キャンプにおけるローチェアとハイチェアの違い!メリットとデメリット

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ローチェアとハイチェア、と検索すると、キャンプのチェアよりもベビー用品が出てきます。

子育ての悩みの方が、キャンプの悩みよりも圧倒的に多いですからね。

 

私はローチェアを使ったロースタイルのキャンプをしていますが、よくよく考えると、ローチェアって定義が難しいです。

なんとなく背の低いチェアをローチェアと呼んでいるものの、どのくらいの高さなのでしょうか。

 

また、ローチェアとハイチェア、どちらが良いのでしょうか

一概にこうとは言えませんが、選ぶ上でのポイントを解説します。

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ローチェアとハイチェアの違い

ローチェアとハイチェアは、当然ながら高さが違います。

当たり前ですが、背が低いのがローチェア、背が高いのがハイチェアです。

 

一般的にローチェアは、座面が地上高30cm以下のものが多いです。

逆にハイチェアは地上高50cm程度のものが多く、普通の椅子と同じくらいの高さです。

ローチェア300

画像出典 : snowpeak(ローチェア)

 

この二つの中間を取る、座面高40cm程度のチェアはなかなか見ないですが、40cmであればハイチェアの部類に入ると思います。

後ほどメリットとデメリットを説明しますが、基本的にはすぐに立ったり座ったり出来るのがハイチェア、ということになります。

 

機能的な観点で言うと、あくまで私の感覚ではありますが、ローチェアと呼べるかどうかの境界は、座面が地上高30cm〜35cmだと思います。

スノーピークのローチェアは、座面高30cmになっています。

 

ロースタイルとハイスタイル

ローチェアとハイチェアの違いは、キャンプにおけるロースタイルとハイスタイルの違いに直結します。

ロースタイルのキャンプサイトの様子

 

ローチェアとローテーブルをメインとして、周りのギアも背の低いもので揃えたのがロースタイルです。

その逆がハイスタイルですね。

 

ロースタイルという概念は登場してまだ長くないので、言葉で「キャンプ」や「バーベキュー」と言われた時に真っ先に思い浮かぶのは、ハイスタイルの光景だと思います。

ローチェアの特徴

ローチェアのメリットとデメリットを説明していきます。

背が低いのがローチェアですが、背が低いと何が良いのでしょうか。

ローチェアのメリット

ローチェアの一番のメリットは、座った時の体勢が楽なことです。

ロゴスのあぐらチェア(正面)

ローチェアの場合はチェアに深く腰掛けるので、背もたれに大きく寄りかかります。

また、地面からの距離も近いので、足も少し伸ばし気味になります。

イメージとしては、少しだけ高い座椅子でしょうか。

 

ハイチェアは学校やオフィスの椅子と比較して、体勢としてはあまり変わりませんが、ローチェアの場合はよりリラックスした体勢を取ることができます。

キャンプのうち、大部分の時間を過ごすのがチェアなので、極力楽な姿勢で過ごしたい、という方におすすめなのがローチェアです。

 

ローチェアのデメリット

ローチェアは背の高さが低いため、立ち上がるのが非常に億劫です。

談笑しながらツーバーナーを使ってご飯を作って、時には立ち飲みも交えながら楽しむ、というバーベキューやキャンプのイメージとは異なります。

 

ロースタイルの場合は立ち上がって使用するギアはあまり使いません。

背が低く座ったまま使えるグリルを用意して、座ったままご飯を作り、座ったまま食べます

キャンプサイトの様子②

基本的に座ったまま届く範囲にギアを固めるので、立ち上がって何かをする、というのが面倒に感じます。

 

また、ローチェアの場合は地面に座っているようなものなので、自宅の床に座っているのを想像してもらえればと思います。

地面に座っていると、椅子に座っている時よりも立ち上がるのにエネルギーを使いますよね。

立ち上がるのが大変なので、余計立ち上がりたくなくなります。

 

アウトドアで外に出てきているのに、座ったまま食べたり飲んだりしているだけで、不健康まっしぐらなのもロースタイルです。笑

しかもキャンプに来ているという特別感で、食べることへの罪悪感も全くないのが厄介です。

(私だけかもしれませんが・・・)

 

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ハイチェアの特徴

ハイチェアは一般家庭でもよく使う高さのチェアです。

 

使い手を選ばない使いやすいチェアで、キャンプ以外にも運動会やバーベキューでも使うことができます。

キャンプをやらない人が想像する、アウトドア用のチェアはハイチェアだと思います。

コールマン リゾートチェア

画像出典 : coleman

ハイチェアのメリット

ハイチェアは頻繁に立ち上がるような会や、立って行うバーベキューがメインの場合などに有効です。

バーベキューでお酒を片手に肉を焼くような場合、立って行うことが多いでしょう。

 

もちろん疲れたら座ることもできるようにチェアは用意しておきますが、この場合はハイチェアがおすすめです。

立ちがメインの場合や、立ち上がる頻度が多い場合はローチェアでは他の人と目線が合いません

立ち上がるのが面倒という点もありますが、一人だけ低い位置に座っていると会話が盛り上がりませんよね。

 

また、ハイチェアの方が値段が安いというメリットもあります。

安いものでは2,000円程度で売っているものもあります。

キャンプ以外にも使うシーンが多いので、ホームセンターでも簡単に手に入ります。

ハイチェアのデメリット

ハイチェアは無難に使いやすい万能タイプですが、座り心地はローチェアの方が良いです。

ハイチェアは肘置き付きの椅子と形は同じなので、学校の椅子や会社のオフィスの椅子とそれほど変わりません。

キャンプに寛ぎを求めるのであれば、チェアの座り心地は重要です。

 

ただし、リクライニング機能が付いているものもあり、そういったチェアであれば座り心地は良いです。

しかしその分値段が高いので、人数分のリクライニングチェアを揃えるのが大変です。

コールマンのレイチェア

 

しかし個人的には、リクライニングチェアで揃えたサイトは上質感があり、完成されたイメージを持っています。

 

感想、まとめ。統一感のあるお洒落なキャンプサイトを作ろう!

ロースタイルとハイスタイル、どちらも一長一短です。

頻繁に立ち上がるか、それとも座ってゆっくりする事が多いか。

自分の好みやスタイルにあわせて購入するのが良いと思います。

 

割合的には、ゆっくり座っていられるソロや少人数のキャンプではロースタイルが多く、活発な育ち盛りの子供がいるファミリーキャンプではハイスタイルが多いと思います。

機能的なことを考えると理に適っていますが、一番はどちらが好みかを優先するのが良いと思います。

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