colemanが初めて開催するキャンプフェス、「The Coleman Camp」に参加してきました。
The Coleman Campは長野県寄りの群馬県にある、無印良品カンパーニャ嬬恋キャンプ場で開催された、コールマン主催のフェスです。
ふもとっぱらではフジロックが開催されているような日程でしたが、こちらも負けていませんでした。
私のキャンプギアは様々なアウトドアブランドごちゃ混ぜですが、その気になればコールマンのギアだけで快適にキャンプができる程度には、コールマンギアを持っています。
最近は少しご無沙汰でしたが、タフワイドドームとスクリーンタープを積み込んでの出陣です。
※本記事の画像はcolemanより出典
コールマン(coleman)初のキャンプフェス!
The Coleman Campは元々、COC(コールマンアウトドアクラブ)会員限定イベントであるCOCサマーミーティングの延長として開催されました。
COCサマーミーティングはCOC会員でなければ参加できませんでしたが、The Coleman Campはフェスという形なので、一般客も参加可能です。
そのため、私のようなにわかコールマンでも全然参加できます。
というより、コールマンのギアを持っていなくても参加できます。
COC会員しか泊まれない場所もありますが、極端に不公平ということもなく、それでいてちゃんと優遇措置も施されていて、良くバランスが取れていると思います。
チケットの種類と価格、おすすめ
The Coleman Campのチケットは全部で4種類あります。
詳しくは後ほど紹介しますが、概要は次のとおりです。
券種 | 料金 | 備考 |
フリーサイト券 | 車9,000円+大人6,500円+子供2,000円 | オートキャンプではないので注意 |
colemanサポートサイト券 | 一区画22,000円+大人6,500円+子供2,000円 | 一式のレンタルが付いたプラン |
ドッグラン付きサイト券 | 一区画17,000円+大人6,500円+子供2,000円 | 柵で囲まれたドッグランスペース付き |
COC会員区画サイト券 | 一区画11,000円+大人5,800円+子供1,800円 | COC会員限定のオートサイト |
私は今回フリーサイト券を購入しました。
フェスの場合はギュウギュウに人を詰め込まれるイメージがありましたが、決してそんなことはなく、寧ろ区画サイトより広かったかも?と思えるほど快適だったので、大変満足です。
フリーサイト券
フリーサイト券は、COC会員でなくても購入できる、最もオーソドックスなチケットです。
オートサイトではないので、車は駐車場に停めておく必要があります。
設営する場所にもよりますが、駐車場から少し距離があるので、アウトドアワゴンを持っていると非常に便利です。
なくても何とかなりますが、気合いと根性は必要です。笑
フリーサイトなので区画は定められていないため、早いもの順で場所を確保していきます。
私も会場20分前くらいから並びましたが、比較的余裕でした。
会場近くであれば音楽がよく聞こえますが、駐車場が遠いので荷物を運ぶのが大変なのと、坂になっているので少し不便です。
反対に駐車場近くは荷物を運ぶのは楽ですが、サイトから音楽はあまり聞こえません。
音楽はステージまで聴きに行くから大丈夫だよ!という方は、駐車場近くの方が楽かもしれません。
この辺は個人の感覚によって変わってくると思います。
colemanサポートサイト券
colemanサポートサイトは、コールマンのレンタルセットが一式ついたプランです。
レンタルセットとは、2ルームテント/マット/ランタン/テーブル/チェア/ライト/バーナーのことを指します。
レンタル用品を見ると分かりますが、シュラフはありません。
また、食器類や調理道具も必要なので、完全に手ぶらプランというわけではないのでご注意ください。
なお、レンタルできるギアは以下の通りです。
遮光性の高いタフクスリーン2ルームがついて・・・
ん?タフクスリーン?
タフスクリーンじゃなくて?
調べてみるとやはり誤植のようでした。笑
とにかく、最新のギアをレンタルすることができるので、キャンプ初心者はもちろん、ベテランの方でも利用する価値はあります。
ドッグラン付きサイト券
ペット連れでも参加できる、ドッグラン付きサイトもあります。
周囲を柵で囲われているため、ペットも自由に走り回れます。
音楽を聴きながら、愛犬と共に楽しい時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。
値段は少し高いですが、区画自体がかなり広いので仕方ありません。
ペットはもちろん、人間も快適にキャンプが楽しめる広さです。
COC会員区画サイト券
オーソドックスな区画サイトの利用券です。
この区画サイトはオートサイトになっているので、車の横付けが可能です。
今回のThe coleman campでは、この区画サイトはCOC会員限定となっていました。
COC会員の方は私よりもガッツリ、コールマン一色の人が多く、統一感があって格好いいサイトになっています。
COC会員であれば、やはりこのCOC会員を狙いたいところですよね。
なお、フリーサイトも負けず劣らず良かったので、COC会員じゃない方もその点はご安心ください。
スポンサーリンク音楽を聴きながらキャンプを楽しめる!
