アウトランダーPHEVで、車中泊をしてきました。
キャンプもブームと言われますが、同時に車中泊もちょっとしたブームとなっています。
私の車中泊はそんなにお洒落なものではないですが、キャンプ好き且つ旅行好きなので楽しめました。
今回は、アウトランダーPHEVで車中泊をしてみた感想を書いていきます。
アウトランダーPHEVで車中泊をしてみた
今回はアウトランダーPHEVでの車中泊について書きますが、私自身、こんなブログを書くくらいキャンプ好きです。
そのため、基本的に車中泊をするならテントを積んでキャンプ!という思考ですが、それぞれにメリットとデメリットがあるので、どちらも違った楽しみがあります。
▲我が家の愛車、アウトランダーPHEV。ガソリンで発電し、コンセントから電源を取れるのが魅力の一つ。
車中泊のメリットは機動力と準備の手軽さです。
キャンプのように大量のギアを積み込む必要もありませんし、宿泊場所も臨機応変に変えることができます。
こうした「手軽さ」は、年齢を重ねる度にメリットになっていきます。
今まではキャンプ一筋でしたが、車中泊も楽しいなあ、と感じる今日この頃です。
広さ的には大人二人が限界
さて、アウトランダーPHEVはジャンルで言うとSUVになりますが、快適に寝るには大人2人が限界だと感じました。
快適という感性は人によって違うので、一人じゃないと快適とは言えない、という人もいると思います。
▲アウトランダーにシュラフを敷いた様子。広さ的には大人二人で限界だ。
キャンプ好きな私の感性では、大人二人なら全然眠れるな、という感じですが、三人になるとさすがに厳しいです。
大人三人ではなく、大人二人と子供一人でも厳しいと思います。
面積はあっても横幅に限界があるので、くっついて眠るような小さい子供でなければ、三人でアウトランダー車中泊はキツいと感じました。
アウトランダーPHEVと同じような車幅の車であれば、広さの感じ方は似たようなものではないかと思います。
スポンサーリンク車中泊に持って行った道具
車中泊をするにあたり、持って行った道具をご紹介します。
車中泊のために買ったというより、既にキャンプ用として持っていたものです。
そのため、「車中泊用」としては他にも最適解があるかもしれないので、「車中泊兼キャンプ用」として考えていただければと思います。
インフレーターマット
車中泊でもマットは必要ですが、私が使ったのはキャンプ用のインフレーターマット(ダブル)です。
インフレーターマットのクッション性があれば、硬さは気になりません。
ただ、少し滑るのが気になるので、何か敷いても良いかもしれませんね。
▲畳むと大きくて嵩張るインフレーターマットだが、車中泊の場合は最初から敷いているので気にならない。
大きさは、SUVサイズの車であればダブルサイズを敷くととてもちょうど良いです。
完全に車中泊用であれば、空気で膨らむエアベッドも選択肢ですが、キャンプで使うのは少し嵩張るかもしれません。
シュラフ、枕
シュラフは季節に合わせたものを持っていけば良いです。
キャンプであれば収納袋に入っていますが、車中泊の場合は最初から広げておく形で良い問題ありません。
また、枕もキャンプ用のインフレーターピローを使いましたが、この辺りはなんでも良いです。
汚れを気にしなければ、自宅で使っているものを使ったって問題ありません。
冷蔵庫
冷蔵庫はあるととても便利なので、是非持っていきたいギアではあります。
道中、道の駅等で買った地酒やおつまみを冷やして移動できるので、夜に地元の食材でプチ宴会を楽しむことができます。
▲車中泊で使った、容量26Lの冷蔵庫。キャンプでも使っている。
参考記事 : SUPAREEのキャンプ用冷蔵庫が便利!電源サイトやEVで快適キャンプ!
その他、海鮮や生肉等の食材を買うこともできるので、食の楽しみは増えます。
食の楽しみが増えると車中泊の楽しさは倍増するので、冷蔵庫は可能な限り持っていきたいです。
しかし寝るときも足元に置く必要がある等、確実に嵩張るので、一長一短だと思います。
ちなみに私の場合は、次回車中泊をする時も冷蔵庫は持っていきます。
クッカーセット
キャンプ用のクッカー(コッヘル)とシングルバーナーは必須アイテムです。
お湯を沸かしたり、肉を焼いたりと、食を楽しむことができます。
▲キャンプでも使っている小型ギアセット。このくらいのサイズのものを持っていけば、車中泊なら十分。
食べ物は道中の飲食店を利用するよ!という方は不要ですが、お酒とおつまみを楽しみたい方は、必須アイテムだと思います。
極力コンパクトに収納できるよう、小さな鍋とフライパンが使えるようなクッカーがあれば十分です。
ミニテーブル、チェア
これも、飲食は全てお店で済ませる!という人は不要です。
どこで車中泊をするかにもよりますし、旅の目的にもよりますが、自然を楽しむことが目的なら、できればあった方が良いです。
例えば海岸で夕日を見たり、山奥で星空を見たりするのであれば、簡単なテーブルとチェアは用意することをおすすめします。
▲テーブルはコンパクトに畳めるものがベスト。大きさはそれほど必要ない。
ルーフキャリアに載せるのであれば、そこまでコンパクトなチェアである必要はありません。
また、テーブルは嵩張らない規模のローテーブルであれば、どのような形状でも問題ありません。
LEDランタン
車中泊でも灯りは必要ですが、車内灯だけだと真上すぎて影になったり、熱をもったりするのでおすすめできません。
できればキャンプ用のLEDランタンを用意して、それを灯りに使うのが良いでしょう。
LEDランタンは出来れば2個以上用意するのがおすすめです。
一個だと影になるのでできれば2個、二人で車中泊をするなら参加がベストです。
最近は充電式のLEDランタンもかなり安いので、買い足しても支障はないでしょう。
車中泊の観点としては、光量は必要ないので、小型でカラビナやマグネット等で臨機応変に設置できるものが良いでしょう。
なんと言っても電源を取れるのが快適!
