東京近郊のキャンパーの方なら「ふもとっぱらキャンプ場」というキャンプ場を聞いたことがある方も多いと思います。
最近はゆるキャン△の影響もあり、更に注目を集めているキャンプ場です。
有名なキャンプ場なだけになかなか行けないところですが、ここは春夏秋冬、通年で営業しているので、秋冬あたりに行くのがおすすめです。
写真は3月ごろに行ったものです。
この時期は空気が澄んでてとても綺麗でした。
ふもとっぱらは朝焼けの富士山がとても綺麗なので、キャンプに行かれた際はぜひ早起きしてみてください。
ふもとっぱらキャンプ場の営業情報
ふもとっぱらは静岡県富士宮市にあります。
山梨県とのほぼ県境にあるので、静岡県と言えど海からはかなり距離があります。
そのため、帰り道に海鮮を食べる、というのはなかなか難しいのでご注意ください。
なお、ふもとっぱらキャンプ場の営業情報は次のとおりです。
- 住所 : 静岡県富士宮市麓156
- 電話番号 : 0544-52-2112
- 料金 : 車一台、テント一つ、5名までで3,500円。タープ利用で+1,000円。
- チェックイン : 8:30〜
- チェックアウト : 14:00
- ゴミ : 有料ゴミ袋のみ処理可
- 花火 : NG
- サイト : 完全フリーサイト。オートキャンプ。
- その他 : コテージなどの施設もあり。
※基本情報は予告なく変更される場合がありますので、必ず公式サイトをご確認ください。
チェックインが8:30から出来るのが特徴的ですね。
ただし、チェックアウトが14:00なので、単純に早く行けばいい場所が取れるわけではありません。
特に三連休の中日等は、お昼過ぎに撤収していくキャンパーもかなりいますので、良い場所を確保したいならその時間もおすすめです。
※営業情報は変更されている場合がありますので、必ず公式サイトでご確認ください。
坂になっているため、どこでも富士山が見える!
ふもとっぱらの良い点として、富士山が見えない場所がほとんどないことが挙げられます。
キャンプ場の入り口から富士山の方に向かって坂になっているので、基本的にどこにテントを張っても富士山を見ることができます。
だからと言って、どこにテントを張っても同じ、というわけではありません。
フリーサイトの中でも人気な場所があります。
それは、トイレやサニタリー塔の近くです。
真横は人気ないですが、トイレやサニタリー塔から少しだけ距離を置いた場所がまず最初に埋まっていきます。
ふもとっぱらキャンプ場のトイレはメイン通路にあり、トイレからかなり遠い場所にテントを張ることもできるので、もし早く着いたのであれば、トイレからそう遠くない場所がおすすめです。
(メイン通路とは、主に車が走る場所になります。)
炊事場の他にも簡易的な水道がメイン通路に設置されているので、歯ブラシなどはそれで事足ります。
メイン通路は車が通るので、個人的にはメイン通路から10メートルほど離れた場所が特におすすめです。
ふもとっぱらキャンプ場はとても広いキャンプ場ですが、トイレから近く、且つトイレ及びメイン通路から10メートル程度離れた場所はほとんどありません。
もし見つけたらラッキーなので、真っ先にそこを確保しましょう。
スポンサーリンク朝は早起きして朝焼けを見よう!
せっかくふもとっぱらキャンプ場に来たのであれば、是非朝焼けを見てください!
富士山から朝日が昇ってくる瞬間はとても感動します。
太陽が富士山に隠れている間は気温が低く、辺りも薄暗い状態になっています。
しかしそれが、富士山から太陽が出た瞬間、まるで世界が変わったかのように変化します。
景色も、体感も、空気も、全てが変わります。
ふもとっぱらキャンプ場に来たからには、ぜひこの瞬間を肌で感じてください。
忘れられない思い出になること間違いないでしょう。
なお、朝日が昇る時間は季節によって異なりますので、必ず寝る前に朝日が昇る時間を調べておきましょう。
気持ち的には朝焼けより少し早く起きて、待機するくらいで丁度いいです。
待っている間はコーヒーを淹れ、まだ日も昇らない朝の静けさを堪能してください。
太陽が昇る瞬間だけにフォーカスを当てましたが、この待っている時間も至福のひとときです。
これは3月ごろに撮った写真ですが、運が良ければ綺麗な朝焼けを見ることができます!
天気の運も必要ですが、せっかくふもとっぱらキャンプ場に行くのであれば、是非早起きしてみてください。
ふもとっぱらキャンプ場の悪い点
ここまでふもとっぱらキャンプ場を大絶賛してきましたが、悪い点が一つだけあります。
大自然なので仕方ないですが、鹿のフンが非常に多いことです。
鹿のフンは小さく避けきれないので、ある程度掃除をしたら、グランドシートはフンの上に張るしかありません。
これだけ大量にあると、全てを片付けるのは困難です。
時期や天候にもよると思うので、鹿のフンが少ない日もあると思いますが、行ってみないと分からないのでそれなりに覚悟は必要です。
ただ、私は冬にしか行ったことがないので、もしかしたら夏はキャンパーが多くて鹿も入ってこないのかもしれません。
ただ、夏は鹿が入って来なくても人が多いので、ある意味鹿と人はトレードオフの関係かもしれませんね。
なお、鹿のフンはほとんど乾いており、物凄く臭いわけではないですが、やはり気にすれば臭さを感じます。
鹿のフンがたくさん落ちているので、そこでキャンプすれば鹿に出会うかと思ったのですが、一泊しただけでは鹿は一匹も見ませんでした。
このフンはどこから来たのだろう…。
スポンサーリンクまとめ。ふもとっぱらは一度は行くべき、絶景のキャンプ場!
キャンプ場に鹿のフンが転がっているとは言え、これほど景色が綺麗なキャンプ場は他にありません。
サイトも完全フリーサイトで好きな場所にテントを張ることができるので、多くのキャンパーが満足できることでしょう。
ただし、最近更に人気になり、全国各地から多くの人が集まるようになりました。
いくら広いふもとっぱらと言えど、大型連休ともなると非常に混雑します。
混雑しても富士山の美しさには変わりないですが、あまり人が密集し過ぎると魅力が半減してしまいます。
そのため、やはり人が少ない時を狙って行くのがおすすめです。
平日に連休が取れた場合や、オフシーズンであればまだまだ広々と使えます。
キャンプ場をどこか一つ貸切で使えるとしたら、まず間違いなくここを選ぶと思います。
そう思えるくらい、魅力たっぷりのキャンプ場です。
皆さんもぜひふもとっぱらキャンプ場に泊まって、絶景の富士山を堪能してください。