The coleman campでは、サイトにいながら音楽を楽しむことができます。
サイトの場所によってはあまり聞こえない場所もありますが、多くのサイトで音楽が聞こえます。
ただし、音楽は聞こえるものの、ステージ自体は見えないサイトが大半なので、しっかり音楽を楽しみたい場合はステージ前まで移動することになります。
会場自体もそれほど広くないので、移動もそこまで大変ではありません。
ステージに近い場所にテントを張った方が音楽はよく聞こえますが、移動する想定であれば、そこまで気にしなくても良いかもしれません。
楽しい!美味しい!ブースがたくさん
The coleman campには、ランタンストリートという名前のイベントコーナーがありました。
そこは元々区画サイトが並んでいた通路になるのですが、その区画一つ一つに業者が出店していました。
ブースにはキャンドル作りや溶接体験等、キャンパーが興味を持ちそうなものもあれば、子供が楽しめるもの、家族が楽しめるもの等、多様にありました。
もちろん食べ物屋さんも出店しており、私は黒毛和牛ハンバーグを食べました。
めちゃくちゃ美味しかったのは言うまでもないですね。
1〜2食分は敢えて食材を用意せず、ランタンストリートを楽しむのもアリだと思いました。
スポンサーリンクコールマンのスタッフが優しい
スタッフとして参加しているコールマンの社員は、皆とてもフレンドリーです。
コールマンの社員の方々もキャンプを楽しんでおり、一つのイベントとして自らも楽しんでいる姿が良く分かりました。
社員同士仲の良い、いい会社だなと感じました。
今回のThe coleman campにはCOC会員以外の方も多く、コールマンギアの使い方が完璧じゃない人もたくさんいます。
コールマン社員の方々は、そういったケースの見回りもしてくれていました。
2日目の夜は大雨の予報になっていたこともあり、フリーサイトではテントやタープの様子を見て、アドバイスをくれたりしていました。
私はフリーサイトだったのでフリーサイトのことしか分かりませんが、おそらく他のサイトでも同じようにアドバイスをしてくれていたのではないかと思います。
コールマンショップが激安だった
The coleman campの中にはコールマンショップも設置され、コールマンギアをお得に買うことができました。
そこでは「特価品」として様々なギアが安くなっていました。
いつも買っているマントルが900円→500円だったり、LPガス缶等の消耗品まで安くなっていました。
B級品コーナーもあり、これが思わず「安っ!」と口から出てしまうほど激安でした。
私は売価1300円程度のウォータージャグと、もう廃盤になったテントとタープを接続する「ジョイントフラップ フォーリッジドーム」というギア(ヤフオクで5000円くらいのもの)を、それぞれ500円で購入しました。
何だかんだで他にも色々購入し、結局10,000円くらい使ってしまいました。笑
ちなみに何か購入するとThe coleman camp限定のステッカーをくれ、5,000円以上購入すると、The coleman camp限定のタオルをくれます。
商品もお得なので、これは買うっきゃないですよね。
The coleman camp限定ランタンも
The coleman cam限定のランタンも発売されていました。
コールマンと言えば様々なデザインのグローブがありますが、今回はLEDランタンが限定でした。
バッテリーガードLEDランタンで、グローブのところにThe coleman campのロゴが入っています。
リンク : 防災用にも!コールマンのバッテリーガードLEDランタン
コールマンファンにとっては垂涎の一品で、オープン前から行列ができ、あっという間に売り切れてしまいました。
コールマンのテントじゃなくても大丈夫!
ちなみにThe coleman campなのにコールマンのテントじゃなくても大丈夫?と思うかもしれませんが、これは特に問題ありません。
もちろん、コールマンのテントばかりなので、コールマンのテントがあればそれに越したことはないでしょう。
しかし私がフリーサイトで確認しただけでも、スノーピーク、DOD、ノルディスクのテントを張っている人は見かけました。
圧倒的にコールマンの数が多いので目立ちはしますが、本人が気にしなければ問題ありません。
私はテント・タープはコールマンにしましたが、中のギアはどうしても別ブランドが混ざってしまいました。
スタッフの方に「お写真撮影しても良いですか?」と聞かれたので、「ちょっとコールマン以外のギアもありますが、それでもよければ・・・(^_^;)」と言ったところ、「コールマンはそんな事は全く気にしませんよ(^^)」とのことでした。
感想、まとめ。フェスと言うよりもやっぱりキャンプメイン
The coleman campは、コールマンが初めて開催するフェス、ということでしたが、やはりフェスと言うよりもキャンプイベントです。
音楽に乗って楽しむのがメインと言うよりも、キャンプを楽しみながら音楽を聴く、というイメージです。
そのため、ステージの前に集まる人もまばらで、各々自分の好きなアーティストだけ楽しんでいる、という感じでした。
基本的にはサイト内で食事を作って、焚き火をして、キャンプを楽しみながら、聞こえてくる音楽を楽しむ。
そんな印象です。
そのため、音楽もいいけどちゃんとキャンプも楽しみたい!という方には、The coleman campはおすすめです。