100円均一のDAISO(ダイソー)で、メスティンが売っているのはご存知でしょうか。
一時期は人気すぎて、手に入らないくらいでしたが、今は普通に手に入ります。
今までメスティンは使ってきませんでしたが、手軽にサクッと燻製を作りたくて、DAISOで購入することにしました。
DAISOのメスティンって実際どうなのか、感想を書いていきます。
DAISOのメスティンは1合、1.5合、3合の三種類
DAISOのメスティンは一時期とても人気になり、転売しても値段がつくほどでした。
DAISOと言ってもメスティンの値段は100円ではありませんので、転売されて高くなったものを買うくらいなら、トランギア製を買った方が良い気がします。
DAISOで売っているメスティンのサイズと価格は次の通りです。
▲DAISOのメスティン。見た目は他社製のメスティンと全く変わらない。
サイズ | 価格 |
1合 | 500円 |
1.5合(通常) | 800円 |
1.5合(フッ素加工) | 1,000円 |
3合 | 1,000円 |
人気が出たのは、500円で買える1合のメスティンです。
1合サイズはかなり小さいですが、500円で買えるのは破格ですし、ソロキャンプには適したサイズでもあります。
▲DAISOのメスティンには、焦げ付きにくい「フッ素加工」が施されたメスティンも売っている。
ソロなら1合、サブで使うなら1.5合、メインで使うなら3合
サイズを選ぶ際の目安ですが、ソロキャンプで、且つ他にクッカーを持っていて、メスティンはサブで使う場合は1合サイズで十分です。
ソロキャンであっても、メスティンでメインディッシュを作るのであれば、1.5合がおすすめです。
▲店舗にもよるが、私が行くDAISOはラインナップが充実しており、サイズごとの在庫も十分にあった。
ソロ以外の場合は、サブでおつまみ等を作るために使うとしても、1.5合は欲しいです。
1合サイズではみんなで食べられる分の料理は作れません。
3合は料理をガッツリ作りたい人向けですが、他に鍋やフライパン等を持っている人も多いと思うので、その中間的な立ち位置で使うのがおすすめです。
簡単にまとめると、ソロキャンなら1合〜1.5合、ファミキャン等でおつまみやプラス1品を作るなら1.5合、調理道具としてガッツリ使いたいなら3合がおすすめです。
周辺ギアも充実
DAISOでメスティンを買う魅力は、同時にメスティンで使える関連ギアも買えることです。
そしてメスティン本体は100円ではありませんでしたが、周辺ギアは100円であることが多いです。
私は底網を買って料理に使っていますが、この底網も100円でした。
▲3合サイズの底網は200円だが、1.5合サイズの底網は100円になっていた。値下げされたようだ。
また、メスティンの中に仕舞えるまな板も100円で売っており、ソロキャパーには大変便利です。
ソロキャンであれば、1.5合メスティン、底網、まな板と、あと簡単なナイフとお湯を沸かすミニケトルがあれば、充実したキャンプができます。
▲メスティンの中に入れて持ち運ぶことができる、メスティン用のまな板。100円しかしないので、ぜひ買っておきたい。
スポンサーリンク我が家は燻製メインで使う予定
私がメスティンを買ったのは、燻製を作るためでした。
先日のキャンプで、友人キャンパーがメスティンで作った燻製がめちゃくちゃ美味しくて、真似したくなったからです。
▲手始めにベーコンの燻製から。1.5合サイズだが、意外と大きいベーコンを燻すことができた。
我が家は調理器具は十分にあるので、メスティンの必要性は低めでした。
しかし燻製器はデカいものしかなく、持ち運びに不便で最近使っていなかったので、小型の燻製器が欲しいなーと思っていたところでした。
DAISOのメスティンなら1,000円以下で揃う!ということで、今回1.5合のメスティンを購入してみました。
燻製をする場合はバーナーパッド推奨
一回やって分かったのは、メスティンで燻製をするためにはバーナーパッドが必要、と言うことでした。
▲バーナーパッドの一例。バーナーパッドは、炎の上に置くことで熱を拡散させることができる。バーナーパッドの上に、更にメスティンを置くような形で使う。
メスティンで燻製をする場合、空焼き状態になるので、直接火を当て続けると穴が開く可能性があるからです。
それを知らなくて初回キャンプで燻製をしたところ、一点だけ黒焦げになり、少し歪んでしまいました。
これ大丈夫か?と思い調べたところ、やはりNGだったので、バーナーパッドを買ってリベンジすることにしました。
バーナーパッドは炎を拡散させ、1箇所への集中砲火にならないようにする効果があるので、これを敷くことでメスティンに穴が開くのを防ぐことができます。
メスティンで燻製をするなら、必須アイテムと言っても過言ではありません。
とりあえず買うなら1.5合、コスパ重視なら1合
ギアとしてメスティンを使ってみたいけど、明確に何がしたいとか、そういうものが決まっていない場合は、1.5合サイズがおすすめです。
1.5合サイズ邪魔になるような大きさではないですし、少し大きめの料理にも対応できます。
また、メスティンのオプション品となる周辺ギアも、1.5合サイズに適しているものが多く、最もオーソドックスなサイズと言えます。
▲我が家は1.5合のメスティンと底網を購入。底網には200円と買いてあるが、値下げされて100円だった。
しかし1.5合のメスティンは800円するのに対し、3号で1,000円、1合で500円と、1.5合が最も割高であことが分かります。
トランギアのメスティンで1,200円〜1,500円程度であることを考えると、1.5合サイズならトランギア製を買うのも視野に入ります。
しかし500円で1合サイズのメスティンというのは、アウトドアメーカーのメスティンにはないバリエーションになります。
コスパも最も良いので、「とりあえずデビューに使ってみたい」という方は、ワンコインで買える500円のメスティンがおすすめです。
スポンサーリンク感想、まとめ。DAISOメスティンでも十分なクオリティ!
今回はDAISOで買ったメスティンをご紹介しました。
100円均一というとクオリティが心配ですが、DAISOのメスティンは十分頑丈で、一般的なアウトドアメーカーのメスティンと遜色ない性能だと思います。
▲よく行く店舗では、底網の在庫も十分あった。生活必需品ではないので、比較的大きめの店舗に行くようにしよう。
というより、他のアウトドアメーカーのメスティンと一緒に並べたとしたら、ロゴマーク等を見ない限り、どれがDAISOのメスティンかは分からないと思います。
それくらい、耐久性等も含めて、品質は十分だと感じました。
しかしそもそもメスティン自体が安めで、値段が何千円と変わるわけではないので、100円均一製品ということに抵抗がある方は、他のアウトドアメーカーのメスティンを買うのも選択肢の一つだと思います。
私は今更初メスティンでしたが、この手軽さ、便利さはハマりそうですね。