キャンプと言えば一泊二日が最も多く、次いで日帰りのデイキャンプではないでしょうか。
しかしキャンプ好きであれば誰しも、お盆休みやGWに1週間丸々キャンプ、というものに憧れます。
なかなかうまく休みが取れないのがサラリーマンの悲しいところですが、もし休みが取れたら心ゆくまでキャンプを楽しみたいですね。
そんな長期キャンプにおいては、気をつけなければいけない点がいくつかあります。
2泊3日まではそれほど変わらない
キャンプにおいて、1泊2日と2泊3日では、それほど注意点は変わりません。
もちろん日数分の着替えや食べ物が必要にはなりますが、大した負担ではありません。
寧ろ1泊2日よりも2泊3日の方が丸一日ゆっくりできるので、初心者の方でも2泊の方がおすすめです。
三連休があれば実現できるので、ここまでは普段のキャンプから実現可能です。
3泊以上は何をするか、が大切
3泊以上のキャンプは、暦通りの休みだと、GWや年末年始くらいしかチャンスがありません。
特に友人や家族と都合を合わせるとなると、なかなか難しいものがあります。
しかし、もし運良く都合があったなら、余すことなく全力で楽しみたいですよね。
2泊3日ならまだしも、3泊4日はちゃんと計画を立てていかないと、せっかくの時間を持て余すことになります。
釣りやスポーツなどのアクティビティを楽しむ
選択肢の一つは、釣りやスポーツなどのアクティビティを楽しむことです。
海や川が近いキャンプ場であれば、釣り道具を持ってくれば、釣った魚をキャンプで食べることもできます。
その他、近くにラフティングなどのアクティビティがあれば、予約するのも良いです。
観光も良いですが、キャンプで汗をかいているので、観光するならまず朝風呂に入ってからというのがおすすめです。
近くにどんなスポットがあるか、下調べして行くことが大切です。
難易度の高い料理などに挑戦する
時間があるなら、普段作らないような難易度の高い料理に挑戦するのも良いでしょう。
例えば、バームクーヘンを焼いてみたり、スキレットを使って生地からピザを作ってみたり、といった具合です。
1泊2日のキャンプではそこまで力を入れた料理はできなくても、連泊であれば可能です。
みんなで苦労して料理を作れば、それが美味しくても不味くても、思い出に残ること間違いなしでしょう。
スポンサーリンク電源サイト推奨!便利な家電は持ち込もう
キャンプ場に連泊するのであれば、電源サイトがおすすめです。
スマホやランタンも、3泊、4泊とすれば電池が切れるでしょう。
クーラーボックスの中の氷も、当然全て溶けてしまうので、冷蔵庫を使うのもアリです。
私は車中泊用の冷蔵庫を使っていますが、電源サイトでこれを使うと本当に便利です。
▲愛用の車中泊用冷蔵庫。2泊のキャンプから大活躍する。
私にとって冷蔵庫は、連泊時の必須アイテムといっても過言ではありません。
参考記事 : SUPAREEのキャンプ用冷蔵庫が便利!電源サイトやEVで快適キャンプ!
電源サイトがなければ大容量ポータブルバッテリーがあると便利
電源サイトではないところを利用する場合、大容量バッテリーがあると便利です。
USBを複数同時充電はもちろん、コンセントが刺さるタイプもあります。
▲大容量バッテリーが一台あると、電池残量を気にせずに電子機器を使用できる。
電源サイトのように冷蔵庫を使ったりはできませんが、大容量バッテリー一台で家族全員のスマホや電子機器、ランタンの充電、ノートパソコンの使用等も可能です。
景色が綺麗な人気キャンプ場等は、電源サイトではないことの方が多いので、そういったところで連泊したい方には特に重宝します。
キャンプ場の選び方や確認しておくべきポイント
連泊する場合、どのようなキャンプ場を選ぶかも重要です。
景色が綺麗なキャンプ場、アクティビティがあるキャンプ場など、人それぞれ選ぶポイントはあると思います。
しかし最低限ここは確認しておかないと不便!という点は3つあります。
買い出し必須!コンビニへのアクセスや売店は要チェック
2泊くらいであれば、食料を全て買って持ち込むことも可能です。
特に食事のうち一回をカップラーメンにするなどしてひまえば、食べ物を減らすことができます。
しかし3泊以上になると、キャンプ途中での買い出しは必須です。
スーパーやコンビニまで片道30分、というキャンプ場もよくありますが、往復1時間は勿体無いです。
キャンプ場の売店が充実していればかなり便利なので、どのようなものが売っているか確認するのも良いでしょう。
スマホの電波があるか
キャンプ場の方に聞いておいた方が良いのは、スマートフォンの電波が届くかどうか、という点です。
1泊ならデジタルデトックスとして、電波がない中で過ごすのも良いですが、連泊だと大事な連絡を見落とすどころか、心配されて警察を呼ばれる、なんてことにもなりかねません。
au、docomo、softbankの大手キャリアであれば、キャンプ場の方なら大抵電波状況を知っていると思いますので、電話などで問い合わせてみましょう。
電波が繋がる人が一人でもいれば、テザリングという選択肢もあるので、最低限誰か一人は電波があるキャンプ場を選ぶようにしましょう。
スマホに全く接続できないというのは、一泊ならまだしも、二泊以上のキャンプではなかなかにストレスです。
場内や近くにお風呂・シャワーがあるか
連泊する場合、シャワーやお風呂に入りたくなるものです。
キャンプ場内になくても、車で10分程度の距離にあれば、往復20分くらいなので入りにいくことができます。
しかしこれが片道30分、40分となるとかなり面倒で、なんだかんだ、お風呂に入るだけで1日の大半が潰れてしまうこともあります。
筆者も、朝起きてご飯を食べ、お風呂に行ったら昼になってしまい、どこかでご飯を食べて戻ったらもう15時だった、という経験もあります。
戻ったら夕飯の支度を始めるような時間になってしまうので、キャンプ場でゆっくり探したい方にはおすすめできません。
スポンサーリンク物干しロープ、洗濯バサミ、粉洗剤などがあると便利
1泊、2泊のキャンプと違い、3泊以上のキャンプには、洗濯関連の道具があると便利です。
具体的には、洗濯物を干すためのロープや棒、洗濯バサミ、洗剤、バケツ、洗濯板などです。
ピンと張ったロープがあれば良いので、テントやタープのポールにロープをかけ、もう片方をどこかに括り付けるのがおすすめです。
洗濯板などは100円均一で小型のものが売っているので、それで十分です。
大量の着替えを持っていくのも良いですが、大自然の中で洗濯して干す、という行為自体がなかなか気持ち良いのでおすすめです。
感想、まとめ。長期キャンプは計画性が大事!
1泊のキャンプはあっという間なので、キャンプ好きの方なら、3泊、4泊と長期でキャンプをしたくなるものです。
特に連泊キャンプをしたことがない方にとっては、キャンプ場で何泊も過ごすというのは憧れだと思います。
しかしキャンプ場で何をするか、キャンプ場にどんな設備があり、周辺にどんなお店があるか、下調べをせずに行くと痛い目を見ます。
1泊のキャンプでは気にしなかったことも、連泊キャンプをする際はしっかりと下調べしておく必要がある場合もありす。
また、1泊のキャンプはベテランでも、仕事の都合などでなかなか連泊キャンプができない方もいらっしゃると思います。
あまり連泊キャンプの経験がない方は、ぜひ、よく下調べと準備をしてから行ってみてください。