キャンプ道具を持っていると、よく「フォールディング」という言葉を聞きます。
特定のメーカーだけでなく、様々なメーカーのギアに「フォールディング」という名前が使われていると思います。
私も「フォールディングチェア」とか「フォールディングコット」等、該当のギアを多々持っています。
普段は特に気にせずに使用していましたが、ふと「そもそもフォールディングってなんだろう?」と気になったので、少し調べてみました。
フォールディングとは?
結論から言うと、フォールディングとは、折りたたむことができる、という意味です。
英語ではfoldingと書きます。
つまり、フォールディングテーブルと言えば、折りたたみテーブルという意味になります。
確かに、商品名としても「折りたたみテーブル」よりも「フォールディングテーブル」の方がスマートに聞こえます。
「折りたたみテーブル」だとどうも旧式なイメージが出てしまいますよね。
言ってることは同じでも、キャンプのように道具そのものを楽しむような場合、名前から連想されるイメージは大切です。
キャンプ道具をはじめ、アウトドア用品は折りたたんでコンパクトになるものが多いため、多くの商品に「フォールディング」という言葉が使われているのです。
「フォールディング」という名前のつくギアは多数ある
ご自身のお持ちのギアを思い浮かべると、「フォールディング〇〇」という名前のギアがいくつかあると思います。
私は初めて購入したコットが、モンベルのフォールディングフィールドコットでした。
今はもう販売していませんが、軽量で折り畳める便利なコットで、今も愛用しています。
今ではQUICK CAMP等のコスパの良いメーカーから、同様にフォールディングコットが安く発売されています。
他にも、コンパクトに折りたたむことができる、フォールディングチェアやフォールディングバケツ等もあります。
▲フォールディングボックス。コンパクトに畳めるため、嵩張らない。
一流メーカーからマイナーブランドまで、フォールディングのギアはたくさんあります。
小さくなることはアウトドアギアにおいて評価される項目の一つなので、キャンプにおいてフォールディングは重要な特徴と言えるかもしれません。
スポンサーリンクフォールディングは優秀なギアに多い
キャンプやアウトドア用品は、コンパクトに収納できることが一つのポイントとなります。
多くの荷物を持ち運ぶことになるので、より軽量でコンパクトであることは、ギアのクオリティを考える一つの要素になると思います。
▲LOGOSのカラータフテーブル。小型で重宝している。
フォールディング=優秀なギア、というわけではありませんが、折りたたんでコンパクトになることは、少なからずメリットになります。
コンパクトに折りたためるようにするためには構造上の工夫も多々必要ですので、開発にはノウハウが必要になることが予想できます。
そのため、オリジナリティ溢れるフォールディングギアを発売できるメーカーは、きっと設計に強い技術者がいるのではないでしょうか。
折り畳む、組み立てる、丸めるのいずれか
フォールディング以外でコンパクトになる方法を考えると、「バラバラにして組み立てる」ことと、「くるくると丸める」ことが思い浮かびます。
テントのポール等はバラバラになるものが多いですが、そういったタイプには「フォールディング」という言葉はあまり使われないように感じます。
日本語でも、バラバラにして組み立てることを「折りたたむ」とは言わないので、英語でもそうなのでしょうか。
しかし「組み立てる」は英語で「assemble」のようですが、「アッセンブルチェア」で検索すると折りたたみタイプのチェアがでてきます。
▲TARAS BOULBAのアッセンブルウッドチェア。折りたためる。
フォールディングチェアとアッセンブルチェアの違いはもはや分からないので、多分この辺りは曖昧なのでしょう。
後は、マットやシュラフ等に多いですが、くるくると丸めて収納する方法もあります。
くるくる丸める収納方法は、「ロール」と表現すれば良さそうです。
先日紹介したQualzのマットは、フォールディングタイプとロールタイプがありました。
参考記事 : 快適!Qualz(クオルツ)のキャンピングマット パスタの感想
折りたたむ、組み立てる、丸めるの他にもコンパクトに収納する方法があるのかもしれませんが、パッと思い浮かばないので、気づいたら適宜追記していこうと思います。
スポンサーリンク感想、まとめ。キャンプのうんちくの一つに!
フォールディングという名前がどういう意味か、という点は、キャンプをする上ではほとんど関係ありません。
フォールディングの意味を知らなくてもキャンプはできます。
しかしキャンプは会話を楽しむシーンも多いため、ちょっとしたうんちくは知っていて損はないと思います。
焚き火を囲ってお酒を飲みながら、他愛のない会話を楽しむのもキャンプの醍醐味の一つです。
せっかく趣味の合う仲間が集まっているのだから、自分の引き出しを増やし、趣味の会話を楽しんでみてはいかがでしょうか。
私も知らないことばかりなので、気になったことを調べてブログに書くことで、会話の引き出しを増やしています。
勉強は全く好きではないのに、キャンプに関する雑学だけはどんどん調べてしまう、不思議なものです。