アウトランダーPHEVの快適なところは、コンセント電源が使えることです。
電気はガソリンで発電できるので、ガソリンさえあれば電気を使った快適な車中泊が楽しめます。
▲アウトランダーPHEVのコンセント。ほとんどの家電が使えるので、車中泊に最適。
私の場合は車中泊の冷蔵庫を持っていきましたが、これは快適な反面、少し邪魔でした。
参考記事 : SUPAREEのキャンプ用冷蔵庫が便利!電源サイトやEVで快適キャンプ!
しかし他にもDVDプレイヤー、スマホの充電、電気毛布など、電気が使えることによるメリットは多々あります。
大容量バッテリーと違い、ガソリンで発電できるのが強みです。
また、ガソリン車と違ってエンジン音がしないので、電気を使いながら静かに眠れるのは良いですね。
スポンサーリンク全窓にカーテンは欲しい
これはアウトランダーPHEVに限った話ではないですが、車中泊をするなら全窓にカーテンは必須です。
朝日が眩しい、という理由もありますが、窓が空いていると覗き込んでくる人もいます。
場合によっては犯罪に巻き込まれる危険性もありますし、何より気持ち悪いです。
ただし、走行中は運転席・助手席のカーテンを閉めていると違法になるので、走行中は取り外すようにしましょう。
▲後部座席にカーテンをした様子。これだけで明るさやプライベート感は大きく変わる。
なお、カーテンはマグネット式が便利です。
車種によって違うかもしれませんが、内側から手軽に取り付け・取り外しができるので、就寝に使うのであれば最適です。
(ただし若干隙間はできます)
荷物は最低限に、使うものだけ
先程「冷蔵庫が嵩張る」という話をしましたが、荷物は極力少ない方が良いです。
走行中は後部座席に置き、寝るときは運転席や助手席の方に置くことができるので、スペース的に足りないわけではありません。
しかし助手席へ動かすのも面倒ですし、先程ご紹介した冷蔵庫くらいのサイズになると、助手席へ置くのも困難でした。
また、キャンプ用のチェアやテーブルなんかも嵩張るものの上位なので、極力ソロ用やキャンプツーリング用のものにした方が良いでしょう。
車中泊の場合は後部座席は全て寝床になるので、二人であってもソロキャンサイズのギアで揃えた方が無難です。
ルーフキャリアがあると積載力が大幅に向上
積載量は車種によって異なるので、上記はアウトランダーPHEVのイメージです。
SUVであれば大体こんな感じかなーとは思いますが、ミニバン等ではもう少し載るかもしれません。
なお、我が家のアウトランダーPHEVはキャンプ用にルーフキャリアをつけているので、そこにキャンプギアを入れることができました。
マットとシュラフは敷きっぱなし、テント・タープ、大型ランタン等は不要なので、基本的に全てルーフキャリアに積むことができました。
▲取り付けたルーフキャリア。テーブルやチェアは全て収納可能。
車内においたのは冷蔵庫と、着替えやアメニティ等が入ったバッグ、小型のクッカーセットだけです。
このくらいの荷物量が最適だと感じたので、ルーフキャリアがない場合は荷物の量に注意しましょう。
感想、まとめ。アウトランダーPHEVで快適車中泊!
SUVを購入する理由は様々ですが、購入者にはアクティブな人が多いのは間違いないでしょう。
特にこのブログを読んでくださっている方であれば、キャンプや車中泊に興味を持っている方が多いと思います。
私が乗っているアウトランダーPHEVをはじめ、ガソリンからコンセント電源を取れるPHEV/PHVは、車中泊に向いていると思います。
実際に車中泊をした感想としては、広さ的には大人二人が限界なので、友人やカップル、夫婦で楽しむのが限界でしょう。
車中泊はキャンプと違って手軽さと機動力が魅力なので、ぜひ楽しんでみてください。
キャンパーであれば、ギアのコストはほとんどかからないと思います。