【燻製器】tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)のスモーカー、香箱を買ってみた【レビュー】

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最近、何年ぶりかにキャンプ用のスモーカー(燻製器)を購入しました。

私はちょっとしたおつまみ燻製しか作らないので、今までは100均のお皿などを工夫して使っていました。

正直、これでもそれなりに楽しんでいたのですが、最近キャンプに行くと毎回燻製をするので、新たに購入することにしました。

【キャンプ】100円均一で買ったもので簡易的な燻製をしてみた(500円)

 

買ったのは、tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)の香箱です。

香箱は「こうばこ」と読みます。

色々見比べた上で、自分のスタイルに合ってるスモーカーだと思いましたが、やはり買って正解でした。

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tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン) 香箱のスペック

香箱

まずは香箱の製品情報からご紹介していきます。

 

燻製は単純な構造なので、正直、この手のスモーカーによって料理の完成度や味には対して差はありません。

どちらかというと、料理の味は下味や温度管理の方が重要です。

ですので、スペックで重視したいのは大きさだと思います。

 

【スペック】

収納サイズ (約)190×190×30(高)mm
使用時サイズ (約)174×174×160(高)mm
中網(食材を置く場所)サイズ (約)160×168mm
底網サイズ (約)190×190mm
重量 (約)700g
素材 ステンレス304
加工:表面ヘアライン加工

 

どの大きさが良いのかは人によってそれぞれ異なりますが、私にはこのサイズがベストでした。

私はファミキャンメインで毎回燻製を作りますが、食事は別に作り、燻製はあくまでおつまみとして作っています。

つまり燻製料理をキャンプのメインディッシュとしないスタイルです。

ソロ用とされていたが、ファミキャンでも十分!

香箱はテンマクデザインの紹介によると、ソロキャンプにちょうど良いサイズとのことです。

スモーカーのサイズもピンキリなので、大型のスモーカーと比べるとソロ向けと言えるかもしれません。

 

しかし大型のスモーカーは巨大なハムや魚を吊るしたり、ちょっと食べ物を燻す、という領域を超えています。

巨大スモーカーは鍋やフライパンのような調理道具の一種ですが、香箱のようにコンパクトなスモーカーは調理道具というよりキャンプを楽しむためのギアです。

大型スモーカー

▲大型スモーカーのイメージ。もはやキャンプギアと言えるかどうかも怪しいが。

がっつり食事を作ろうとしなければ、香箱も十分ファミキャンで活躍してくれます。

かくいう私も、ファミキャンでこの香箱を使っています。

最大食品を詰めた様子

▲食品を最大限まで詰めた様子。おつまみとしては十分な量だ。

一段なので使いやすい

スモーカーはスモークチップとウッドを置き、その上に何段もの網があります。

せっかく煙を当てるのであれば、網はたくさんあった方が効率が良いかもしれません。

しかし実際のところ、小型のスモーカーにおいてはウッドやチップに近い食材に煙が当たりすぎて、ムラが出てしまいます。

 

そのため、燻製をしながら食材を動かして整えたりするのですが、これが二段だと非常にやりにくいです。

こういったコンパクトギアで手軽な燻製を行うのであれば、一段の方が使いやすいというのが私の感想です。

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コンパクトで薄い!専用の収納袋も

香箱は持ち運びしやすいのも魅力の一つです。

ステンレスで箱を作るだけのシンプル構造がゆえ、折りたたむとかなり薄くなります。

折り畳んだ様子

▲折りたたむと、ちょっとしたパンフレットくらいのサイズになる。

 

専用のケース(別売)にいれて、車の端に常に入れておいても良いかもしれません。

私は専用ケースは買わずに適当な収納袋に入れていますが、格好良さを求めるのであればケースも欲しいところです。

ただ持ち運べれば良いのであれば、100均で良い感じのサイズの袋を買っても良いでしょう。

香箱はおつまみ用スモーカーの最適解

私のように、燻製をメインディッシュではなく、おつまみの一つとして作っている方にとって、香箱は最適解の一つではないでしょうか。

 

香箱は家族で食べるおつまみを作るのに、ちょうど良いサイズです。

我が家の場合は、私のお酒のおつまみとして楽しみながら、妻と子供がパクパク食べていきます。

点火した様子

▲燻製を始めると、あっという間にもくもくと煙が出てくる。

香箱はそれくらいのキャンプにちょうど良いサイズなので、似たスタイルの方にはおすすめです。

スモークウッドで簡単に燻すのも便利

もう一つ良いなと思ったのは、スモークウッドで燻すのも非常に簡単という点です。

ちょっとシェラカップが入る大きさになっているので、スモークウッドに着火し、シェラカップに乗せてそのまま入れれば燻製開始です。

シェラカップに入れたスモークウッド

▲スモークウッドに着火し、シェラカップに入れた様子。なお、自宅のバルコニーでやってみたため、スモーカーの下には鍋敷を敷いている。

 

蓋を開ける必要もなく、非常に手軽です。

なお、シェラカップは100均のもので十分です。

私はDAISOのものを使っていますが、スモークウッドを乗せると汚れるので、寧ろ100均のものくらいがちょうど良いでしょう。

鍋敷セット

▲ちなみに、写真に写っている鍋敷もDAISOで購入したもの。

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感想、まとめ。今までの燻製器で一番便利

香箱で燻製を開始

これまでのキャンプ人生で、いくつものスモーカーを買い替えて来ました。

最近までは、「結局なんでもいい」と感じ、100均のボウルを使っていました。

DAISOの商品で燻製中

▲100均で作った燻製器。これでも美味しかったが、嵩張るのとサイズが小さいのが気になっていた。

 

しかしようやく、これだ!と思えるスモーカーにたどり着いた気がします。

香箱は100均と比べるともちろんコストはかかりますが、これから長く使うと思うと、キャンプ生活を楽しむのに最適です。

テンマクデザインは本当に良いギアを出しますね。

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