様々なギアを入手してペグの種類が増えてくると、収納するケースが必要になってきます。
スノーピーク(snowpeak)から発売されているマルチコンテナは、ペグとハンマーを収納するのに最適なサイズです。
マルチコンテナはS、M、Lの3種類あります。
ペグケースとしての使用であれば、基本的にはSサイズで十分ですが、場合によっては入らなこともあるので、買う前にご自身がお持ちのペグのサイズをよくご確認ください。
マルチコンテナは非常に丈夫に作られているため、尖ったペグを入れても貫通しないのが魅力です。
スノーピークのマルチコンテナの製品情報
まずは、スノーピークのマルチコンテナのスペックをご紹介します。
サイズはS、M、Lの3種類ありますので、用途に合わせて購入してください。
後ほどご紹介しますが、ペグケースとして使うのであればSサイズがおすすめです。
中身のペグによって重さは全然変わってしまうので、ケース自体の重量はそれほど気にしなくて良いでしょう。
- Sサイズ : 340×140×150(h)mm、重量660g
- Mサイズ : 440×160×150(h)mm、重量880g
- Lサイズ : 540×180×160(h)mm、重量1,100g
後ほど詳しくご説明しますが、素材には幌馬車にも使われていた、6号幌布を採用しています。
画像出典 : snowpeak
非常に頑丈な素材なので、尖ったペグを入れても、そう簡単には破れることはありません。
ペグを収納するケースには高い耐久性が求められていますので、スノーピークのマルチコンテナはペグを入れるのに適していると言えます。
Sサイズはソリッドステーク30がちょうど入る!
マルチコンテナをペグケースとして使用するのであれば、Sサイズがおすすめです。
縦が340mmありますので、ソリッドステーク30がぴったり入ります。
(ソリッドステークとは、スノーピークから発売されている鋳鉄製のペグです。)
ソリッドステーク30は非常に人気なペグであると同時に、比較的長めのペグになりますので、大抵のペグはこれより短いものになります。
そのため、マルチコンテナSであれば十分ペグケースとして活躍してくれます。
しかし、逆に340mmより長いペグは入らない、ということになりますので、長いペグをお持ちの方は要注意です。
ある程度余裕を持たせておかないと使い勝手が悪いので、マルチコンテナSであれば入れるペグは320mmくらいまでにしておいた方が良いです。
買ってからでは遅いので、不安な方はまずペグの長さを測ってみてください。
また、マルチコンテナをペグケースとして使用する場合、ガイロープやハンマーも一緒に入れることが多いと思います。
ガイロープの数が多い場合は、MサイズやLサイズにして、間仕切りを作るのも良いでしょう。
ただ、マルチコンテナSが埋まるほどペグを持っている人も少ないと思うので、ガイロープは上に乗せてしまっても良いと思います。
ハンマーについてはペグと一緒に入れれば良いと思いますが、ハンマーのサイズも確認するのを忘れないようにしましょう。
こちらもペグ同様、大抵のペグハンマーは320mmよりも小さいので、往々にしてマルチコンテナSで十分です。
写真は、私のマルチコンテナの様子です。
様々な種類のペグを入れる場合、輪ゴムで良いので束ねておくと便利です。
ちなみに私は、ペグ、ペグハンマー、ガイロープ、軍手、ペグを束ねるための輪ゴムを一緒に入れています。
上のメッシュ部分を有効活用できていないので、もう少しうまく使いたいと思っています。
スポンサーリンク丈夫な幌布で、ペグを入れても穴が開かない
マルチコンテナがペグケースに適している理由は、ちょうどいいサイズであることの他に、素材の丈夫さがあります。
マルチコンテナは、高品質で定評のあるスノーピークならではの製品と言えます。
スペック紹介でも少し触れましたが、素材は幌馬車にも使われていた幌布で、言わずもがな、耐久性の高い素材です。
幌馬車というのは、このような馬車のことです。
画像出典 : 栃木の四季
この馬車の、人が乗る部分の布に使われている素材と同じものが、マルチコンテナで使われています。
馬車は人を乗せ、雨風にさらされることが前提となりますので、その素材は非常に高い耐久性が求められます。
さらに、内側にはPVC加工(ポリ塩化ビニル加工)が施されています。
PVC加工をすることで、水を一切通さなくなるため、水や泥を弾いてくれます。
(水を弾くと言っても、ペグを片付ける際は汚れや水分を拭き取ってから片付けることをおすすめします。)
仮に泥で汚れてしまっても、泥の汚れが染み込むことはないため、濡れた布で拭き取れば簡単に掃除することができます。
まとめ。マルチコンテナでギアをスマートに収納しよう!
マルチコンテナはシンプルでありながら洗練されたデザインで、キャンプ場の雰囲気にマッチします。
非常に丈夫に作られているので、ペグを入れるのに最適です。
また、スノーピークカラーとも言えるベージュが、ペグのイメージに合っているようにも感じます。
ペグは地面に打つものなので、土の色にも近いナチュラルな色と相性が良いのかもしれません。
私はペグケースとして使用していますが、もちろん、何に使うのもその人の自由です。
サイズもS、M、Lの3種類ありますので、大抵のギアであれば収納できます。
ペグの他、クッカーや食器、調味料等のケースとして使うのも良いでしょう。
使い方は人それぞれ自由ですが、ペグケースとしての利用はマルチコンテナの長所を最大限に活かしたい使い方ですので、ペグケースをお探しの方は是非検討してみてはいかがでしょうか。