LOGOS(ロゴス)から新しく発売されたヘッドバンドライトは、これまでありそうでなかった、キャンプのためのヘッドライトです。
ロゴスが理念に掲げるような、フィールドキャンプに適したスペックになっています。
これまでのライトに不満がある方は、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。
LOGOS(ロゴス) ヘッドバンドライトのスペック
まずはヘッドバンドライトの製品情報からご紹介していきます。
ヘッドライトではなくヘッド「バンド」ライトとしているのは、バンドのように巻くイメージだからでしょう。
一般的なヘッドライトよりも細く、「バンド」というイメージがあります。
【スペック】
サイズ(頭周り) | (約)46~65cm |
総重量 | (約)80g |
明るさ | [LED 球値](約)303ルーメン、[ロゴス基準値](約)142ルーメン |
点灯モード | [メインライト]強/弱/フラッシュ(白色)、[サブライト]強/弱/フラッシュ(白色) |
連続点灯時間 | [メインライト](約)強/3時間、(約)弱/10.5時間、[サブライト](約)強/16.5時間、(約)弱/22.5時間 |
ケーブル種類 | USB(TYPE-C) |
充電時間 | (約)3.5時間 |
主素材 | 主素材:シリコン、ポリエステル |
その他 | バッテリータイプ(電池不要) |
スペックを見て分かるとおり、メインライトとサブライトがあります。
これについては後ほど詳しく解説しますが、用途に応じて切り替えられる2種類のライトがある点を押さえておいてください。
▲メインライトとサブライト、それぞれで強弱の切り替えが可能。
ありそうでなかった「キャンプ用のヘッドライト」
キャンプ用のヘッドライトというジャンルは、これまであまり見たことがありませんでした。
ヘッドライトと言うと、登山を中心とした夜間アクティビティ全般のものでした。
もちろん、そのアクティビティにはキャンプも含まれているのですが、ヘッドバンドライトはよりキャンプを意識した仕様となっています。
キャンプであれば便利だけど、登山であればそこまで使わない、という機能もあります。
意外とキャンプメーカーが工夫を凝らして作られたヘッドライト、というのは少なかったんですね。
ライトと一体となったシリコンバンド
ヘッドバンドライトはバンドそのものにライトが埋め込まれており、取り外すことはできません。
取り外して使うシーンはそれほど多くないので、これによって特段不便を感じることはないと思います。
▲ライトがシリコンバンドと一体化しているため、ライトを取り外すことはできない。
バンドを個別に洗いたいというニーズはあるかもしれませんが、ヘッドバンドライトはシリコン製なので、布製と比べて汗や汚れが染み付くことはありません。
シリコンの方が汚れに強く洗うのも簡単なので、アウトドアで使うことを考えると、手入れの手間においてはシリコンの方が上です。
着け心地は布の方が良いかもしれませんが、登山や自転車等と異なり、キャンプではそれほど長時間装着しないので、着け心地はそこまで気にしなくて良いでしょう。
この点も、キャンプ向けのヘッドライトと言えます。
スポンサーリンクワイド照射とスポット照射を切り替え可能
LOGOSのヘッドバンドライトは、周辺全体を明るくするワイド照射と夜道を照らすようなスポット照射を切り替えて使用可能です。
▲用途に合わせてメインライトによるワイド照射と、サブライトによるスポット照射を切り替えることができる。
一般的なヘッドライトは歩く先を照らすために使うので、ワイド照射機能はありません。
基本的にスポット照射だけで足りるので、わざわざコストをかけてワイド照射機能を追加することはありません。
しかしキャンプの場合、逆に歩くのはトイレやお風呂くらいのもので、料理をする時や焚き火の準備をする時など、その場で周辺だけ明るくしたい時も多々あります。
ワイド照射機能のあるヘッドライトは、よりキャンプに適したヘッドライトと言えるでしょう。
点灯モードを触れずに簡単に切り替え
そしてこのワイド照射、スポット照射は、センサーによって触れずに切り替えることができます。
ボタンで切り替えるのが一般的ですが、触れずに切り替えられるので、より感覚的に手早く切り替えることができます。
▲センサーが付いているため、サブライトの横に手をかざすだけで切り替えができる。
夜道を照らすだけであれば、そう頻繁にモードを切り替えることはないですが、キャンプで使う時は何か作業をしていることも多いので、簡単に切り替えられるのはメリットです。
特に料理をしている場合、片手に包丁を持っていてボタンを押せないこともあります。
センサー式であれば手で包丁を持っていても、食材でベタベタに汚れていても、明るさを切り替えることができます。
スポンサーリンク感想、まとめ。キャンプにはキャンプ用のヘッドライト!
アウトドア用品店に行くとヘッドライトがたくさん並んでいますが、どれも歩行時を想定したものです。
どちらかと言うと登山や釣りなどのコーナーに設置してあり、キャンプコーナーには流用的に置かれているだけです。
しかしLOGOSのヘッドバンドライトは、キャンプメーカーがキャンプで使うことを想定して、工夫を凝らしたライトです。
キャンプにはキャンプで使うために作られたライトの方が、快適なキャンプに貢献してくれます。
こう書いていて、釣りにも活躍しそうなライトだな、と思いました。
私はあまり釣りはしないので、夜釣りに役立つかどうかはよく分かりませんが、釣り人の皆様どうでしょうか。
近年、ランタンは目を見張る進化を遂げていますが、ヘッドライトは意外とまだまだ進化の余地があるのかもしれません。