ペグと言えば20cm~40cm等の長さが一般的です。
これは強度と、ペグダウンのしやすさと、運搬性と・・・と言った要因を加味して設定されています。
個人的には、30cmの鍛造ペグをメインに、用途に応じて数種類ペグを持っているような形が良いと思います。
リンク : みんなキャンプのペグは何種類持ってる?使い分けは不要?
日本のオートキャンプ場で利用する限りであれば、鍛造ペグがあれば事足りてしまうのですが、あると便利なのが短いペグです。
その中でも、金属加工が得意なユニフレーム(UNIFLAME)のちびペグをご紹介します。
ユニフレーム(UNIFLAME) ちびペグのスペック
一般的なペグが30xm前後なのに対し、ちびペグの長さはたったの8cmです。
大人の手であれば、片手に収まるサイズだと思っていてください。
画像出典 : UNIFLAME
これだけ小さいと持ち運びも簡単で、ポケットにも入れることができますが、ポケットに入れるのは危険なのでやめましょう。
サイズ | 80mm |
材質 | アルミニウム |
重量 | 約5g |
小さいからと言って、耐久性が低いわけではありません。
耐久性はユニフレーム製だけあって、他のペグと比較しても遜色なく、何ら心配することはありません。
手で差し込める小型のペグ
こういった短いペグは、ペグハンマーでペグダウンしないことも多いです。
ハンマーで叩いてはいけない、というわけではないですが、通常ペグダウンを行う時は、ペグを手で支えながら行うことになります。
しかしちびペグの場合、短すぎて支えるスペースがありません。
そのため、無理をすればできないこともないですが、ケガをする危険もありますので、最初からペグハンマーを使うのはあまりおすすめできません。
まずは手で押し込んで使うものとし、安定した後に最後ハンマーを使ってペグダウンする、くらいに考えておくと良いでしょう。
スポンサーリンク100均でも売っているが、使い勝手は良くない
こういったミニペグは、100円均一でも売っています。
100均のミニペグは、ピクニックの際にレジャーシートが飛ばないように、というような目的で作られたものです。
100均のミニペグでも何本か持っていると便利ですが、耐久性は低いです。
硬い地面には刺さらないですし、ハンマーで叩こうものなら、簡単に曲がってしまいます。
ユニフレームのちびペグは完全に上位互換なので、100均のミニペグと両方持つ必要はないでしょう。
仮止め、グランドシート、レジャーシート等に使用
私はこの短いペグを、グランドシートを固定するのに使用しています。
短いペグは当然強度が低いので、強い力が加わるようなものには向いていません。
短いペグはそれほど強い力は加わらないが、固定しなければ動いてしまうもの、に向いていると言えます。
長いペグであっても「大は小を兼ねる」とも言えるのですが、ペグが飛び出しすぎるのは危険なので、長いペグの場合はある程度ペグダウンしなければいけません。
これは結構な手間です。
短いペグの用途は色々ありますが、私が便利だと感じるのはグランドシートです。
グランドシートは上にテントを乗せるので、そう簡単に飛んでいったり、ズレたりしません。
グランドシートは固定しない人もいると思います。
私もグランドシートを固定する必要性はそこまで高くないと思いますが、しかしグランドシートを固定しないと設営時に風でめくれたり動いたりして大変です。
長いペグを打ち込むほどではないですが、軽く固定しておきたい。
まさにちびペグの出番と言うわけです。
リンク : グランドシートは固定する派?100均の杭で簡単ペグダウン【ブログ】
スポンサーリンク感想、まとめ。何本か持っていると便利なのは間違いない
ユニフレームのちびペグに代表されるような「ミニペグ」は、なくても困らないがあると便利なギアです。
そのため、まだキャンプ道具がしっかり揃っていない人にとっては、優先度は低いと言えるでしょう。
画像出典 : UNIFLAME
しかし一式揃った後であれば、一考の余地はあると思います。
上記でグランドシートの例を挙げましたが、他にも川でジュースを冷やすときにビニール袋を固定したり、風が強い時にゴミ袋を抑えたりと、役に立つときはあります。
同じようなことに困った経験がある方は、検討してみてはいかがでしょうか。