このブログはキャンプブログであるのですが、今回は敢えてキャンプ嫌いの立場から書いてみました。
もちろん私はキャンプが大好きですが、様々な価値観があるのが世の常です。
違う意見、違う立場に立って考えることで、より物事を理解することができます。
まぁそんな小難しい話ではなく、今回は「キャンプが嫌いだ!」という感性を持った方の意見をご紹介していこうかと思います。
なお、あまり気持ちの良い内容とは言えない可能性がありますので、閲覧にはご注意ください。
世の中には様々な意見がある
このブログを読んでくださる方は少なからずキャンプに興味があって、似たような感性を持っている人たちだと思います。
しかし「キャンプに興味がある」ということ以外は十人十色です。
たとえば、キャンプ中にスマホを操作することを好まない人もいれば、逆にスクリーンを設置して映画を見たい!という考えの人もいます。
「キャンプが好き」という同じ土俵の中でも人それぞれキャンプスタイルがあるように、キャンプなんてやりたくない!という人もいます。
キャンプ好きとしては少し解せない内容もあるかもしれませんので、そういうものが嫌な方は恐れ入りますがこれ以上は読まずに、他の前向きな記事をお読みいただければと思います。
ただ個人的には、どのような考えがあるかを知ることで、キャンプ好きではない人との会話はもちろん、キャンプそのものへの理解が深まると思います。
掲示板やSNS等で意見を収集
ここに記載していくものは、基本的に掲示板やSNS、知恵袋等で誰かが発言していたものです。
原文まま載せると色々と面倒なので、それを私の表現に変更しています。
自分の言葉に変えているものの、あくまで引用であり、私にそのような意見はありませんので、念のため申し添えておきます。
①わざわざ外(山)に出るのが嫌だ
キャンプが嫌いな理由を大分した時に、一番大きいのが「家の中でやればいい」ということです。
料理をして食べるのだって、家の中でガスコンロを使えば良いのではないか。
キャンプの多くは家の中にいながらできますし、家の中の方が快適です。
なぜ家の中でもできるようなことを、わざわざ外に出てやらなければならないのか、理解不能、ということです。
「外に出て食べるご飯は美味い!」というのは感性の一つであって、食べ物の好き嫌いに近いものです。
万人に伝わるかと言うと、そんなことはありません。
虫が嫌だ
虫が嫌だ、という意見もよく聞かれます。
外に出ると虫がたくさんいます。
そんなところで落ち着いて食事なんてできないし、夜も眠れません。
もしテントの中に入ってきたら・・・と考えると、恐怖です。
家の中に虫が入ってきただけで恐怖を感じるのに、わざわざ外に出て寝るなんて正気の沙汰とは思えません。
虫が嫌いな人にとっては、わざわざ虫の多い山に行って、ご飯を食べたり寝たりするのは非常に嫌なことなのです。
暑いのが嫌だ
キャンプと言えば夏・・・というわけでもないのですが、一般的には「キャンプ=夏のアクティビティ」というイメージがあります。
キャンパーは敢えて真夏は外すこともありますが、私は夏でも冬でも好きです。
しかし夏は暑く、どうあがいても汗だくになります。
シャワーを浴びれば一時的には涼しくなりますが、夜寝苦しいのは変わりません。
暑すぎて外を出歩くだけで嫌なのに、どうしてわざわざ、エアコンもないクソ暑い場所に行かなければならないのか。
汚いのが嫌だ
外に行くと汚れるのが嫌だ、というのも多い意見です。
外から帰ったらうがい手洗いをしなさい!とは、どこの家庭でも言われることです。
外には雑菌がたくさんあるので、予防する必要があるのですね。
しかし屋外に出るキャンプでは、ウェットティッシュで拭いても限界があります。
実際そんなに汚いかどうかは別の問題ですが、どこからが「汚い」と感じるかは人によって違うのです。
スポンサーリンク②目的がないのが嫌だ
たまに聞かれるのが、「キャンプって何もすることがないからつまらない」という声です。
キャンプに行って、テントを張って、それで何するの?
ご飯を食べる?家で良くない?
・・・という話です。
キャンプ好きにキャンプの魅力を語らせたらキリがないほど出てきます。
リンク : キャンプって楽しい!キャンパーが共感する、キャンプの魅力6選!
しかし感性の話なので、「ソトメシが美味しいと感じない」という方がいても何ら不思議ではありません。
③準備が面倒くさいのが嫌だ
キャンプって道具がたくさんあるから、車に積み込まなきゃいけないし、準備が面倒臭い。
アウトドアは嫌いじゃないけど、リュック一つで手軽に外に行きたい。
そんな意見もありました。
「キャンプ好きであればアウトドア好きである」、というのは正しそうですが、「アウトドア好きであればキャンプ好きである」というのは必ずしも正しいわけではありません。
必要条件と十分条件の話ですね。
スポンサーリンク④あまり楽しくないのに付き合わされる
これは自分も耳が痛い話ではありますが、彼氏・彼女や友人に、そんなに楽しいと思えないのに無理やり連れて行かれる、という意見もありました。
キャンプに限った話ではなく、何事もそうですが、自分が好きなもの、楽しいと感じたものは、身近な人であればあるほど共有したいという想いが生まれます。
共有には二種類あり、一つは「この感情を語り合う仲間が欲しい」という共有。
そしてもう一つは、「この素晴らしい感情をぜひ味わってほしい(独り占めはもったいない)」という共有。
身近な人であればあるほど、ぜひこの楽しさを味わってみてほしいという、後者の共有が生まれると思います。
しかしこれが嫌だ、有難迷惑だ、という人もいるのです。
もちろん、この「共有」がきっかけでその世界にのめり込む事もあるので、「共有」自体が悪いことだとは思いません。
「共有」は人間が新しいことに触れる大切なきっかけの一つです。
しかしどこまでが「しつこい」と感じるかは人それぞれ感覚が違うため、「おすすめする」という行為も非常に難しいものとなります。
道具の自慢話にうんざり
これも耳が痛い話ですね。
キャンパーたる者、自分のキャンプ道具には愛着を持っています。
何が使いやすいのか、どこが格好いいのか。
キャンプに行くとついつい語りたくなってしまいます。
本人からすると自慢しているつもりはないのですが、聞く人によってはうんざりしている事もあるようです。
これは私も気をつけなければいけません。
キャンプを嫌いになったキッカケがある
他に見られたのは、具体的にキャンプを嫌いになったキッカケがあったという方です。
知恵袋では、
「初めてのキャンプで隣人とトラブルにあって嫌になった」
とか、
「可愛い女の子だけチヤホヤされていて気分が悪かった」
などの意見がありました。
心理学で言う「条件付け」というものですが、嫌なことが同時に起こると、その物事自体が嫌いになっていくのです。
これについてはどうしようもないですが、また何かのキッカケでキャンプに行き、楽しい刺激で上書きしてくれれば嬉しいですね。
まとめ。価値観はひとそれぞれ!
今回はキャンプが好きではない!という人の立場から、その理由をまとめてみました。
人間誰しも好き嫌いがあるので、それはそれで良いのです。
様々な立場の人の考え方を知ることで、その事柄についてより理解を深めることができます。
もちろん趣味の世界なので、意見が合う人とだけ楽しくやれば良い、というのも正しいです。
仕事じゃないのにわざわざ気分を害しにいっても仕方ないですしね。
今回は私の興味本位で調べてみたことを書いてみました。
私自身、なるほどなと思うこともあり、これはこれで一つ理解が深まったと思います。