数量限定!ユニフレームのキャンプケトルジャンボの使い勝手は?

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ユニフレームの人気ケトル、キャンプケトルから、2018年限定生産としてジャンボサイズが出ました。

限定と言う言葉に弱いのが人間ですが、その名に恥じない巨大なケトルで、正直オーバースペックな気がしなくもない。

 

私も今使っているケトルが壊れかけなので、ちょうど新たな商品に買い替えを検討しています。

どうせなら限定モデルが欲しい!という気持ちはありますが、この大容量、どんなシーンで使う時が来るのでしょうか。

ユニフレーム キャンプケトル ジャンボ

画像出典 : UNIFLAME 

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ユニフレーム(UNIFLAME) キャンプケトルジャンボの製品情報

執筆時現在ですが、アウトドアショップに行けばこのケトルが置いてあるところも多いでしょう。

このケトルはぜひ実際に触ってみてほしいです。

私個人の率直な感想を述べると、想像より大きいと感じました。

 

サイズ 約φ154×253(高さ)mm
材質 ステンレス鋼
重量 約830g
容量 2.5L

容量は2.5Lと、「ジャンボ」という名前に恥じない大容量です。

ソロで使うのはオーバースペックなのは言うまでもありません。

トライポッドに吊るしやすい!

ユニフレームのキャンプケトルは、ジャンボサイズに限らず、トライポッド(クワトロポッド)に吊るしやすいのが特徴の一つです。

持ち手の部分が引っかかるようになっているので、吊るしている最中に滑らないためです。

液体を入れるものなので、持ち手の部分が平らだと、滑って偏ってしまいます。

 

このようなケトルは他にも何種類かありますが、私はコールマン(coleman)のファイアープレイスケトルを使用しています。

持ち手の部分が引っかかりやすいので、トライポッド等に吊るしても安定します。

ファイアープレイスケトル

その他にもトライポッドでの利用に向いている理由がいくつかあるので、詳細は以下の記事をご参考にしてください。

リンク : 焚き火、トライポッドにはコールマンのファイアープレイスケトル!

 

なお、トライポッドもいくつか種類があるので、この辺りも好みです。

トライポッドを使う場合は、ぜひ吊るせるケトルと合わせてみてください。

2018年の数量限定商品!

このキャンプケトル ジャンボは、2018年の数量限定生産の商品です。

今しか買えない!となると、ついつい欲しくなるのは人間の性ですよね。

執筆時現在ですが、私が行ったアウトドアショップでは、まだ在庫はありそうでした。

数量限定のシール

「限定生産品。カタログには載っていない2018年限定商品です。今後、生産するかは未定です。」

なかなか煽ってきますね。笑

 

こう言った限定モデルは、年末に近づくにつれてなくなるタイプと、在庫の限り来年もあるタイプがあります。

スノーピークのノクターンやレインボーストーブの限定モデルなんかは、年が明けた後も暫く在庫はありました。

 

これには単純に人気の有無だけでなく、販売戦略も関わってきます。

プレミア感を出して夏(ハイシーズン)に売り切るような戦略なのか、それとも2018年中は生産し続け、2019年も暫く売り続ける、という戦略なのか。

他にも、最初から追加生産する予定だったり、人気が出たら恒常の製品化を視野に入れていたりと、様々です。

そのため、2019年にキャンプケトル ジャンボが残っていても、単純に人気がないとは言えません

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実際にここまでのスペックは必要か?

ユニフレームのキャンプケトル自体は多くの愛用者がいる、非常に優秀なギアです。

ロングセラーなのがその証明でしょう。

 

しかし、通常のキャンプケトルは容量約1.6Lです。

多くのキャンパーにとっては1.6L程度が適正サイズで、非常に使い勝手が良いと思います。

では、2.5Lもの大容量が入る程のスペックは実際のキャンプのシーンで必要あるのでしょうか。

コップ一杯 約200ml〜250ml

キャンプでケトルを使うシーンと言えば、一番多いのが温かい飲み物を飲むときです。

コーヒー、ココア、コーンスープ、etc。

鍋ではなくケトルを使用するシーンと言えば、こう言ったホットドリンク系が多いと思います。

 

