千葉県印西市にあるキャンプ場、キャンプガーデン印西(CAMP GARDEN INZAI)に行ってきました。
できたばかりのキャンプ場ですが、とても雰囲気が良く、大満足でした。
また、東京近郊からの立地も非常に良く、立地の良さで言えば指折りだと思います。
これだけ好立地でありながら自然豊かなのも大変驚きでした。
キャンプガーデン印西(CAMP GARDEN INZAI)の営業情報
まずはキャンプガーデン印西の営業情報からご紹介していきます。
利用料も比較的良心的なので、立地の良さも相まって気軽に利用しやすいキャンプ場です。
▲区画サイトの様子。オートサイトなので、車を横付けすることが可能。
ソロ用のサイト等はないですが、ソロキャンパーさんもちょこちょこいました。
住所 | 千葉県印西市草深256 |
サイト利用料 | 平日3,300円、休日前4,400円。 |
入場料 | 大人1,100円、子供550円、未就学児無料 |
チェックイン | 13:00〜17:00 |
チェックアウト | 〜11:00 |
サイト | 砂利 |
車の乗り入れ | 可(オートサイト) |
入浴施設 | 風呂なし、シャワーあり(有料) |
トイレの状況 | とても綺麗 |
ゴミ | 回収有料 |
その他 | デイキャンプ可(料金体系別)。広々区画あり(別料金)。 |
サイト利用料は曜日によって異なり、デイキャンプ等の利用も可能となっています。
詳細は公式サイトでご確認いただく必要がありますが、私が大人2人、子供1人で土日に利用したときは、6,600円でした。
サイト利用料4,400円+大人入場料1,100円×2人=6,600円、というわけですね。
▲トイレの建物は少し古いが、中はリノベーションされていてとても綺麗。ただし、トイレまでは少し遠い。
※営業情報は変更されている場合があります。また、アーリーチェックイン等の細かい情報もあるので、必ず公式サイトをご確認ください。
地面が硬いため、ペグは鍛造ペグ推奨
キャンプガーデン印西を利用するにあたって注意することが二つあります。
一つ目は、「地面が硬いこと」です。
プラペグでなどうにもならないことはもちろん、テントに付属しているようなペグでは歯が立たない可能性もあります。
▲設営の様子。硬いので苦労はするが、設営できないほどではない。
基本的には鍛造ペグ推奨、ハンマーも金属製のハンマーが必要です。
ゴムハンマーやプラスチックハンマーではかなり厳しい、というかペグダウンは不可能に近いです。
参考記事 : ソリッドステークとエリッゼステークを比較!最強ペグは?【ブログ】
▲筆者が使用しているSnowpeakのソリッドステークと、村の鍛冶屋のエリッゼスターク。これらは問題なくペグダウンできた。
オーナーさんがとても良い方で、初心者の方にはハンマーを貸し、ペグダウンを手伝ってあげていました。
が、キャンパーたるもの、折角なら自分のギアで対応していきたいですよね。
飲み水必須!井戸水で飲めない
二点目の注意な必要な点は、「水道から出る水は飲めない」という点です。
水道から出る水は井戸水となっており、料理や飲用には適していません。
▲炊事場の様子。綺麗だが、飲用には適さない。なお、中性洗剤の使用ができないので注意。(自然由来の洗剤を用意しよう)
しかしキャンプ場内に自動販売機はなく、売店にも売っていないので、水を忘れてしまうと飲み水がありません。
また、自動販売機があっても料理用の水は欲しいので、必ず2lの水を用意しておくようにしましょう。
コンビニや商業施設に近いので買い出しも可能ですが、面倒であることは間違いないので、事前に準備しておくことをおすすめします。
スポンサーリンクBIG HOPという商業施設近く!好立地でも自然豊か
キャンプガーデン印西の魅力には、圧倒的な「好立地」があります。
今まで色々なキャンプ場に行ってきましたが、上位に入る「えっ、こんなところにキャンプ場!?」というキャンプ場でした。
近くにはBIG HOPという大型ショッピングモールがあり、なんとBIG HOP内には観覧車まであります。
▲BIG HOPの公式サイトより引用。買い物はもちろん、子供も楽しめる商業施設となっている。
そんな賑わっている場所から車で数分、直前まで民家もあるような道ですが、キャンプガーデン印西の近くから、急に森になります。
キャンプガーデン印西の向かいはゴルフ場になっているのも、急に自然が豊かになる要因なのかもしれません。
なお、BIG HOPの中にはアウトドアショップのWILD-1も入っているので、どんな忘れ物にも対応可能です。
近くに温泉「真名井の湯」もある
