キャンプ沼にハマっていくと、段々キャンプギアが増えていきます。
キャンプ道具を使うのは楽しいので、趣味としてはいいことですが、気になってくるのが忘れ物です。
自分が何を持って行って、何を車に詰め込んだのか、分からなくなってきます。
そんな時に便利なのがAirTagですが、OLIGHT(オーライト)からAirTagを入れることができるライト、「GOBER」が登場しました。
OLIGHT(オーライト) GOBERのスペック
まずはGOBERのスペックをご紹介します。
OLIGHTと言えば高性能なライトが特徴ですが、GOBERは照らすためのライトではないので、明るさは大きくありません。
デザインも格好良く、小型なので、ちょっとしたキーホルダーとしても使えます。
▲GOBERは(ほぼ)立方体の箱に入っている。丸っこい本体がかわいい。
サイズ | 約38mm × 50mm |
重さ | 約40g |
光量 | 4ルーメン |
連続稼働時間 | 11時間〜28時間 |
防水性能 | IPX4 |
実際に手に取ってみると分かりますが、まさに「ギア」という感じがして、とても格好いいです。
AirTagを入れることができる商品ですが、キャンパー心くすぐるデザインなので、ライト兼キーホルダーとしても活躍してくれます。
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AirTagを入れて忘れ物対策に!
OLIGHTのGOBERの特徴として、AirTag(エアタグ)を入れることができる、という点があります。
そもそもAirTagが分からない方は、次の章で簡単に触れますのでご参考にしてください。
▲GOBERの本体の中に、AirTagを格納することができる。ぱっと見、AirTagが入っているようには見えない。
AirTagを使用している人は皆思い思いのケースに入れていると思いますが、アウトドアに適したAirTagケースというものはあまり見なかったと思います。
キャンプで使うにはデザインがあまり良くなかったり、ケース自体が衝撃に弱かったりするからです。
GOBERはそんな課題を解決した、アウトドア向きのAirTagケースとなります。
なお、AirTagを入れる時は付属のドライバーでネジを外し、中に取り付けます。
▲GOBERの付属品。左側がAirTagを入れるためのドライバー。
そもそもAirTag(エアタグ)とは?
そもそもAirTagが何かというと、Apple社が発売している忘れ物防止のタグのようなものです。
下記の写真のような、小型チップのような形状で、これをバッグ等に取り付けます。
▲Apple社のAirTag(エアタグ)。小さなコインのようだが、iPhoneと接続して場所を知らせたり、忘れ物を教えてくれたりする。
そうすると、iPhone等と接続し、一定以上離れたら通知が来たり、今どこにあるかGPSで追えたりします。
Apple社の製品なのでAndroidでは使えませんが、忘れ物対策として人気の製品です。
また、GPS機能があるので、紛失物がどこにあるのかも分かります。
AirTagはiPhoneから8時間以上離れると、AirTag自体が鳴るので、完全な盗難対策にはなりませんが、盗難時の参考情報としても使えます。
スポンサーリンクIPX4の防水性能と360°フルカバー
GOBERはアウトドア用品だけあって、IPX4の防水性能(厳密に言えば防滴性能)があります。
キャンプ用品としてバッグ等に取り付けるのであれば、防水性能は必須です。
アウトドアで使う以上、急な雨に打たれることも多々あります。
▲GOBERはしっかりと密閉できる構造になっており、防水性能の高さが窺える。
ただし、GOBERの防水性能は中のAirTagを守るものではなく、GOBER自身を守るための性能です。
なぜなら、AirTagは元々IP67と、IPX4より高い防水性能を持っているのです。
AirTagが壊れるくらいの水が来たら、GOBERも壊れてしまいます。
しかしGOBERは360°フルカバーでAirTagを守ってくれるので、様々な衝撃が起きやすいアウトドア環境下では、安心の構造となります。
いくらAirTagの防水・防塵性能が高くても、衝撃には弱いので、アウトドアで使うならGOBERのようなカバーがあると良いでしょう。
カラー変更が可能なライト
GOBERにはカラフルなライト機能が備わっています。
さすがOLIGHTだけあって、ライトは可愛く、そして綺麗に光ります。
▲青色に光らせた様子。鮮やかな光は美しく、OLIGHTの技術力の高さが分かる。
構造として、GOBERはAirTagを入れられる中央部と、その両側にライトで構成されています。
ライトは点灯、点滅に切り替えられるほか、赤、緑、白と、様々なカラーで光らせることができます。
ライトは片方ずつ別々に光らせることができるので、好みに応じて光らせることができます。
明るさは大きくないので、登山や自転車等での目印など、他のアウトドアでは機能的メリットがありそうですが、キャンプにおいては装飾メインとなりそうです。
もちろん、ナイトハイク等を楽しむ場合は、良い目印になると思います。
▲バラバラにして、赤色に光らせた様子。片方ずつ別の色に光らせることも可能。アイデア次第で色々なものに使えそうだ。
取り外してクリップに取り付けることが可能
GOBERにはクリップが付属しており、外したGOBERのライトをそのクリップに取り付けることができます。
▲GOBERをクリップにつけた様子。付ける時は片方を取り外す。
クリップは、説明書には「バッグパッククリップ」と書いてありますが、実際は色々な物に取り付けることができます。
胸ポケット等にとりつけて目印にすることもできますし、キャンプで言えばガイロープにつけて、躓きそうなペグ等の目印とすることもできます。
自分のテントの位置に迷いそうな広いキャンプ場であれば、点滅させて取り付けておくのも便利です。
スポンサーリンクSOS信号も出せる
これは普通のフィールドキャンプでは使わないかもしれませんが、GOBERにはSOS信号を出す機能もついています。
遭難時等に点滅のパターンでSOSを知らせることができます。
登山等で万が一のことがあれば、救助隊等に伝えることができるかもしれません。
基本的にキャンプで使うことはないと思いますが、折角の機能なので覚えておくと良いでしょう。
補足ですが、GOBERはボタンを押す回数で機能を切り替えます。
2回ポチポチと押せば点滅・点灯が切り替わり、3回押すとSOS信号になります。
感想、まとめ。キャンプ場への忘れ物や盗難時の対策に!
少し変わったギア、GOBERをご紹介しました。
デザインが格好いいので、デザインに惚れて買う人もいるかもしれませんが、メインはAirTagでの使用と思われます。
AirTagを中に入れて、キャンプギアや貴重品の入ったリュックにつけておけば、キャンプ場に忘れて帰る、ということはなくなります。
盗難時にもGPS機能によって場所が分かりますが、ストーカー防止のため、登録したiPhoneから8時間くらい離れると、AirTag自体が鳴ってしまうため、知識のある犯人にはバレます。
ただ、8時間の間は10分おきにGPSを追うことができますし、牽制効果にもなります。
盗難対策よりも忘れ物対策としての使い方がおすすめですが、様々な応用が効くギアなので、興味がある方は調べてみてください。
記事執筆現在、公式サイトではセールもやっているようです。
しかも上記のキャンペーン期間中は、会員登録やログイン等、所定の条件を満たせばi3E EOSというライトが無料で貰えるそうです。
キャンペーン期間が終了していても、定期的に様々なキャンペーンを行なっているので、要チェックですね。
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