SOTOのライター、スライドガストーチは高火力で便利!【ブログ】

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バーベキュー、花火、焚火、etc…

キャンプで火を使うシーンはよくありますが、何で着火していますか?

高火力のトーチバーナーで一気に着火する人もいれば、マッチを使う人もいると思います。

そんな中、巷で人気なのが、SOTOのスライドガストーチです。

ターボ式のスライドガストーチ

小さく持ち運びが簡単で、ガスの補充も楽なので、非常に使い勝手が良いです。

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スライドガストーチ(ST-480、ST-407LV)の製品情報

SOTOのスライドガストーチには二種類あります。

簡単に分けると、ターボ式のST-480と、通常タイプのST-407LVです。

正確に言うと、ST-407LVは「スライドガスマッチ」という名称です。

まずはST-480のスペックのスペックをご紹介します。

  • 寸法 : 幅35×奥行18×高さ110~185mm
  • 重量 : 55g
  • 火口径 : 直径14mm
  • 炎温度 : 1,300℃
  • 炎サイズ : 直径3×15mm
  • 炎形状 : 極細集中炎
  • 使用燃料 : 経済的なカセットガス、ライター用ガス
  • 燃焼時間 : 約15分
  • 連続使用時間 : 1分以内

使用時と格納時で長さが違うのが特徴ですね。

格納時はこのように手のひらサイズになります。

スライドガストーチの収納時

使用時はこのように着火口が長く伸びるので、細かいところへの点火もできます。

また、普通のライターでは温度が高くなるような時も、スライドガストーチなら問題なく着火できます。

スライドガストーチを伸ばした時

ST-480とあまり変わりませんが、ST-407LV(スライドガスマッチ)のスペックもご紹介します。

  • 寸法 : 幅35X奥行18X高さ100〜165mm
  • 重量 : 40g
  • 火口径 : Φ14mm
  • 使用時間 : 約15分
  • 連続使用時間 : 20秒以内
  • 使用燃料 : 経済的なカセットガス、ライター用ガス

若干ですが、長さが短いんですね。

連続使用時間がスライドガストーチの1/3なので、焚火等への着火を想定するのであれば、ターボ式のST-480の方が良いです。

ターボタイプと通常タイプがあるので、間違えないように購入しよう!

スライドガストーチには、炎がターボタイプのST-480と、通常タイプのST-407LV(スライドガスマッチ)があることは先程ご紹介しました。

では、どちらを選んだらよいのでしょうか。

目的に合わせて、と言ったらそれまでなのですが、一般的に焚火やグリル等への着火を目的とする場合はターボタイプを選べば問題ありません。

世間的にも高火力が出るターボ式が人気で、私もターボ式を購入しました。

しかし、これが失敗でした。

通常タイプを購入した方が良い状況と言うのは、大きく次の2つです。

  • 大きな火力は求めておらず、とりあえず火が付けば良い(本体価格、燃費共にターボ式の方がコスト増)
  • 炎を上向きに出したい

私がターボ式で失敗した理由はこの2つ目でした。

私はストームクッカーとノクターンへの着火をメインに使用したいと思っていたのですが、ノクターンは写真の着火口の先端に火が届かなければ点火できません。

ノクターンの着火口

画像出典 : snowpeak

ターボ式では火は真っ直ぐに伸びてしまうため、どんなに角度を急にしても、ノクターンの着火口には届きませんでした。

上からの点火も試みましたが、上から着火すると酸素が不足して火がつきませんでした。

このように、炎を上向きに出さなければ点火できないギアもありますので、用途をよく確認して買うようにしましょう。

 

なお、これが通常タイプのスライドガスマッチです。

デザインはほぼターボ式と一緒です。

続いて、こちらがターボ式です。

黒色が特徴で、写真等でよく見るのはこれですね。

ターボ式はSOTOならではの高出力・高スペックで、とても人気があります。

なお、カラー違い等も発売されていますので、外見だけで見分けるのはかなり難しいです。

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CB缶(カセット缶)からガス補充も可能!

スライドガストーチはCB缶から簡単にガスを補充することができます。

これがスライドガストーチの人気の秘訣の一つです。

CB缶一本でかなりの回数補充できますので、非常にコスパが良い商品です。

補充の方法も簡単で、本体下部のガス注入口にCB缶を挿すだけです。

ガスがなくなったらその場で補充することができますし、CB缶であれば多くの家庭で数本備えがあると思います。

スライドガストーチのガスの補充方法

画像出典 : SOTO

なお、中にガスが残っていると補充できない場合がありますので、必ず全てガスを使い切ってから補充するようにしましょう。

こういった詰め替えののうなものはSOTO純正のCB缶に限定されるのが定石ですが、スライドガストーチについては特にSOTO純正じゃなくても良いようです。

ただ、これはガスを全て使い切ることを前提としているので、途中で継ぎ足した場合は別です。

CB缶もメーカーによって成分が異なりますので、継ぎ足した場合は中で成分が混ざることになります。

現在の日本の大手メーカーはほぼ同じような成分なので、混ざっても問題ないかもしれませんが、将来的にどのような成分のCB缶が登場するか分かりません。

(海外製品等は、現状でも混ぜてはいけない成分のものがあるかもしれません。)

ガスを補充する時は使い切ってから、ということを意識して、安全に使うようにしましょう。

まとめ。スライドガストーチは場面を選ばず、長く使える優秀なギア

SOTOのスライドガストーチは、キャンプだけでなくタバコや蚊取り線香等、日常生活の中でも役に立ちます

火力も高く、ガスの補充もできるので一つ買っておけば長く使えると思います。

キャンプにあまり行かない人でも、家の引き出し等に仕舞っておくと何かと便利です。

ロックをかけられるので引っかかって着火する心配もありません。

また、近年のライターは共通して同じですが、子供が簡単に使えないように硬くなっていますので、その点はご安心ください。

なお、家で使う場合もターボ式のST-480の方がおすすめです。

ST-407LV(スライドガスマッチ)の方が若干値段が安いという利点がありますが、大きな差はありません。

長く使えるものなので、キャンプ兼普段使いに、一つ購入を検討してみてはいかがでしょうか。

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