キャンプの定番とも言えるおやつ、「スモア」をご存知でしょうか。
名前を聞いたことがなくても、「キャンプでよく作るマシュマロを焼いたやつ」と聞けば、思い出す人もいると思います。
それほどキャンプ経験がなくても、一度はあのとろけるマシュマロを食べたことがある方も多いと思います。
子供でも美味しく楽しく作れる簡単なおやつですので、ぜひキャンプで作ってみてください。
スモアとは?
スモアとは、マシュマロを焼いてクラッカー等で挟んだお菓子のことで、今やキャンプファイヤーや焚き火での定番のおやつとなっています。
アメリカ・カナダあたりの発祥とされていますが、その起源ははっきりしていません。
最初にスモアという記述が見たかったのは1927年のことで、まだ歴史の浅いおやつと言えます。
日本でもキャンプの定番おやつとなりつつあり、名前を知らないまま食べたことがある方も多いと思います。
画像出典 : ロッテ
スモアは「some more!」(もう少しちょうだい!)という言葉が語源となったと言われており、ついつい手が出てしまう、中毒性の高いやみつきおやつです。
日本ではマシュマロを棒に刺して焼き、そのまま食べるのが一般的ですが、正しくはマシュマロを板チョコで挟み、更にそれをクラッカーで挟みます。
マシュマロを焼いただけではスモアとは言わないようですが、まぁここでは細かいことは置いておきましょう。
チョコで挟み、更にクラッカーで挟むとなると、お皿やテーブルなんかも必要になってきますので、手軽に作れるマシュマロだけの方がキャンプや焚き火の場にあっているのかもしれません。
スモアであっても、ただの焼きマシュマロであっても、美味しくマシュマロを焼くコツは変わりません。
じっくり焼くのが美味しく焼くコツ!
ただマシュマロを焼くだけの簡単お菓子ですが、作ってみると意外と奥が深いものです。
美味しく作るコツを一言で言うと、マシュマロを回しながらじっくりと焼くことです。
マシュマロを火に近づけ過ぎて、火がついてしまったことがある方も多いと思います。
マシュマロは非常に空気(酸素)を多く含んだお菓子であるため、一度火が付くと非常によく燃えます。
まるで油でも仕込んであるかのようによく燃えますが、当然燃えたところは焦げてしまい、苦味が出ます。
焼きマシュマロを美味しく作るためには、マシュマロを火から少し離して、ゆっくり作ることが大切です。
火から遠ざけるとなかなか色が変わりませんが、時間をかければちゃんと美味しそうな飴色に変わります。
火に近づけるとあっという間に良い色になりますが、中まで熱が通っておらず、中身がとろけていない場合もあります。
マシュマロを火から少し離して作るのには、燃えないようにするだけでなく、中まで熱を通す役割があります。
また、中まで均一に熱を通すためには、マシュマロをくるくると回すことをおすすめします。
マシュマロをくるくる回すことで、一点に火力が当たらなくなるため、均等にふっくらしたマシュマロが出来上がります。
火から少し離した場所でゆっくりとくるくる回しながら焼くこと、これがスモアを美味しく作るコツです。
スモアを作るのは、意外と忍耐との戦いなんです。
スポンサーリンクみんなで焼くのが醍醐味!
スモアの醍醐味と言えば、皆で一つの炎を囲み、ワイワイ楽しく作ることです。
アメリカやカナダではキャンプファイヤーの火で作るのが主流のようですが、日本ではあまりキャンプファイヤーをやる機会がないため、焚き火がメインになります。
焚き火で語らいながら友人や仲間と楽しく作れば、美味しさ倍増です。
特にスモアは子供でも作ることができるので、家族で作るおやつにも最適です。
子供はどうしても早く作りたくなり、マシュマロを火に近づけがちですが、燃えないように注意してあげてください。
失敗から学ぶという観点では燃えてしまうのもまた一興ですが、燃えたマシュマロは火傷の危険がありますので、子供から目を離さないようにしてください。
また、箸や竹串でスモアを作っていた場合、それ自体が燃えてしまい危険なので、子供がいる場合は鉄製の串をおすすめします。
鉄串はスモア以外にも豪快に焼き鳥を作ったり、海鮮を焼いたりと使い道はたくさんありますので、何本か持っていると便利です。
まとめ、感想。ワイワイ楽しくおやつを作ろう!
今やキャンプで定番となりつつある、焼きマシュマロ「スモア」の作り方をご紹介しました。
それほどキャンプをしない人でも、スモアは作ったことがある方が多いと思います。
(家庭で普通にお菓子として作ることもできますしね。)
火から少し離して、じっくりと作っていくのがコツですが、みんなで楽しく作れればそれで問題ありません。
ただし、マシュマロは酸素をたくさん含んでおり、想像よりよく燃えます。
その状態で振り回したりすると、自分だけでなく他人を火傷させてしまう可能性がありますので、子供と一緒に作るときは、目を離さないようにしてください。
安全に美味しく、スモア作りを楽しみましょう。
追記:「アルフォートスモア」を作ってみました!