老舗キャンプブランド、ogawaから発売中のディープキャリーワゴンは、こういったワゴンの中でも最高峰のスペックだと思います。
その分値段も決して安くないものですが、長く使うと考えれば選択肢の一つになると思います。
壊れて買い替えるくらいなら、最初から良いものを買っておく、という考え方をされる人も多いと思います。
キャリーワゴンが欲しいなーと思っている方は、思い切ってディープキャリーワゴンを買ってしまうのもありかもしれませんね。
ogawa(オガワ) ディープキャリーワゴンのスペック
まずはogawaのディープキャリーワゴンの製品情報からご紹介していきます。
商品名に「ディープ」と付くように、底が深く、容量が大きいのが特徴です。
容量が大きいと一度に運べる量が増えるので、キャリーワゴンには重要な要素となります。
重量 | 約9.5kg |
耐荷重 | 約80kg |
展開時外側(本体サイズ) | 幅98x奥行44x高さ74cm(取手高94cm) |
展開時内側(内寸) | 幅93.5x奥行き39x高さ47cm |
収納時サイズ | 幅43x奥行き24x高さ76cm |
素材 | 本体生地:ポリエステル、フレーム:スチール |
本体サイズのイメージですが、Colemanなどの一般的なキャリーワゴンに比べて、一回り大きいイメージです。
大きすぎて扱いに困る、というほどではなく、非常にちょうど良いサイズ感だと思います。
ソロキャンならここまでのサイズは必要ないかもしれませんが、ファミキャン等でキャリーワゴンのスペックに不満がある方は、ディープキャリーワゴンを検討してみてはいかがでしょうか。
▲収納時の様子。小さく畳むことができると同時に、収納時もタイヤが大きく格好いい。
深さ47cmの大容量!
ディープキャリーワゴンの最大の特徴は、「ディープ」という言葉通りの深さになります。
ディープキャリーワゴンは内寸で深さ47cmあるのですが、例えばColemanのアウトドアワゴンは31cmしかありません。
深さがこの16cm差は非常に大きく、仮に縦横が同じサイズだとしたら、単純に約1.5倍多くものが入るということになります。
▲ディープキャリーワゴンの積載部分。高さが違うだけで、大きさも全く違って見える。
Colemanのアウトドアワゴンの容量が小さいのではなく、ディープキャリーワゴンの容量が大きいのです。
キャリーワゴンを使うときに一度では乗り切らず、何度も往復した経験はないでしょうか。
もしそういった経験があるのであれば、ディープキャリーワゴンであればその回数を減らせるかもしれません。
スポンサーリンク耐荷重80kg!ほぼ何でも乗る!
ogawaのディープキャリーワゴンの耐荷重は約80kgとなっています。
この耐荷重は他のキャリーワゴンと比較して特筆して大きいわけではありませんが、キャンプ道具を積むだけであれば十分なスペックです。
▲ディープキャリーワゴンの積載イメージ。一般的なキャンプ道具であれば、大抵のものは気にせず載せられる。
キャンプ道具の重さはギアによって異なりますが、4人用のドームテントであれば10kgちょっと、2ルームでも20kg程度だと思います。
そのため、80kgの耐荷重があれば、基本的なキャンプ道具であれば全て乗ると思います。
特にシュラフ等は軽くて嵩張るものなので、そういったものをあわせて乗せるとなると、重量オーバーより先に容量オーバーになります。
太いタイヤで悪路も楽々
ディープキャリーワゴンのもう一つの特徴に、タイヤの太さがあります。
▲ディープキャリーワゴンのタイヤの様子。山道を走るオフロード車を彷彿とさせる、太く大きなタイヤだ。
アウトドアで使う以上、ゴツゴツした場所や砂利道等を通ることも多々あると思います。
サイトに入るためにちょっとした段差を越えなければいけない、ということもよくある話です。
そのため、キャリーワゴンは太く大きいタイヤである方が安定して使うことができます。
ogawaのディープキャリーワゴンのタイヤは他社製のキャリーワゴンと比較しても明らかに大きく、オフロード車のような見た目です。
▲横から見ても、タイヤの大きさは目立つ。ディープキャリーワゴンの魅力の一つ。
重い荷物を載せて不安定な道を進んでも、力強く走破できる性能があります。
スポンサーリンク値段は高いが相応のクオリティ
ogawaのディープキャリーワゴンに欠点があるとするなら、それは値段です。
通販サイト等では割引されていることもありますが、公式サイトでは定価24,200円(税込)として販売されています。
キャリーワゴンで24,000円超は正直かなり高いですが、それに見合うクオリティのあるギアだと思います。
あくまで定価なので、各種通販サイトではもう少し安いと思いますが、クーポンやポイント還元を加えてもやはり高価なギアであることは変わりありません。
しかし高いものを一つ買って長く使う方が、結果的にコスパが良くなることはよくあります。
そもそもogawa自体がハイクオリティなブランドでもありますので、価格ではなく品質を求める方に、ogawaはおすすめです。
キャンプという趣味に飽きてしまう場合を除いて、ディープキャリーワゴンは決してコスパの悪いギアではありません。
感想、まとめ。ハイスペックなキャリーワゴンが欲しい方に!
キャンプ用のキャリーワゴンは、様々なブランドから発売されており、値段もピンキリです。
その中でもogawaが発売するディープキャリーワゴンは、高価で、ハイスペックな部類のギアとなります。
しかしその分スペックも高く、積載量の多さはもちろん、洗練されたデザインや太く大きいタイヤも、キャンプのシーンによく合います。
荷物を運んだ後も、サイトに置いておいても違和感はありません。
▲側面にはogawaのロゴがある。どことなく高級感溢れる感じが堪らない。
キャリーワゴンは、オートキャンプにおいては必須ではありませんが、キャンプだけでなく活躍の機会が多いギアです。
値段こそ高めですが、ディープキャリーワゴンのようなハイスペックなキャリーワゴンを一つ買い、長く使うというのも選択肢の一つです。