コップ一杯の容量は使用するマグによって違いますが、平均的には200ml〜250mlです。

350mlの缶ジュースを基準に考えていただければ、まぁ大抵のマグはこのサイズだと思います。

朝日とコーヒー

今回は多めに見積もって、コップ一杯250mlだとします。

堅く見積もるとか、バッファを持たせるとか言うと響きはいいですが、10で割るだけの方が分かりやすいというのが本当の理由です。

 

そう、キャンプケトル ジャンボの容量は2.5Lなので、最大10人分のホットドリンクを作ることができます

10人であれば、大人数のグルキャンメインの方なら活躍するシーンはあるかもしれません。

ただ、わざわざ大容量のケトルを用意する必要があるかと考えると、それはその人数でキャンプをする頻度によるのではないでしょうか。

カップラーメン一杯 約400ml

飲み物の次にケトルを使うシーンを考えると、カップラーメンが思い浮かびます。

カップラーメンは食べない人もいますが、食べる人にとっては重要なケトルの使いどころです。

 

カップラーメンのお湯も当然サイズによって異なりますが、一般的な「どん兵衛サイズ」であれば約400mlです。

カップヌードルはBIGサイズで約400ml、通常サイズであれば約300mlです。

 

一杯約400mlで考えると、2.5Lのお湯で6杯作れる事になります。

なお、通常のキャンプケトルの1.6Lなら、4杯作れます。

カップラーメン6つなら作る機会がありそうですが、やはりファミキャンがメインであれば4杯で十分です。

グルキャンメインなら活躍の場はある

結論としては、グルキャンをやる頻度がどれくらいあるか、と言う点で考えたら良いと思います。

ソロやファミリーメインなら、1.6Lサイズで十分です。

ピラミッドグリルとネイチャーストーブ

おじいちゃんもおばあちゃんも一緒にキャンプ!という理想的なファミリーなら、ファミキャンでもジャンボの方が良いかもしれませんが・・・。

そんな素敵ファミリーはあまり見た事ないですが、ジャンボサイズが活躍するのは2〜3家族が一緒にグルキャンする時でしょう。

もしくは大学のサークルのような、共用で使う場合も容量は大きい方が良いかもしれません。

 

基本的には1.6Lの通常サイズを有力候補に、ご自身のキャンプスタイルに合わせて選ぶようにしましょう。

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飲み物のお湯を沸かすだけならオーバースペック

では、家族とであれ仲間とであれ、4人程度が最大人数のキャンプにおいては、ジャンボサイズを使うシーンは来ないのでしょうか。

キャンプケトルジャンボの写真

4人分の飲み物を作るだけなら、2.5Lは明らかにオーバースペックです。

冬キャンプで常に温かいものを飲みたい!という場合も、少しずつ継ぎ足していけば1.6Lサイズで十分です。

 

ケトルは単純にお湯を沸かすことを想定した動画なので、これで料理をする人は少ないと思います。

そう考えると、やはり特殊な使い方をしない限りは、オーバースペックと言わざるを得ません。

裏を返せば、通常サイズである1.6Lは本当に使い勝手が良いサイズ感だと思います。

 

確かに、大は小を兼ねると言いますし、ジャンボサイズで1.6Lのお湯は沸かせても、通常サイズで2.5Lのお湯は沸かせません。

しかし、値段も違えば、何よりジャンボサイズは嵩張ります

単純にお湯を沸かす量の差だけでなく、収納にも響いてきます。

利用シーンだけで考えると、やはりジャンボは大人数のキャンプに特化したギアと言えそうです。

感想、まとめ。限定は魅力だが、使用シーンの想定は必要!

2.5Lという特大容量のお湯が沸かせる、ユニフレームのキャンプケトル ジャンボ。

グルキャン等の大人数キャンプで活躍するギアなので、そういったキャンプを頻繁に行う場合はおすすめです。

通常サイズが容量1.6Lなので、4人程度でキャンプをするのがメインなのであれば、1.6Lサイズで十分です。

 

とは言え、スペックよりもこの大きさに惚れた!という方は、自分の感性が何よりも大切です。

限定モデルなので、これを逃すと手に入らないというのも事実です。

ここまでは容量だけで考えた、一般的なスペック論だけを書いてきましたが、最後は感性で決めると良いでしょう。

 

過半数を超えるキャンパーは通常サイズの方が使いやすいとすると、つまりは持ってる人が少ないという事になります。

さらに2018年限定モデルとなれば、会話の種にもなりますし、代わりの効かない、愛着のあるギアになると思います。

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