様々な高機能ライトで有名なOLIGHT(オーライト)から、新作「Arkfeld」が登場しました。
OLIGHTのギアはスタイリッシュで格好良いものが多いですが、Arkfeldも例に漏れず、格好良く、キャンプのシーンによく合うギアとなっています。
Arkfeldはランタンではなくハンディライトになるので、キャンプでサッと取り出して使うようなライトを探している方におすすめのライトです。
早速手に入れたので、レビューしていこうと思います。
OLIGHT(オーライト) Arkfeldのスペック
まずはArkfeldのスペックをご紹介します。
サイズのイメージは、ちょうどAmazon fire TVスティックのような、小型リモコンくらいの大きさです。
持っている人であれば、何となくイメージしていただけるかと思います。
▲真ん中にあるボタンが点灯スイッチ。直感的に分かりやすいスイッチで使いやすい。
サイズ | 110mm × 25mm × 15mm |
重さ | 87g |
明るさ | 最大1,000ルーメン |
照射距離 | 最大101m |
耐衝撃 | 1m(から落下程度) |
防水性能 | IPX7 |
本体重量は87gですが、これにはバッテリーを含んでおり、軽すぎず重すぎず、ちょうどいい重さです。
軽すぎるとチープ感がでてしまいますが、重すぎると持ち運びに影響が出るので、どちらにも極端に振れるのは良くないです。
公式サイトには動画等も含めて紹介があるので、気になる方は探してみてください。
↓公式サイト内で「Arkfeld」と検索
1,000ルーメンの高出力!
Arkfeldは多段階に明るさ調整が可能ですが、最大出力を出すにはターボモードを使います。
▲写真左側がライト。このサイズで1,000ルーメンの出力は驚きだ。ちなみに右側はレーザーポインター(解説は後ほど)。
ターボという名前から想像できる通り、長時間に渡って使用するモードではありません。
バッテリーの消費も激しいので普段はハイモードで使用し、ここぞという時にターボモードを使用する、という使い方が良いでしょう。
1,000ルーメンという明るさはキャンプ・アウトドア用のライトの中でも大きく、夜道を照らすのに最適です。
一人であればターボモードまでは必要ないかもしれませんが、複数人でトイレに行くような場合でも、ターボモードの明るさがあれば快適です。
オーライトギアではお馴染み、マグネットがキャンプで便利
OLIGHTから発売されているギアの多くは、背面がマグネットになっています。
これはOLIGHTの充電ケーブルがマグネットでくっつけるタイプになっているから、という理由もありますが、このマグネットは充電以外でも使うことができます。
▲Arkfeldをマグネットでくっ付けた様子。様々なキャンプギアにくっつくため、便利。
そしてキャンプにおいては、このマグネット機能が非常に便利です。
キャンプにはテーブルやチェア、テント・タープのポール等、様々な金属製のギアがあります。
そういった金属製のギアにマグネットでくっつける事により、場所を選ばず、ピンポイントで照らすことができます。
ただし、金属製であれば必ず磁石がくっつく、というわけではないので、事前にお持ちのギアを調べておくことをおすすめします。
スポンサーリンクレーザーポインターで夜を楽しく
Arkfeldには「レーザー」モード、つまりレーザーポインターの機能が備わっています。
レーザーポインターは遥か遠方を照らす強い光で、遠方の場所などを指すのに適しています。
▲スイッチを左にするとレーザーポインター、右にするとライトモード。なお、スイッチしたの緑の点灯はバッテリー残量を表示中。
普通にキャンプをしているだけでは使う機会はないですが、星空観察等でおよその方向を示すために使ったり、夜に自然観察をしたりする時に役立ちます。
Arkfeldの出力でどうかは分かりませんが、自分がハワイで天体観測をした時は、ガイドさんがレーザーポインターを使って星の位置を解説してくれていたのを覚えています。
▲Arkfeldのレーザーポインターは緑色。まるでライトが埋め込まれているようで、写真でも光の強さが窺える。
ただし、レーザーポインターは非常に強い光なので、絶対に肉眼で見てはいけません。
視力の低下だけでなく、失明の恐れもあります。
また、人に向けてはいけないのは当然のこと、万に一つも他人に当たらないよう、人のいるキャンプ場内では使わないようにしましょう。
あくまで人のいないところで自然観察をする時など、しっかりと用途を弁える必要があるので、大人向けのギアと言えるでしょう。
ストロボモードつき!でもキャンプではおまけ?
もう一つ、Arkfeldは高速でライトが点滅する「ストロボモード」も搭載しています。
強い光で高速点滅するので、初めて使った時はびっくりしました。
非常に強いパワーですが、今のところ、キャンプにおいてこの機能を使うことはないと思います。
というよりも、この周囲のキャンパーさんの迷惑になるので、無闇に使わないようにしましょう。
人がいないところであれば使っても問題ないかもしれませんが、それをしてどうするのかと聞かれると、あまり用途が思いつきません。
スポンサーリンクタイマーで自動消灯が可能
Arkfeldには二種類のタイマーがついており、自動で電源を切ることができます。
タイマーは3分のショートタイマーと9分のロングタイマーの二つで、用途に応じて切り替えることができます。
Arkfeldにはマグネットやフックがあるのでテント内のライトとして使うこともありますが、そんな時にはこのタイマー機能は便利です。
設置したライトやランタンでテント内全体を照らす場合、ライトは高い位置に設置しなければいけません。
そのため、いざ寝る時に消そうとすると、シュラフから出て起き上がって、消灯する必要があります。
▲背面にはフックがついているので、ランタンを吊るすような場所があれば、ここに引っ掛けて使える。
寝ようとしている時に起き上がるのはなかなか面倒で、特に暖かいシュラフから出たくなくなる冬キャンプ等では、より一層手間です。
そんな時にArkfeldのようにタイマー機能があれば、時間が来たら勝手に消えてくれるので便利です。
登山や自転車、釣り等、様々なアウトドアで活躍
このブログはキャンプブログなので、キャンプにフォーカスを当てた解説をしてきましたが、Arkfeldは様々なアウトドアで活躍するライトだと感じました。
まず、ポケットに入る小型サイズでありながら、1,000ルーメンの高い出力のライトを備えています。
▲明るさは自在に調整できるので、シーンに合わせて多様な使い方ができる。
また、夜釣りなどでは、レーザーポインターが活躍することも多いでしょう。
他にもストロボ発光も、夜間に自転車を乗るような時には役立つのかもしれません。
キャンプ以外のアウトドアについては想像で書いていますが、この小ささでこの機能性、ということであれば、多くのアウトドアシーンで活躍してくれることでしょう。
感想、まとめ。胸ポケットやベルトポーチ等からサッと出すと格好いい
今回は世界的なライトメーカー、OLIGHT(オーライト)の新作ギア、Arkfeldをご紹介しました。
オーライトのギアはどれもデザインが秀逸で、使いこなすととても格好いいです。
例えば、Arkfeldを胸ポケットに刺していて、夜に移動する時にサッと取り出したら、「おっ」となります。
▲オーライトのギアは外箱から格好いい。洗練された箱を開封する瞬間は特に高まる。
焚き火をしていてトイレに行く、というのはキャンプをする度に起こるイベントだと思うので、Arkfeldのような小型ライトが活躍する機会も多いと思います。
Arkfeldのような小型ライトを一つ携帯しておけば、キャンプの夜が更に好きになること間違いなしでしょう。
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