OLIGHT(オーライト)は高品質な照明器具を販売していることで知られるメーカーですが、その中でも「Perun2」という人気商品があります。
登山や自転車等にも人気ですが、多機能なため、キャンプギアとして非常に魅力的です。
今回はPerun2の中でも新カラーである青紫のモデルを入手したので、レビューしていきます。
ハンディライトやヘッドライトをお探しの方は、ぜひ参考にしてください。
OLIGHT(オーライト) Perun2のスペック
まず最初に、Perun2の製品情報からご紹介していきます。
数字上のスペックも高いですが、実際に持ってみると、かなり重厚感があります。
▲開封直後のPerun2。黄色い部分は保護フィルムなので、剥がしてから使用する。
外箱も丁寧に作られており、使う前から「安物ではない」という印象を受けます。
サイズ | 120.7mm × 28.6mm |
重量 | 161g |
稼働モード | TURBO>HIGH>MEDIUM>LOW>MOON |
明るさ | 最大2,500ルーメン(TURBO)~最小5ルーメン(MOON) |
連続稼働時間 | 2+175分(TURBO)~12.5日(MOON) |
最大照射距離 | 166メートル |
耐衝撃試験 | 1.5メートル |
防水性能 | IPX8 |
このブログの写真に写っているのは、LIMITED EDITIONなので、限定カラーになります。
他にもカラーはありますので、好みに合わせて選んでください。
なお、オーライト製品の購入は公式ストアがおすすめです。
定期的に割引セールもやっているので、タイミングが合えばお得に手に入れることができる場合もあります。
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2,500ルーメンの圧倒的光量!
Perun2には様々な特徴がありますが、まず最初に目につくのが、2,500ルーメンという強烈な明るさです。
私が使用しているLEDランタンは530ルーメンですが、その5倍近い光量を持っています。
ランタンとしての使用とライトとしての使用では必要な明るさが変わってくるので、単純な比較はできませんが、明るさのイメージはできると思います。
▲自宅を真っ暗にして点灯させた様子。Perun2だけで部屋全体が明るくなる。
もちろん2,500ルーメンは最大出力なので、常にこの状態で使用するわけではありません。
Perun2にはTURBO、HIGH、MEDIUM、LOW、MOONの5段階の明るさがあり、用途に応じて調整することができます。
HIGHで500ルーメンの明るさがあるので、キャンプではこのモードで使うことが最も多いと思います。
なお、500ルーメンのHIGHモードで連続稼働時間は270分ですので、一泊のキャンプで使用するのに丁度良い長さだと思います。
スポンサーリンクキャンプにおすすめの機能
オーライトのPerun2には、キャンパーが唸る機能があります。
この機能があるかないかで、キャンプギアとしての使い勝手は大幅に変わってきます。
Perun2は自宅に置いて災害対策として使用するのも良いですが、やはりアウトドア向けに作られた製品なのは間違いありません。
マグネットでくっつけられる
Perun2の充電はUSBで行うのですが、充電部分はマグネットになっており、専用の充電器がパチッとくっつくようになっています。
▲Perun2のUSB充電ケーブル。本体底面にくっ付くようになっている。
充電コードを穴に挿す必要がないので、ちょっとした手間でも楽になるように工夫されています。
▲Perun2の本体底面。マグネットになっており、充電ケーブルがピタッとくっ付く。
そのマグネット部分は、充電だけでなく、ライトを安定させるために使うことができます。
金属製のギアはたくさんありますが、例えば私なら、耐熱テーブルにくっつけて足元灯にしたり、ティピーテントのポールにつけて幕内の灯りに使用することが考えられます。
▲マグネットでつけた様子。かなり安定感がある。
マグネットの磁力はかなり強力なので、屋外でも安定的に使用することができます。
ヘッドライトに早変わり!
付属のバンドにPerun2を装着すると、ヘッドライトとして使用することができます。
明るさが十分なことは説明のとおりですが、その明るさを余すことなく有効活用することができます。
▲ヘッドバンドにPerun2を挿し込むことで、ヘッドライトとして使える。
ヘッドライトとハンディライト、二つを購入することを考えると、コスト的にも悪くないのではないでしょうか。
ハンディライトって意外と使わなかったりしますが、Perun2は工夫次第で様々な使い方ができるので、人によってはかなりコスパの良いギアだも思います。
私の場合は幕内の灯りとしても使用するので、3wayということになります。
▲ヘッドバンドに装着した様子。ライト部分は少し横にズレるが、光量が高いので問題はない。
両手を使う作業の際はヘッドライトが活躍しますし、少し移動するくらいであればハンディライトが活躍しますので、二つのライトは別々の用途で使います。
例えば、日が暮れた後にテントを直したりすることもありますが、それはまさにヘッドライトの活躍の場です。
反対に、夜中にちょっとトイレに行くくらいであれば、わざわざヘッドライトを装着するのは手間ですよね。
100円均一で収納用袋を買うと良い
Perun2をキャンプで使用する場合、ちょっとした収納袋があると便利だと思います。
Perun2は本体の他、USB充電ケーブルやヘッドライトのバンド等が付属していますが、そのどれもがそう簡単に代替品が手に入らないものになります。
USBケーブルもスマートフォン等で使われる一般的な規格であれば良いですが、Perun2の充電ケーブルは専用品になります。
公式ストアなら購入することができますが、無駄な出費になってしまうので、無くさないように注意しましょう。
本体、充電ケーブル、ヘッドバンドをバラバラに持つのではなく、100円均一等で小さい収納袋を購入し、セットにしておくことをおすすめします。
袋は何でも良いので、家にある適当なものを代用しても良いです。
スポンサーリンクバッテリーの交換やストックも可能
なお、公式ストアでは充電ケーブルやヘッドバンドが購入可能、と書きましたが、Perun2のバッテリーも購入することができます。
一般的にLEDランタンは、乾電池式かリチウムイオンバッテリー内臓のものが多く、後者はバッテリーの交換ができません。
そのため、バッテリーが劣化してきた場合は交換できず、最終的には買い換えるしかありません。
しかしPerun2はバッテリーだけを交換できるため、バッテリーの劣化を気にせず長く使うことができます。
▲Perun2中にバッテリーが入っている。付属品で4,000mAhあるので、iPhone1.5台分程度の容量がある。
また、キャンプではそこまで使用することはないかもしれませんが、予備のバッテリーを持っていれば、残量を気にせずガンガン使用することも可能です。
登山等では重宝する機能ではないでしょうか。
感想、まとめ。ハイクオリティな万能ライト
OLIGHT(オーライト)のPerun2を使ってみましたが、一言で言えば「ハイクオリティな万能ライト」という感じでしょうか。
ランタンの代わりにはなりませんが、逆にランタンの他に持つライトはPerun2だけで十分と言っても過言ではありません。
それくらい、十分なスペックがあります。
もちろん、オーライトの製品はこれだけではなく、他にも機能性の高いLEDライトが多々あります。
中にはLEDランタンをはじめ、キャンパー向けのギアもあるので、興味のある方は是非公式ストアを覗いてみてはいかがでしょうか。
これだけライトに特化しているメーカーも珍しいので、一見の価値ありだと思います。
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