キャンプガーデン印西の近くには、真名井の湯という天然温泉施設もあります。
車で数分走るだけで到着しますし、施設も広くて綺麗です。
泉質の良い天然温泉なので、キャンプの疲れを癒してくれること間違いなしです。
▲公式サイトより。広くて解放的な露天風呂があるので、心身共にリラックスできる。
なお、真名井の湯の中には食事コーナーもあるので、チェックアウトが11時であることを考えると、食事をとっていくのも良いでしょう。
私も真名井の湯で食事をしましたが、1,000円あれば十分満たされるので、温泉施設の食堂としては良心的な価格だと思います。
コンビニにも近い
キャンプガーデン印西は商業施設に近いだけでなく、コンビニも近いという好立地です。
商業施設(BIG HOP)はさすがに車じゃないと行けませんが、コンビニ(デイリーヤマザキ)には徒歩でも行くことができます。
ただし、距離的には徒歩で行けますが、徒歩で行くまでの道は歩道がないので、少し危険です。
そのため、お酒を飲んでしまった等の理由でなければ、近いですが車で行くことをおすすめします。
冷静に考えると、お酒を飲んだ状態で歩くのはとても危険な道なので、やはりコンビニは近いと言っても、寛ぐ前に車で行った方が良いと思います。
特に小さなお子様がいらっしゃる場合は、極力徒歩では行かないようにしましょう。
区画も広め!静かなキャンプが楽しめる
直前まで大型ショッピングモールがあり、栄えていたと思えないほど、キャンプガーデン印西は自然が豊かです。
一度入ってしまえば山奥のキャンプ場と変わらないくらい、静かで自然を感じることができます。
▲場内マップ。まだ開発中の区画もあるので、これからどんどん広く快適になっていくことが予想される。
それもそのはず、キャンプガーデン印西は大型の農園の中にあり、周囲に民家はありません。
また、先述のとおり、向かいもゴルフ場となっているため、夜になれば人の気配はありません。
▲トイレまでの道中、ビニールハウスが並んでいた。なお、この先は立ち入り禁止区域となっているので注意。
星空の美しさ等は、山奥のキャンプ場の方が綺麗だと思いますが、体感的な自然の豊かさは正直変わりません。
このアクセス、立地でこれだけ自然を満喫できるのであれば、満足度は高いです。
スポンサーリンク季節によっては蚊がいるので、虫除けを持って行こう
季節によって変わりますが、自然が豊富なだけあって、蚊が多かった印象を受けました。
蚊取り線香や虫除けがあるだけでだいぶ違うので、夏のキャンプ時は用意しておくと良いでしょう。
もちろん、虫除けもコンビニや商業施設へ行けば買うことができますので、様子を見てから買いに行っても問題ありません。
正直、これだけ立地が良いと手に入らないものはほぼないので、臨機応変に対応することができます。
とは言え、一度キャンプ場に着いたら、また車を出して買い物に行くのは面倒なので、用意しておくに越したことはありません。
気さくで人柄の良いオーナーさん
※ロゴ画像は公式サイトより出典
最後に一点、オーナーさんがとても好印象だったことをお伝えしておきます。
キャンプ場は部屋がないので、基本的に自分たちだけで食事も寝床も用意しますが、ホテルのフロントと同様、その一瞬、嫌なことがあるだけで思い出が台無しになります。
そのため、キャンプであっても、従業員・スタッフの方々の接客品質はとても重要です。
キャンプガーデン印西は大きなキャンプ場ではないので、オーナーさんが直接対応してくださいましたが、人柄の良さが滲み出ていました。
あくまで趣味としての楽しみである以上、こういう「満たされた気持ち」になれることは大切だと考えています。
感想、まとめ。アクセス良好、自然も豊富なキャンプ場!
東京からもアクセス良好な、千葉県印西市にあるキャンプ場「キャンプガーデン印西」をご紹介しました。
大型の商業施設すぐ近くにありながら、一歩入ると自然に囲まれる、とても良い立地です。
地面が硬いこと、水道が飲めないことは注意が必要なので、事前に対策しておくと良いでしょう。
しかしその点に注意さえしておけば、施設も綺麗なので快適に利用できます。
▲シャワーは有料だが、こちらもリノベーションされており、とても綺麗。シャワーを浴びたい人はぜひ利用してほしい。
WILD-1まで近くにあるので、足りないものがあったとしても、買えないものは正直ありません。
しかしキャンプ場についたら設営をしてゆっくり過ごしたいので、買い物に行く時間は勿体ないですよね。
アクセスが良く、移動時間が少ないことも魅力なので、折角なら準備も万端にして、ゆっくり過ごすことをおすすめします。