山梨県にある黒坂オートキャンプ場に行ってきました。
私は地元が山梨県なので、非常に行きやすいキャンプ場です。
甲府市からほど近い笛吹市にあり、家族で経営しているキャンプ場でした。
高機能キャンプ場ではありませんが、自然の中でシンプルなキャンプができる、良いキャンプ場でした。
黒坂オートキャンプ場の営業情報
まずは基本的な営業情報からご紹介していきます。
黒坂オートキャンプ場は山梨県の笛吹市という場所にあります。
県庁所在地である甲府市よりも若干東京寄りです。
中央道の混雑状況にもよりますが、空いていれば東京から2時間程度で行くことができるので、アクセスは悪くないです。
住所 | 山梨県笛吹市境川町大黒坂1070 |
チェックイン | 13:00〜 |
チェックアウト | 〜12:00 |
料金 | 車一台1,000円、大人1人1,000円、子供1人500円 |
ゴミ | 灰以外は持ち帰り。 |
施設 | シャワーあり、風呂なし。 売店なし。 |
シャワーはあるようですが、第一キャンプ場と第二キャンプ場があり、第二キャンプ場からは遠いため、第二キャンプ場の方は少し面倒です。
歩けない距離ではないので、夏でベトベトであれば入るかもしれませんが、私がGWに行った時は入りませんでした。
※営業情報は予告なく変更される場合がありますので、必ず公式サイトをご確認ください。
売店や自販機はないので忘れ物に注意!
黒坂オートキャンプ場はこれと言った売店や自動販売機がないため、忘れ物に注意が必要です。
管理棟は一応ありますが、管理棟というよりも事務所と言った建物です。
とは言え、炊事場は綺麗に整備されており、水も飲めるので大きく問題はありませんが、お酒や食べ物を忘れた場合等に簡単に買い足すことはできないので、食べ物や飲み物は少し多めに用意しておいた方が良いでしょう。
スーパーもそう遠くない場所にありますが、徒歩で行くのは困難な距離です。
細道等もなくアクセス良好
黒坂オートキャンプ場までの道は比較的広いので、車の運転があまり得意な人ではなくても問題ないと思います。
むしろ直前まで住宅街の中を走るので、「本当にここであっているのか?」という不安な気持ちにさせられます。
個人経営のキャンプ場だとアクセスが悪いことがありますが、その点、黒坂オートキャンプ場についてはご安心ください。
余談ですが、途中に管理人の「自宅」があり、夜間の緊急対応のためか「黒坂オートキャンプ場の管理人の自宅」という看板が出ています。
初めて行くと「黒坂オートキャンプ場」という文字だけ目に留まるため、目的地に着いたと勘違いしないようにしましょう。
私は見間違えて一時停止しました。笑
トイレや炊事場は比較的綺麗
黒坂オートキャンプ場は非常にシンプルなキャンプ場で、決して高機能キャンプ場というわけではありません。
個人経営なので、当然と言えば当然ですよね。
しかしトイレや炊事場は清潔に保たれており、快適に使用することができます。
私は第二キャンプ場だったので、第二キャンプ場のトイレしか分かりませんが、少なくとも第二キャンプ場のトイレは綺麗でした。
第二キャンプ場には女性専用トイレが2つ、男女兼用トイレが2つありました。
女性専用トイレの方はよく分かりませんが、男女兼用の方は1つが和式トイレ、もう一つが洋式トイレでした。
トイレ内は土足禁止でスリッパを履くような形になっていたので、汚れも少なかったです。
ある程度はどうしても仕方ないですが、扉もしっかりしているので、虫の侵入は比較的抑えられていると思います。
スポンサーリンク場所によっては夜景が見える!
絶景!とまではいかないですが、黒坂オートキャンプ場からは甲府盆地の夜景が見えます。
とは言っても、サイトから夜景が見えるのはごく限られているため、散歩をしながら夜景を楽しむ感じでしょうか。
第二キャンプ場からの景色は一部のサイトを除いて、前の区画のテントや建物によって完全には見えません。
他の方のレビューを見ても、夜景が完全に綺麗に見えるのは一部サイトに限られるようです。
夜景自体も綺麗ではありますが、上記の理由も含めて過度な期待は禁物です。
夜景を除いても、黒坂オートキャンプ場は魅力の多いキャンプ場です。
第二キャンプ場は非常に水はけが悪い
黒坂オートキャンプ場の悪い点として感じたのは、水捌けの悪さです。
私がキャンプ場した時はあいにくの雨だったのですが、この雨に非常に苦しめられました。
第一キャンプ場は使ってないので分かりませんが、第二キャンプ場は土のサイトになっており、非常に水捌けが悪いです。
サイトに水が溜まらないようにと、キャンプ場にはスコップが備えられており、それを使って水を流します。
しかし、第二キャンプ場は段々畑のような形になっており、それによって上のサイトから水が流れてくるのです。
つまり、水捌けが悪いために土を掘って水路を作るしかないが、それをすると下のサイトに水が流れていく、ということです。
私も上のサイトの方が作った水路でいつのまにかテントが水没しており、あわてて自分のサイトにも水路を作りました。
上のサイトの方が悪いわけではなく、あの水捌けの悪さでは致し方ないと思います。
私も極力下のサイトに迷惑にならないよう、端っこに水路を作り上の方の水を流しましたが、これだと下に行けば行くほど水の量が増えていくことになります。
私は比較的下の方のサイトだったので、結構な水が流れてしまい、いつのまにかサイトが水溜まりだらけになっていました。
この改善はキャンプ場側もコストがかかる部分ではありますが、改善の余地のある部分ではあります。
スポンサーリンクアクティビティはないが、シンプルなキャンプがしたい方に!
黒坂オートキャンプ場は高機能キャンプ場ではないものの、必要最低限の機能が揃ったシンプルなキャンプ場です。
高機能キャンプ場によくあるイベントやアクティビティなんかもありません。
その代わり、川も近いため自然に恵まれ、自然のアクティビティがあります。
催し物としてのイベントはありませんが、自然を通じての思い出づくりができます。
水捌けの悪さはデメリットではありますが、シンプルで気持ちの良いキャンプができるキャンプ場だと思います。