先日、ハンディ燻製器を購入してから、再び燻製熱が高まっています。
燻製器を使った燻製は楽しいんですが、やはり物事にはマイブームがあるので、少し飽き気味でした。
燻製の味は大好きなので、完全に飽きたわけではないですが、燻製を作る手間や荷物の大きさを加味して、面倒になってきてしまっていました。
しかし先日購入したハンディ燻製器は本当に手軽に燻製が作れるので、かなりハマっています。
熱がないので冷燻しかできないため、お手軽燻製によく合う、ただ入れるだけの冷燻レシピを色々と試してみました。
お手軽燻製器(ハンディ燻製器)とは?
まずはハンディ燻製器について、少しご紹介をしようと思います。
ハンディ燻製器はその名のとおり、簡単に持ち運びができ、少量のスモークチップで手軽に燻製ができる、という代物です。
簡単な割にはしっかりと薫りがつくので、燻製を楽しんでいる感覚が楽しめます。
ただし、温燻や熱燻はできず、冷燻一択となります。
また、煙も濃い煙を無理矢理つけるので、燻製器を使った燻製と比較すると大分クオリティは落ちます。
しかし燻製の雰囲気を楽しむのであれば十分なので、割と気に入って使っています。
なお、ハンディ燻製器については、詳しくは以下をご覧ください。
リンク :ポータブル燻製器(ハンディ燻製器)で初心者でもお手軽燻製!
簡単に燻製が作れるが、冷燻しかできない
上述のとおり、ハンディ燻製器では冷燻しか作れず、更に濃い煙で少し強めの薫りがついてしまいます。
燻製器を使ってじっくり燻製するのと比較すると、どうしても無理矢理感が出てしまいます。
ストレートに言えば「燻製器でじっくり燻製した方が美味しい」ということですが、しかしハンディ燻製器だからこその美味しい組み合わせがあっても良いはずです。
燻製器を使うよりもハンディ燻製器の方が美味しい!ということは流石にないと思いますが、美味しい組み合わせを探していきます。
手軽に美味しい冷燻が作れる食材は?
まずは冷燻におすすめの食材の中から、相性が良いものを探していきます。
冷燻は熱することがですし、ハンディ燻製器は15分程度で完成してしまいます。
そのため、基本的には既に完成しているもの(そのまま食べられるもの)に薫りをつけていく形になります。
まぁ私もあまり詳しくないので、物は試しだ!ということで、定番から少し癖のありそうなものまで、スーパーマーケットで適当に選んでみました。
うずらの卵(味付き)
まずは外さないであろう、うずらの卵。
水煮ではなく、味付きのものです。
温燻で作るうずらの卵も大好きですし、居酒屋やスーパーでもおつまみとして売っていますよね。
当然、冷燻でも美味しく作ることができました。
これは殿堂入り(毎回とりあえず作るもの)ですね。
(ここだけ画像ないです、すみません・・・。)
合鴨のチャーシュー
今回作ったもののなかで一番おいしかったのが、合鴨のチャーシューです。
これも勿論殿堂入りです。
よく売っている豚のチャーシューと比較して瑞々しく、燻製の薫りとよく合いました。
この手軽さでこの美味しさは最高ですね。
ちなみにスモークチップはさくらを使っています。
割けるチーズ
続いては割けるチーズです。
プロセスチーズでも良かったのですが、個人的にはプロセスチーズより割けるチーズの方が好きだからです。
そのまま食べても好物なチーズであれば、美味しくないはずがありません。
冷燻の場合は、既にある程度味が完成しているものの方が相性が良いと思います。
しめ鯖
インターネットで検索していると、冷燻におすすめと書いてあったのがしめ鯖。
私は寿司ではしめ鯖が一番好きなので、これは美味くなるだろうと貂蝉してみました。
しかし、これがなかなかの失敗でした。
ハンディ燻製器の場合、煙が濃いので、水分が多いものには向かないようです。
また、酢の風味と燻製の風味の相性が悪く、正直、そのまま食べた方が美味しかったです。
ミックスナッツ
こちらは定番の一つ、ミックスナッツ。
これは無難に美味しかったです。
想像通りの味といえばそれまでではありますが。
寧ろミックスナッツの場合は、少し強いくらいの煙で一気に薫りを付けた方が美味しいのではないかと感じました。
これはハンディ燻製器と相性が良い食材だと思います。
カルパス(ドライソーセージ)
そのままでも美味しいおつまみとして、肉系第二弾がカルパス(ドライソーセージ)です。
カルパスはビールによく合うので、割と好んで買うおつまみです。
鴨肉には及びませんでしたが、これはこれでいつもと風味が変わって美味しかったです。
ただ、そのまま食べるのとどっちが美味しいかと言うと、正直悩みどころです。
カルパスはサイズが大きいので、半分はプレーンで、半分はスモークで食べるのも良いかもしれませんね。
砂肝ジャーキー
肉系?で唯一ハズレだったのが、砂肝ジャーキーです。
まぁ雰囲気からして相性はあまりよくなさそうですよね。
砂肝ジャーキーはかなり油っぽい味がするおつまみなのですが、その油感が燻製の煙りと合いませんでした。
なお、脂ではなく油です。
砂肝と言うか、何か肉のようなものに衣?っぽいものをつけて揚げたものをおつまみにした感じです。
砂肝感は全くないのですが、これはこれで普通に食べれば美味しいです。
燻製にしない方が正解なタイプのおつまみですね。
スポンサーリンク肉や卵はよく合う!
やはりド定番な答えになってしまいますが、肉や卵は燻製によく合います。
これはお手軽燻製であっても同じですね。
しかし特に鴨肉は最高でした。
温燻でも鴨肉は美味しいと思いますが、手軽な冷燻であっても非常に美味しかったので、これはリピートしたいと思います。
酢ベースの肴はまずかった
ダメだったのはしめ鯖です。
また、ここには詳しく書いていませんが、これ以外にも酢イカを燻製にしてみました。
酢イカは普通におつまみとして食べていましたが、ふと燻製にしてみたくなったので作ってみました。
酢イカはよっちゃんのイカなのですが、これが一番大失敗でした。
そのまま食べれば最高のおつまみになったのに、少し反省。
やはり酢とお手軽燻製とは相性が悪いと感じました。
スポンサーリンク手軽に試せるのが魅力!いろいろ挑戦してみては?
ハンディ燻製器の最大の魅力は、何でも手軽に試せることです。
ハンディ燻製器とジップロックがあれば、何でも燻製にすることができます。
しっかりと本格的な燻製をする場合は、下味をつけて、よく乾燥させ、時間をかけて燻していきます。
その場合は、食材も厳選して、美味しいものを作りたいですよね。
ハンディ燻製器ではお遊びのような味しかつかないですが、お遊びだからこそ、色んな食材で燻製を試すことができます。
それでいて十分燻製の雰囲気は楽しめるので、この手軽さはハンディ燻製器ならではの楽しみ方ではないでしょうか。