焼き鳥とビール!と言えば居酒屋の定番メニューです。
ドラマやアニメのワンシーンにも、よく焼き鳥とビールを頼むシーンがあります。
もちろんただのイメージではなく、居酒屋で焼き鳥を頼むことはよくありますし、やはり定評があるだけあって美味いです。
しかし室内で食べて美味いものはソトメシで食べたらもっと美味い!と言うのがキャンパーの思考です。
そこで、今回はバーベキューでよくやる巨大な串焼きではなく、居酒屋チックな串焼きを作ってみました。
キャンプには串焼きが合う!
個人的にはキャンプと串焼きは非常に相性が良いと思います。
串焼きは居酒屋ではよく見るものの、なかなか家庭で作る機会は少ないのではないでしょうか。
串に刺す手間もかかりますし、家族でも父親のおつまみだけならスーパーで既製品を買えば十分です。
そう言った、「少し手間のかかるもの」でも、キャンプではそれ自体が楽しいものです。
また、串焼きは炭火で調理すると美味しいので、これもなかなか家庭では作れません。
ミニグリルで炭を起こして食べれば、ソロキャンプでも存分に楽しむことができます。
味だけでなく雰囲気もピッタリ
バーベキューには巨大な串焼きと言うイメージがあるように、雰囲気としても串料理はぴったりです。
雲一つない空の下、ビールを片手に串焼きを頬張る、というのは、想像しただけで唆られますね。
ソロなら居酒屋のような串焼きも良いですが、大勢であれば、巨大な串に肉を刺してバーベキューにするのも良いでしょう。
画像出典 : captain stag
大勢でお酒を片手にワイワイやれば、作る工程、焼く工程、全てにおいて盛り上がること間違いなしです。
作り方も簡単!
バーベキューでよくある串焼きは、野菜と大きいブロックの肉を挟んだらしながら作っていきますが、居酒屋風の串焼きの場合は基本は一串一種類です。
もちろんネギマを作る場合には二種類ですが、大抵の場合は同じ肉を串に刺します。
そのため、その串に何を刺すか?という点がほぼ全てと言っても過言ではないでしょう。
お酒を飲まれる方は、この焼き鳥が好き!という種類はあるかもしれませんね。
ちなみに私は軟骨と鶏皮が好きです。
そしてタレより塩派です。
・・・どっちでもいいですね。
①好きな肉を買って串に刺す
作り方も何もありませんが、一応作り方を書いておきます。
まずは買ってきた肉を串に刺します。
串はバーベキュー用の鉄製の串があれば良いですが、竹製のものでも問題ありません。
私はお惣菜で焼き鳥を食べた時の串が残っていたのでそれを使いましたが、キャプテンスタッグからも竹串は発売されています。
長く使うなら、ステンレス製の串の方が最終的にはコスパが良くなります。
ただし竹製の場合は火力を誤ると燃えてしまうので注意が必要です。
(そう簡単には燃えませんので、そこまで神経質になる必要はありません。)
自分で具材を刺していくと、ついたくさん刺してしまいますが、肉と肉の間に少し間が空いていた方が火の通りが良いのであまり詰めすぎないようにしましょう。
また、肉同士の間が空いていないと、焼け具合を確認できず苦労します。
以下の写真は少し詰めすぎたため、もう少しゆとりを持っていた方がベストです。
②塩やタレで味付け
肉を刺したら塩やタレで一回味をつけます。
本格的にやる場合は前もって下味をつけておくのがベストですが、雰囲気とそれなりの味があれば良い、という方はこのやり方で十分です。
完成した後にまた塩やタレで味付けはするので、味の濃さ等の好みはその時に各自で調整してもらうと良いでしょう。
なお、大勢で食べる場合は塩派かタレ派かを確認しておかないと、戦争が起こるので注意が必要です。笑
③炭火で焼く
串を準備したら、あとは焼くだけです。
炭火で、網の上に置いて焼く、というのが基本形になります。
焼き鳥やさんのように、網につけずに焼いた方が美味しいのですが、専用の台を準備するか、常に持ち上げていないといけないので大変です。
妥協と言えば妥協なのですが、ぶっちゃけ網に並べてしまっても問題ないと思います。
どこまで追求するかは趣味の世界ですが、私はこれくらいで十分でした。
なお、ソロキャンプで串焼きを作る場合はおが炭がおすすめです。
簡単に着火でき、1〜2個あれば1人前の串焼きは完成します。
ミニグリルの中におが炭を入れれば、あとはライター一つでも完成します。
参考リンク : ツーリングやソロキャンプに!ミニバーベキューグリルでお手軽焼肉!
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手作り感が楽しい!ファミキャンやグルキャンの夕飯におすすめ!
私が上記で紹介した作り方は、串焼きの奥深さを知っている方にとっては手抜きも手抜きだと感じるでしょう。
しかし串焼きの良いところは、手抜きでもそれなりに美味しく、そして作る工程に楽しさがあることです。
何の肉、何の野菜が好きか?
変わり種にチャレンジするか?
という食材選びも楽しいですし、それをみんなで作るのも楽しいです。
たとえ選んだ変わり種が美味しくなくても、それはそれで良い思い出です。
今回私は定番の鶏肉でしか作りませんでしたが、次回は少し変わった食材でもチャレンジしてみようと思います。
串焼きにハマってきたら、このブログに「串焼き」というカテゴリでも作ろうかなと思います。
感想、まとめ。次回のキャンプのおつまみにいかが?
串焼きを作って、ソロでしっぽりプチ居酒屋も楽しければ、大勢でバーベキュー的にやるのも楽しいです。
ソトメシなら何を食べても美味い!というスタンスですが、少し手間をかける楽しさ、というものもあります。
特に分業ではなく、家族や友達と一緒に串を作ったり、具材を考えたりすれば、盛り上がること間違いなしでしょう。
串焼きは雰囲気だけでなく、そういった意味でもキャンプとの相性抜群です。
ぜひ、次回のキャンプ飯・キャンプおつまみの候補にしてみてはいかがでしょうか。