クレイモアランプ、というランタンが、最近注目を集めています。
プリズム社という海外のメーカーになりますが、最近は日本にも輸入されており、人気を博しています。
その中でも「アテナライト(Athena light)」は一風変わったランタンで、キャンプ歴の長い人でもつい触ってみたくなるスペックとなっています。
デザイン、用途共に、サイトの雰囲気をとても良くしてくれるランタンです。
CLAYMORE LAMP(クレイモアランプ) Athena light(アテナライト) のスペック
まずはクレイモアランプシリーズのアテナライトについて、製品情報を書いていきます。
公式サイト等では「小型」とされていますが、LEDランタンとしては標準的な大きさだと思います。
サイズや重さについては、あまり驚くポイントはないと思います。
本体サイズ | 幅144mm×奥行き144mm×高さ180.8mm |
重量 | 約492g |
バッテリー容量 | 10,050mAh |
明るさ | 24〜440ルーメン |
連続点灯時間 | 10〜75時間 |
色温度 | 1,300K – 1,500K – 3,000K |
USB入出力 | 5V2A |
充電時間 | 約7時間 |
その他 | 収納ケース付き(購入サイトによって異なる可能性あり) |
明るさは440ルーメンなので、最大光量にすれば結構明るいです。
連続点灯時間も10時間あるので、一泊二日であれば十分でしょう。
また、10,050mAhの大容量バッテリーを搭載してるので、稼働の長さも納得です。
ポールの使い方で4WAYが可能
アテナライト(Athena light)の最大の特徴は、4WAYの設置方法です。
様々な設置方法があるLEDランタンは他にもありますが、4WAYは珍しいと思います。
後述しますが、特にポール1本で設置できるのは非常に珍しいです。
▲アテナライトは様々な設置方法ができるのも特徴の一つ。(画像出典:楽天市場)
設置方法のパターンや、光量を考えると、テント内やタープ下に設置するのが向いています。
タープ下であれば、テーブルに置いて手元の灯りにしたり、ラックに置いてインテリアとして使ったりするのも良いでしょう。
テント内であれば吊るしたり、自立させたりすることで、狭いスペースでも効率的に設置することができます。
スポンサーリンク一本足で立つのは斬新
アテナライトで最大の特徴と感じるのは、ポール一本で設置できることです。
▲一本足で自立することで、狭いスペースでも設置可能なほか、松明のような雰囲気で使うことができる。(画像出典:楽天市場)
もちろん、多様な設置方法やお洒落さ等は魅力的な特徴になりますが、置き型と吊るし型の両方で使えるランタンはよくあります。
また、お洒落なランタンも世の中にはたくさんあるので、特徴と言えば特徴ですが、キャンパーの間で話題になるようなものではありません。
しかしLEDランタン本体に小さい金属のポールを備え、その使い方で多用途化しているのは、非常に面白い工夫だと思います。
スタンドポールはランタン内に収納できる
クレイモアランタンのアテナライトの特徴は、一本足で立つこと、そしてそれに使うポールです。
ポールを一本にしたり、三本にしたりすることで、設置方法を変えることができます。
▲裏側中央にネジ穴があり、ここに差し込むことで一本足で立てることが可能。
しかし吊るしたり、片付けたりするときは、ポールはどこかに収納しなくてはいけません。
細かいパーツがあるギアは面白いですが、使っているうちに紛失するのが関の山ですから、使い勝手としては微妙です。
しかしアテナライトはランタン上部にスタンドポールの収納スペースがあるため、紛失リスクが最小限となっています。
▲アテナライトのポールは本体上部に収納可能。こういった工夫はキャンパー心をくすぐる。(画像出典:楽天市場)
バラバラに収納袋等に入れるタイプと比較すると、使いやすさが大きく向上する工夫だと思います。
3種類の点灯モードで、テント内やタープ下のランタンに最適
アテナライトがテント内・タープ下のランタンに向いている理由は、4WAYによる設置のしやすさだけではありません。
アテナライトには点灯モードが3種類あり、ろうそく、夕焼け、朝焼けと、どのモードも癒し効果の高い点灯パターンとなっています。
▲アテナライトの点灯中。光にも濃淡があり、夕焼けを彷彿とさせる。
ランタンスタンドに吊るしても良いですが、夕焼けモードやキャンドルモードはどちらかというと癒し効果のために使用するモードなので、空間を照らす力にはそこまで期待できません。
しかし、一本足にして立れば、まるで松明のような雰囲気になり、お洒落さは抜群です。
ゆっくり語らう時は夕焼けモードに、そして就寝時にはキャンドルモードにするなど、様々な使い方ができます。
どちらも空間を照らす目的ではなく、雰囲気を作るのが目的のモードなので、チェアやベッドからそれほど離れていない方が良いかもしれません。
スポンサーリンク付属の専用ケースもおしゃれ
アテナライトには専用ケースが付いており、このケースがまたなかなかお洒落です。
ランタンは傷つきやすく、壊れものなので、収納ケースはあった方が良いです。
基本的にケースにお洒落さまでは求めませんが、お洒落であるに越したことはありません。
▲ランタンは壊れ物なので、ケースがあるのは有り難い。収納ケースにもこだわりを感じる。(画像出典:楽天市場)
ギアは機能性だけでなく、ファッションと同じで自分を満足させるためのデザイン性も重要です。
趣味として楽しむ以上は、自分が格好いいと思えるかどうか、というのも楽しむための大切な要素であることは言うまでもありません。
収納ケースだけであればそこまで気にしなくても良いですが、ケースまで格好良ければケースにも愛着が湧きますよね。
感想、まとめ。テント内・タープ下を中心に幅広い用途!
今回はCLAYMORE LAMP(クレイモアランプ) Athena light(アテナライト) をご紹介しました。
一本足で立つことや、ポールを折り畳んで収納する仕様など、面白い点が多々あるランタンです。
▲アテナライトの上部。上側はボタン、下側はポールの収納場所となっている。
点灯モードには3つあり、癒し効果の高いキャンドルモードも備えています。
全体を通して、「ちゃんとキャンプ好きが考えたランタン」と思わせてくれるあたりが、アテナライトの素敵な点でもありますね。
近年、お洒落さもどんどん増していくLEDランタンですが、こういったオリジナリティのあるランタンは要注目ですね。