無難だと思います。
なお、予約は電話のみで、なっぷ等は対応していませんのでご注意ください。
予約方法や注意点は下記公式サイトをご覧ください。
外部リンク : 印旛沼サンセットヒルズ
※営業情報は予告なく変更されている場合がありますので、必ず行く前に公式ホームページをご確認ください。
印旛沼が一望できる展望デッキもある
印旛沼サンセットヒルズの一番の特徴は、キャンプ場から見える印旛沼の景色です。
海が見えるキャンプ場、川が見えるキャンプ場、色々行きましたが、「沼が見えるキャンプ場」というのは初めてです。
私もよく知らなかったのですが、湖と沼の明確な違いはないみたいですね。
なんとなく言葉のイメージとして、沼は湖よりも濁っている感じがします。
「湖で釣り」だとニジマスか何かが辛そうですが、「沼で釣り」だとゲテモノ感があります。
印旛沼サンセットヒルズには展望デッキがあり、そんな沼を一望できます。
▲印旛沼サンセットヒルズの展望デッキ。沼を一望できる。
展望デッキにはテーブルやベンチが用意されており、一休みしながら絶景を楽しむことができます。
区画サイトからは印旛沼は見えない
印旛沼サンセットヒルズは高台に位置しているため、夕焼けに映える印旛沼を見ることができますが、残念ながら区画サイトからは見ることはできません。
私が見た限り、フリーサイトからは見ることができそうでしたが、そこはバーベキューエリアとして使用されていました。
バーベキューがシーズンオフになったらキャンプ場になる、という可能性もありますが、夏期間はバーベキューエリアとして開放されているようです。
▲利用したのは沼から最も遠い区画。民家が見える。
区画サイトは印旛沼が見える場所とは少し離れており、印旛沼を見ながら焚き火を・・・ということはできません。
とは言え、少し歩けば展望デッキがあるので、十分景色を楽しむことができるので、どのサイトでも印旛沼を堪能することは可能です。
スポンサーリンク低価格でデイキャンも可能!
印旛沼サンセットヒルズは、キャンプの他にバーベキューにも力を入れています。
レンタル道具も充実しているため、一泊しなくても手軽に楽しむことができる場所となっています。
また、デイキャンプは11:00〜18:00まで楽しむことができ、一区画たったの2,090円しかかかりません。
他に入場料等もかからないので、4人で使えば一人たったの500円程度で済みます。
18:00までだと焚き火や夕飯は楽しめませんが、1日だけ空いた場合等、手軽にデイキャンプを楽しむことができます。
予約は電話のみですが、なっぷに掲載していないためか、比較的空いているイメージです。
土日でも前日予約で十分空きがあったので、臨機応変に日程調整できるのも魅力です。
お肉もお任せの「手ぶらセット」も
更に印旛沼サンセットヒルズには、手ぶらでバーベキューを楽しむ「手ぶらセット」というものも用意されています。
その名の通り、道具はもちろん、お肉の手配までしてくれるプランです。
人数によって値段は変わりますが、一人当たり2,000円台で利用できることが多いです。
(人数によって2,000円〜3,000円の間になる)
お皿や箸、調味料等の消耗品も全て含めてこの価格なので、片付けの手間を考えると、利用する価値は十分にあると思います。
ただし、手ぶらセットには飲み物が付いていないので、お酒を飲みたい場合は予め買っておくことが必要です。
売店でも売っているので「手ぶら」で行っても良いですが、クーラーボックスを持っていくとより快適に楽しむことができます。
なお、お肉まで含めた手ぶらセットを予約する場合は、ある程度時間に余裕をもって予約しましょう。
私は前日突然電話したので、さすがに用意できませんでした。
(そりゃそうですよね。)
公共交通機関でのアクセスも可能
印旛沼サンセットヒルズは、近くまでバスが通っています。
大型のバスではなく、エリアを周回するコミュニティバスですが、印旛沼サンセットヒルズの目の前まで案内してくれます。
▲印旛沼サンセットヒルズの入り口兼駐車場。
JRの佐倉駅からバスを二本乗り継ぐ形になりますが、車を使わずに行けるのはメリットです。
手ぶらセットであれば何の準備も要らないので、電車とバスで手ぶらで行き、お酒とバーベキューを楽しんで帰る、ということも可能です。
一人だけ遅れて合流する場合なんかも、公共交通機関だけで来ることができます。
道が分かりにくいので注意
印旛沼サンセットヒルズは、行くまでの道が非常に分かりにくいので注意が必要です。
Google mapの案内で行くと、とんでもない細道を通されます。
車のすれ違いは不可能なので、対向車が来た場合は少しバックして避けるしかありません。
私もGoogle mapで行ったので、そんな細道を無理矢理抜けてキャンプ場まで行きました。
しかしいざキャンプ場に行くと、近くにバス停もあり、教習所の車まで走っていました。
細道以外にもちゃんと安全に来るルートはあるようです。
もし印旛沼サンセットヒルズまでの道のりで「本当にこのルートか?」と思う場面があったら、一度停車してルートを確認することをおすすめします。
スポンサーリンク感想、まとめ。珍しい景色が眺められるキャンプ場
印旛沼サンセットヒルズは、全国でも珍しい「沼が見れるキャンプ場」です。
印旛沼と美しい夕焼けのコラボレーションは必見です。
キャンプ場利用料も平均よりやや安く、東京近郊からのアクセスも良好であるため、ちょっとした土日等に利用するのに適しています。
海や湖、そして沼もそうですが、水辺は街の光が一切ないため、夜中はブラックホールのような暗闇になります。
その周辺に立つ民宿や道の駅、走る車等が照らす光が、ぼんやりと輪郭を映し出します。
私はそうした景色を見るのが好きなので、水辺が見えるキャンプ場、というのは好きな種類のキャンプ場です。
次のキャンプ地に、印旛沼サンセットヒルズを検討してみてはいかがでしょうか。