今回初めて、日本海に面したキャンプ場に行ってみました。
普段はここまでの距離は遠くてなかなか行けないですが、目的地までの道中で一泊したので、和島オートキャンプ場は目的地であり経由地でもあるという利用の仕方をしました。
しかし、和島オートキャンプ場であれば関越自動車道だけでも行くことができるので、関東圏からもアクセスの良いキャンプ場と言えます。
日曜から平日にかけての利用だったため、他に利用者はほとんどおらず、とても快適にキャンプができました。
初の日本海キャンプでしたが、施設も快適で良い思い出になりましたので、感想を書いていきます。
和島オートキャンプ場の営業情報
和島オートキャンプ場は、新潟県の長岡市にあります。
関越自動車道の長岡ICから約40分の距離なので、少し時間はかかりますが、東京から行けない場所ではないです。
特に2泊3日するような時であれば、こう言った珍しいキャンプ場に行くのもアリですね。
和島オートキャンプ場は高台に位置しており、日本海を眺めながらキャンプをすることができます。
関東圏に住んでいる人間としては、なかなか日本海を見ながらキャンプをする機会はないので、とても満足のいくキャンプをすることができました。
ただし、後述しますが、全てのサイトで日本海が見えるわけではありませんので注意が必要です。
まずは基本的な営業情報をご紹介します。
住所 | 新潟県長岡市両高1番地 |
チェックイン | 14:00〜 |
チェックアウト | 〜11:00 |
料金 | A区画(AC電源サイト:6,000円) B区画(オートキャンプサイト:4,500円) C区画(テントサイト:3,000円) |
ゴミ | 分別して排出可能。 |
その他 | コインシャワー 200円。 洗濯機200円、乾燥機100円。 |
区画サイトで、AC電源付きのオートサイトもあります。
たまに見かける「高機能キャンプ場」というわけではなく、こじんまりとした管理棟に、ごく一般的な炊事場があるだけです。
しかし、なぜか洗濯機や乾燥機が用意されていたりと、他のキャンプ場ではあまり見かけない設備がありました。
特に、「これは悪くないな」と思ったのが、冷蔵庫のレンタルが1,000円で出来ることです。
夏場にAC電源サイトはあまり使わないですが、冷蔵庫を置いてキンキンに冷えた飲み物が飲めるのであれば、レンタルも悪くないと思いました。
特に、AC電源サイトからの日本海が一番美しいので、利用目的もなく電源サイトを借りる場合もあります。
冷蔵庫をレンタルしてコインランドリーを使えば、ウィークリー滞在もできてしまいます。
もしかして、そういったニーズがあったのでしょうか?
※なお、営業情報は予告なく変更されている場合があります。行く前に必ず公式サイトをご確認ください。
サイトから日本海が一望できる!
和島オートキャンプ場の魅力は、なんと言っても日本海を一望できることです。
正直、そのために和島オートキャンプ場をキャンプ地に選んだと言っても過言ではありません。
関東や太平洋側の人間にとっては、日本海と言うだけでテンションが上がります。
キャンプ場内には展望台もあるので、より美しい日本海を楽しむことができます。
展望台にはベンチもあるので、ここにコッヘルを持ってきて、景色を眺めながら一息つくのも良いでしょう。
小型のギアだけ持って、こういった場所でちょっと休むのはなかなか楽しいものがあります。
余談ですが、ゆるキャン△の5巻にこう言った展望スポットでココアを飲むシーンがあり、私の好きなシーンの一つでもあります。
※ネタバレにご注意ください。
絶景を見ながら美味いものを食べる、というのは最高ですよね。
日本海が見えるサイトは限られている
関東圏の人にとっては、日本海が見ながらキャンプをするのが和島オートキャンプ場の目的の一つかもしれません。
しかし、残念ながら全ての区画から日本海が見えるわけではありません。
日本海が見えるサイトはいくつかありますが、特に美しく日本海が見えるのはA区画のAC電源サイトにあります。
更にA区画の中でも、全ての区画で日本海が一望できるわけではなく、日本海が見えるのは一部の区画に限られます。
(A区画でも一部は森林側を向いています。)
