LOGOSから2023年秋に新発売となった、「野電 パワーストックランタン2600・フルコンプリート」。
格好いい名前が並んでいますが、その名に恥じない、ハイスペックなギアとなっています。
一般的なフィールドキャンプであれば、バッテリー関係はこれ一つで解決しそうです。
野電 パワーストックランタン2600・フルコンプリートのスペック
まずはパワーストックランタン2600の、注目すべきスペックをご紹介していきます。
デザインはランタンっぽくないですが、LEDランタンに欲しい機能をふんだんに詰め込んだランタンです。
とにかくゴツい!ハイスペック!というワイルドさは、なかなか痺れるものがあります。
【スペック】
重さ | (約)1020g |
サイズ | (約)幅12.5×奥行12×高さ5.7cm |
明るさ | (約)1300ルーメン |
点灯モード | 白色/暖色/中間色(10段階調光) |
連続点灯時間 | (約)強/10時間、弱/160時間 |
充電時間 | 約10時間 |
給電能力 | [スマホ](約)10台分、[タブレット](約)3台分 |
製品構成 | 本体、マグネット、収納ポーチ×2、蓄電用ACアダプター、蓄電用DCアダプター |
主素材 | ナイロン、アルミ、スチール、シリコン、ウレタン、ネオジウム磁石 |
正方形な見た目で、まるで業務用のようなゴツさがあります。
そして重さはなんと1kg超えの1020g!
純粋に結構な重さですが、もちろんそれに見合った能力を備えているので、順に説明していきます。
ソフトケース付き!
製品面で嬉しいのは、専用のソフトケースが付いていることです。
▲重い分、落とした時の衝撃も大きい。ソフトケースは重要だ。
デカくて重いランタンとなると、テーブルの上から落としただけでも、大きな衝撃となります。
ワイルドな見た目と言っても、発光面などは壊れやすいため、衝撃には強いわけではありません。
ソフトケースは持ち運び中の不慮の事故を防ぎ、パワーストックランタン本体はもちろん、周辺ギアを保護してくれます。
約20,000mAh!大容量バッテリー
パワーストックランタン2600の公式ページには、明確にバッテリー容量は記載されていません。
しかし「スマートフォン10回分の充電能力がある」と書かれており、併せて「スマートフォン1台2,000mAhとして算出した理論値」と書かれています。
あくまで目安なので厳密な値ではないですが、およそ20,000mAhのバッテリーを備えていると言えると思います。
▲USBで充電しながら、ランタンとして使うことも可能。
小型のモバイルバッテリーは大きくて10,000mAhくらいのものが多く、LEDランタンとなると3,000mAhくらいがいいとこなので、20,000mAhはかなりの大容量です。
なお、iPhoneをはじめとしたスマートフォンは2,000mAhくらいの容量であることは多いので、10回充電可能というのは目安になります。
スポンサーリンク1,300lmの明るさ
肝心のLEDランタンとしての機能も高く、光量は1,300lmあります。
LEDランタンは300lmくらいが多い印象なので、1,000lmを超えるものはかなりの明るさと言えます。
私も様々な明るさのLEDランタンを持っていますが、1,300lmもあればメインランタンとして活躍できます。
とは言え、ガスランタンは2,000lmのものもあるので、決してオーバースペックというわけではありません。
ガスランタンを使わない人であれば、パワーストックランタンをメインランタンに据えるのは良いと思います。
参考記事 : 【初心者向け】ランタンのルーメン(lm)の目安は?用途別のおすすめと比較!
白色・暖色が切り替え可能
パワーストックランタンは白色・暖色があり、状況に合わせて切り替えが可能です。
キャンプにおいては、基本的には暖色をメインに使うことになります。
▲ライトの色を変えることができる。ちなみに、写真のように立てることも可能。
暖色はオレンジ色の優しい光で、キャンプで使うLEDランタンは暖色であることが必須と言えます。
反対に白色は必須ではありませんが、物を明るく照らしやすいのは白色なので、探し物をする時等に便利です。
暖色は必須、白色はあれば便利程度ですが、切り替えができることで、状況に合わせて使い分けることができます。
スポンサーリンクマグネットで取り付け可能
意外と便利な機能が、マグネットでつけられる機能です。
テントのポールや、ステンレス製のテーブルなどに取り付け可能なので、フックがなくてもランタンを設置することができます。
▲マグネット機能は想像以上に便利。筆者が重視している機能の一つ。
また、他の磁石と挟んでテントに取り付けるなど、工夫次第で多様な活用方法があるのも魅力です。
車にくっつけるのも便利ですが、傷がつく場合があるのであまりおすすめはできません。
車中泊の際であれば、車の内側にくっつけるのはアリだと思います。
その他、人によってギアボックスが金属製だったり、ラックが金属製だったりと、手持ちのギアは異なるので、磁石がくっつく場所も変わってきます。
ウルトラパワーストックランタン 5200もある
ちなみにLOGOSからは、今回ご紹介している「パワーストックランタン2600 フルコンプリート」のほかに、「ウルトラパワーストックランタン 5200」という上位互換ギアもあります。
しかしここまでくるとキャンプギアというより、防災用品です。
重さは1.2kgとなり、バッテリー容量も倍の約40,000mAhとなります。
ランタンとしては1日6時間の点灯で約55日間もつので、1泊2泊のキャンプで容量を気にする必要はありません。
もちろん、値段も40,000円超えと、相応の価格になっているので、キャンプギアとして使うのであればあるほど2600バージョンがおすすめです。
感想、まとめ。これ一つでバッテリーもLEDランタンも!
LOGOSの「パワーストックランタン2600・フルコンプリート」をご紹介しました。
大容量バッテリーでパワーをストックする、ハイスペックなランタンです。
▲充電はコンセントだけでなく、シガーソケットからも可能。車に置きっぱなしにできるのも嬉しい。
光量・昨日は申し分ないですが、重さが約1kgと重いことと、ワイルドな見た目は好みが分かれると思います。
私は無骨なギアは好きですし、過剰なくらい機能性盛り沢山なギアも好みです。
ランタンとしても活躍しながら、これ一つでモバイルバッテリーいらずのパワーストックランタン、必見です。