子供が産まれて家族が増えたため、今まで使っていた二人用のマットは母子に譲り、新しくシングル用のマットを買うことにしました。
今までキャンプ用マットはインフレーターマットを使用していましたが、今回は空気が入らないタイプのマットにしました。
インフレーターマットはコンパクトになるメリットがありますが、収納がなかなか面倒くさいんですよね。
ということで、今回購入したのは、qualz(クオルツ)の「キャンピングマット パスタ フォールディングS」という商品です。
コスパの良いギアが多いqualzですが、キャンピングマット パスタも非常に良いギアです。
キャンピングマット パスタにはロールとフォールディングがある
キャンピングマット パスタという商品には、「ロールS」と「フォールディングS」があります。
ロールSはクルクルと巻くことができ、収納時に円柱形になります。
フォールディングSは家庭用のマットレスのような形で、三つ折りにして収納します。
私が購入したのはフォールディングSですが、ロールSもとても良いギアです。
では、どのような人がロールSを買って、どのような人がフォールディングSを買えば良いのでしょうか。
まずはスペックを比較していきます。
キャンピングマット パスタ ロールS
ロールタイプはコンパクトさが魅力です。
大人が1人で寝るのに丁度良いサイズなので、ソロキャンにも向いていると思います。
使用時サイズ | 幅50cm x 長さ180cm x 厚み1cm |
収納時サイズ | Φ20×50cm |
重量 | 1.35kg |
素材 | 表地/ポリエステル、クッション材/ポリエチレン |
付属品 | ゴムベルト(2本) |
横幅が50cmなので、コットに丁度乗るサイズです。
フォールディングタイプと比べてコンパクトさが魅力ですが、クッション性はフォールディングSやインフレーターマットの方が上です。
手軽さを取るか、快適性を取るか、悩みどころですね。
参考記事 : 自動で空気が入るコールマンのキャンパーインフレーターマットの感想
キャンピングマット パスタ フォールディングS
フォールディングSは、厚みがあるのが特徴です。
その分嵩張ることになりますが、睡眠時の快適性は増します。
車などに積載がどれだけ余っているか、というのも決め手となるかもしれません。
使用時サイズ | 幅60cm x 長さ180cm x 厚み3cm |
収納時サイズ | 幅60cm x 長さ180cm x 厚み3cm |
重量 | 2.64kg |
素材 | 表地/ポリエステル、クッション材/ポリエチレン、収納バック/ポリエステル |
付属品 | 収納ケース |
持ち運びに便利な収納ケースが付属しています。
▲取っ手がついているため、持ち運びがしやすい。
収納ケースはそれほどキツキツではないので、畳んだキャンピングマットをそのまま入れれば、簡単に収納することができます。
そのまま剥き出しで車に入れても良いような形状ですが、収納袋があることで意図せず開いてしまうこともなくなるので、積み込みやすくなります。
ちなみに、私が購入したのはフォールディングSでしたが、個人的にはこっちで正解でした。
地面に直接敷くのであればフォールディングタイプ、コットの上に置くならロールタイプ、という決め方でも良いかもしれません。
空気を入れないので収納が簡単!
私は空気が自動で入るインフレーターマットも使っています。
インフレーターマットはコンパクトに収納でき、クッション性も高いため、キャンパーに人気のギアです。
▲インフレーターマットを広げた状態。栓を開けると、ここから勝手に空気が入って膨らむ。
しかし、基本的には内部のウレタン等の反発を利用して膨らむため、収納時は逆に力が必要となります。
やってみると分かりますが、これがなかなか大変なんです。
快適性やコンパクトさを考えると仕方ないと納得できますが、インフレーターマット以外のマットを使ってみたい、という気持ちにもなりました。
そこで、今回は空気が入らないタイプのマットにしたのですが、結論、物凄く楽です。
とは言え、より嵩張るようになったので、積載がギリギリの人は悩ましいかもしれません。
スポンサーリンクカバーを外して洗濯機で洗える
キャンピングマット パスタは、ロールSもフォールディングSも、外側のカバーを外すことができるので、カバーだけ洗濯することができます。
キャンプ道具は汚れるものなので、多少汚れていても気にしない人も多いと思います。
しかし綺麗なマットと汚れているマット、どちらを使いたいか?と問われれば、ほとんどの人が綺麗なマットを選ぶと思います。
自分が寝るものなので、綺麗なら綺麗な方が良いのは当然です。
ウェットティッシュ等で拭くこともできますが、洗濯機で洗えるのは大変助かります。
フォールディングSは地面の凸凹を気にせず眠れる!
フォールディングタイプであれば、厚さが3cmあるので、地面の凹凸を気にせずに寝ることができます。
私がキャンピングマット パスタ フォールディングSを選んだ理由の一つでもあります。
▲この上に寝転がるだけで、十分眠れる快適さだった。
岩場のようなゴツゴツした場所では限界がありますが、一般的なキャンプ場の凸凹であれば、全く気になりません。
実際に寝てみましたが、本当にこれだけで眠れるほど快適でした。
なお、ロールSは厚さ1cmしかありませんので、凸凹が気にならない、というほどではないのでご注意ください。
暑さによる快適性を求めるなら、フォールディングSの方が良い、というわけですね。
スポンサーリンクコットの上に置くならロールS!
キャンピングマット パスタのフォールディングSはその厚さが魅力ですが、厚さを求めない場合はロールSの方がおすすめです。
例えば、コットを設置するので地面の凸凹は気にならない、という場合はロールSの方が適しています。
ロールSはフォールディングSと比較して10cm小さく、横幅50cmとなっています。
このサイズは一般的なコットに乗せて使用するのに丁度良いサイズとなっており、そう言った意味でもロールSの方がおすすめです。
なお、あくまで「一般的なコットのサイズに適している」のであって、お待ちのギアによってサイズは異なるので、購入前に必ずご自身のコットのサイズをご確認ください。
ロールSの方が薄いが、嵩張らない
ロールSは厚さが1cmしかない分、コンパクトに収納することができます。
円柱形になるので、車の空いた隙間に突っ込むこともできます。
フォールディングタイプは長方形にしかならず、積載にはそれなりのスペースが必要です。
特にバイクや自転車等に積み込む場合、フォールディングSでは難しいでしょう。
寧ろ、積載量の限られたバイクや自転車の場合は、インフレーターマットの方が良いでしょう。
感想、まとめ。Qualzらしい、コスパの良いマット!
キャンピングマット パスタは、空気の入るインフレーター式ではない分、簡単に使用することができます。
インフレーターマットの方が収納力は高いですが、収納時に空気を抜く必要があるため、それなりの労力がかかります。
そのため、積載量に余裕があるのであれば、敢えて空気が入らないマットを選ぶことも選択肢のうちの一つです。
キャンピングマット パスタは、コスパの良いQualz(クオルツ)の製品だけあって、低価格ながら質の良いギアです。
我が家は子供が増え、新しくマットを購入する必要があったため、キャンピングマット パスタ フォールディングSを購入しました。
収納時は少し嵩張りますが、クッション性が高く、とても快適に眠れました。
ソロキャンであれば、積載にもっと余裕があると思いますので、キャンピングマット パスタはおすすめです。
インフレーターマットとの二択になると思うので、好みや荷物の状況等によって判断すると良いでしょう。
※追記 : 現在キャンピングマットパスタは販売していません。