日本海を一望できる区画は非常に人気で、土日やハイシーズンであれば真っ先に埋まってしまう場所でもあります。
他のサイトでも日本海が見えるところはありますし、展望台もあるのでサイトから見えなければ楽しめないわけではありません。
しかし、折角和島オートキャンプ場に来たからには、可能であれば絶景の日本海を満喫したいところです。
そのため、もし空いているのであれば、たとえ電源を使う予定がなくても、A区画の景観が良い場所を取ることをおすすめします。
スポンサーリンクほとんどのサイトがトイレ・炊事場から近く快適
和島オートキャンプ場は、短い距離の間に複数の炊事場やゴミ捨て場、トイレがあります。
そのため、炊事場やトイレまで遠くてかなり歩かなければならない等の面倒なことがありません。
(そもそもそこまで大きいキャンプ場ではありません。)
キャンプ場によってはトイレや炊事場が物凄く遠く、苦労した経験のある方も少なくないでしょう。
その点、和島オートキャンプ場はよく考えられた配置になっています。
(それも結構綺麗なトイレです。)
トイレや炊事場がそれ程遠くない距離に複数あるだけでなく、キャンプサイト自体がトイレ・炊事場を囲うように円形に配置されていることも使いやすい理由の一つです。
円の中心のような位置に炊事場やトイレがあるので、どのサイトからも一定の距離でアクセスできます。
お酒を飲んでバーベキューをしている場合や、洗い物がたくさんある場合等、トイレや炊事場が近くにあると大変有り難いですよね。
また、ゴミについても生ゴミは袋に入れて縛る必要がありますが、それ以外は普通のゴミ箱のように捨てることができます。
(もちろん分別は必要です。)
ゴミ箱は管理棟の前にもあるので、チェックアウト時に気軽に捨てられるのも有り難いですね。
素敵な接客で、気持ちよくキャンプができる
また、これは個人的な感想ですが、受付の方が愛想が良く、非常に気持ち良い接客でした。
接客は従業員の方によって異なってしまうので、こう言ったことは普段は記事には書かないのですが、今まで行ったキャンプ場の中で群を抜いて良かったので、ついつい書きたくなってしまいました。
きっと受付のおばちゃんの人柄が良かったのでしょう。
キャンプ場と言えど、ホテルや旅館と同じで、フロントの接客態度が悪いと利用客の気分も悪くなってしまいます。
キャンプ場も「利用料を支払って宿泊する場所を借りる」という概念は変わらないので、ホテル同様、接客態度の良し悪しも評価のポイントです。
しかし、ホテルであれば主目的が「気持ち良い気分でゆっくり疲れを癒す」という場合もあるので、それを害されたとあれば、口コミサイトはすぐ「従業員教育が悪い」という評価で埋まってしまいます。
しかし、キャンプ場の場合は受付や案内は手続きの一つで、テントを設営してからが本番です。
そのため、ホテルや旅館等では日本人らしい「お客様をおもてなす」という心が見られますが、キャンプ場の受付は非常に事務的な所が多いのが実態です。
そんな中、和島オートキャンプ場は非常に親切で、「welcome」という気持ちがよく伝わってきました。
受け止め方は人それぞれなので、全員がそう感じるかどうか分かりませんが、少なくとも私は「ここならまた利用したい」と思えるキャンプ場でした。
スポンサーリンク感想、まとめ。日本海側に来たら是非立ち寄りたいキャンプ場!
和島オートキャンプ場は総合的に利用しやすい、快適なキャンプ場です。
特に、関東から遠すぎない距離で日本海が見えるキャンプ場は数少ないです。
日本全国見れば日本海沿いのキャンプ場もいくつかありますが、関越自動車道のみで行ける日本海沿いのキャンプ場はほとんどありません。
そのため、和島オートキャンプ場に来た際は、ぜひキャンプから見える日本海を楽しんでください。
サイトから直接海が見える区画は限られてしまいますが、海が見えないサイトであっても、展望台等からも日本海を楽しむことができます。
景観が良いサイトが満員だったとしても、落ち込む必要はありません。
和島オートキャンプ場は景観の良さ以外にも魅力的な点がたくさんあり、非常に充実した時間を過ごすことができます。
私もいつかコインランドリーや冷蔵庫レンタルを活用して、1週間くらいゆっくりしてみたいものです。