天然温泉に入れる気持ち良いキャンプ場、日光・まなかの森 キャンプ&リゾートに行ってきました。
自然溢れるキャンプ場で、リフレッシュすることができます。
東京都心からも適度な距離なので、「都会の喧騒を忘れて・・・」という休日にぴったりです。
実際に一泊キャンプをしてきたので、良い点と悪い点について感想を書いていきたいと思います。
日光・まなかの森 キャンプ&リゾートの営業情報
感想に入る前に、まずは基本的な営業情報をご紹介します。
「日光」という名前からも分かる通り、日光・まなかの森キャンプ場は、栃木県日光市にあるキャンプ場です。
世界遺産の東照宮からもそう遠くない場所なので、帰りに観光をして帰るのも良いでしょう。
住所 | 栃木県日光市瀬尾2620 |
チェックイン | 12:00〜 |
チェックアウト | 〜10:00 |
利用料金 | テント一張り : 2,000円
タープ一張り : 2,000円 入場料 : 大人1,500円、子供1,000円(3歳以下無料)、ペット1,000円 |
サイト | 土サイト |
風呂・シャワー | 天然温泉(宿泊者は利用料無料) |
ゴミ | 基本持ち帰り(一袋500円で処理可) |
釣り堀 | ・竿:150円(1本) ・エサ:200円 ・魚のワタ取り:50円 ・イワナ、ヤマメ:500円(1匹) ・マス:400円(1匹) ・焼き代:200円(1尾) |
日光まなかの森キャンプ場は、ただキャンプをするだけでなく、温泉や魚釣りが楽しむことができます。
キャンプをするだけでも楽しめますが、1日を通してゆったり楽しめるキャンプ場です。
釣り堀というとファミキャンやグルキャンに向いていますが、温泉はソロでも満喫できます。
釣りをしなくても何ら問題はないので、ソロキャンプも楽しめるキャンプ場だと思います。
(ただしファミリー多めです。)
※営業情報は変更されている場合がありますので、行く前に必ず公式サイトをご確認ください。
天然温泉が気持ち良い!
日光・まなかの森キャンプ場の最大の特徴と言えば、天然温泉です。
私が行った時はコロナ対策で内湯はやっておらず、露天風呂だけの営業でした。
しかしその露天風呂がとても気持ち良く、大変満足でした。
画像出典 : 日光・まなかの森 キャンプ&リゾート
露天風呂は洗い場こそ少ないものの、お風呂自体はそこそこ広く、快適に入浴できます。
泉質はぬるぬるとしていて、肌に良さそうな印象を受けました。
細かい成分に関する知識はないので割愛しますが、血行も良くなり、ポカポカが続いて気持ちよかったです。
スポンサーリンク釣り堀で魚釣りが楽しめる
日光・まなかの森キャンプ場には釣り堀があるのですが、ここは大変賑わっていました。
釣り堀と言っても入れ食い状態なので、釣り人が楽しむようなものではありません。
子供や友人と一緒に、ワイワイ楽しむことが前提です。
▲釣り堀の様子。紅葉が綺麗。
そのため、簡単に釣れるようになっていますが、釣った魚は買い取りになっています。
釣ったら釣った分お金がかかるので、入れ食い状態だからと言って釣りまくるのは禁物です。
(キャッチアンドリリースは禁止されています。)
要するに、釣りは遊びであり、普通に川魚を購入するよりも楽しむことができる、程度に考えると良いでしょう。
それでも、家族や友人と楽しい思い出が作れれば、それだけで十分です。
「4m以下のテント限定」のサイトでも、それほど狭くない
日光・まなかの森キャンプ場には、「4m以下のテント限定」のサイトと、「4m以上のテントも可」というサイトがあります。
私が予約したのは「4m以下のテント限定」のサイトでしたが、私は一辺3mある、コールマン(Coleman)のタフワイドドームを設営予定だったので、ギリギリなのではないかと心配していました。
参考記事 : ファミリーキャンプにおすすめのテント!コールマンのタフワイドドームの感想
4m以上のテントのサイトは既に埋まっていたので、「タープは張るスペースないかも」と考えていましたが、実際は十分に広かったです。
3mのドーム型テントの横に、ワンボックスカーと変わらないサイズのアウトランダーPHEVを停めても、問題ない広さのサイトでした。
アウトランダーPHEVで電源を取ってキャンプしたかったので、車の横にテントを張りたかったのですが、「4m以下のテント」と書いてあったので、半分諦めていました。
参考記事 : キャンプ好きの車にアウトランダーPHEVをおすすめする理由
しかし実際は「4m以下のテントであれば快適にキャンプができる」大きさのサイトでした。
おそらく、車の停め方を工夫すれば、4mを超えるテントでも設営可能だと思います。
(キャンプ場のルール的にNGですが)
スポンサーリンク夜間の見回りはなし
温泉も気持ち良く、値段も高すぎないと言うことで、とても良いキャンプ場でしたが、一点、残念なことがありました。
それは、夜間の見回りはなく、緊急連絡先等もなかったことです。
そのため、夜間騒ぐ人がいても、自分で対処するしかありません。
注意できそうなタイプの人であれば良いですが、チンピラのようなグループだった場合、そうもいかないですよね。
私の隣接するサイトは東南アジア系の外国人三家族くらいのグループでしたが、昼間から音楽をガンガンかけ、重低音が響き渡っていたため、管理人に注意していただきました。
管理人の対応は爽やかで、すぐに注意に来てくれました。
しかし音楽は消えていたものの、23時を過ぎても子供6人くらいが叫ぶわ走り回るわの大騒ぎ。
あまりにうるさいので、注意しに行き、静かにしてもらいました。
外国人の方は「スミマセンデシタネ」という感じで、トラブルにならなかったので、その時は良かったです。
そもそも消灯時間や音響機器の案内はなかった
しかしよくよく考えてみると、キャンプ場側から「大きなボリュームで音楽を流してはいけない」とか「消灯時間は22時です、それ以降は静かにしましょう」とか、そう言った案内はありませんでした。
後々、チェックイン時の案内を再確認してみても、消灯時間が何時なのか、記載が見つけられませんでした。
マナーの問題ではありますが、キャンプ場としては消灯時間や音楽について、そこまで厳しく規制をするつもりはないのだと思います。
これはあまり厳しいことを言われたくない人には良いですが、私にとっては少し残念なポイントでした。
我慢するのも嫌ですし、トラブルにでもなろうものなら、キャンプの思い出自体が台無しになってしまいます。
見回り等が厳しくないキャンプ場は、近隣のキャンパーがどのようなタイプかによって、評価が大きく割れてしまうと思います。
感想、まとめ。キャンプと温泉を楽しみたい方に!
最後に悪い点を書いてしまいましたが、総合的には良いキャンプ場だと思います。
私の近くがたまたま騒がしかっただけで、それさえ無ければ、自然も豊富で大満足なキャンプ場でした。
特に温泉は気持ち良く、別料金がかかってもおかしくないクオリティです。
従業員の方も愛想良く、設備も綺麗で、不快な印象は全くありませんでした。
消灯時間が曖昧だったり、夜間の連絡先がないのは不安な点ですが、それを差し置いても、また利用しようと思えるキャンプ場でした。
本当にどうしようもなくマナーの悪い集団の隣だったら、そんな事も言えなくなるかもしれませんが、全体的にファミリー層が多く、話せば分かる人が多い印象でした。
(秋の終わりに行ったからかもしれませんが・・・)
またタイミング良く予約が取れれば、温泉とキャンプを楽しみに行こうかと思います。