私が冬キャンプの必需品と考えているのが、湯たんぽです。
冬キャンプにおける湯たんぽの重要性は、別の記事でもご紹介してきました。
参考記事 : 冬キャンプの防寒対策に直火可能なマルカの湯たんぽがおすすめ!
湯たんぽにも種類がありますが、尾上製作所の黒い湯たんぽがキャンプギアとしてとても格好いいので、ご紹介していきたいと思います。
ブラックのクールな湯たんぽ!金属湯たんぽ黒が格好いい!
湯たんぽと言えば、昔から家庭でも使われる、プラスチック製のものが思い浮かぶかもしれません。
オレンジ色のものが多いと思います。
▲昔から家庭で使われる、一般的な湯たんぽはこういったイメージがあるのではないだろうか。
しかしキャンプでおすすめなのは、直火で温めることができる金属製の湯たんぽです。
金属製の湯たんぽも、一般的には鉄の色剥き出しのものが多く、そこにデザイン的な要素はありません。
しかしキャンプギアを多く手掛ける尾上製作所が発売している湯たんぽは、落ち着いた黒色でとても格好いいです。
▲黒色の湯たんぽ。外箱まで拘って作られている。(尾上製作所公式より出典)
尾上製作所は銀色の湯たんぽも作っていますが、おすすめなのはブラックです。
個人的な好みもありますが、黒色は焚き火テーブルをはじめとした鍛造ギアの色に近く、統一感を持たせやすいです。
尾上製作所 金属湯たんぽ黒のスペック
尾上製作所の湯たんぽは、製品名が「金属湯たんぽ黒」という名前です。
特徴をそのまま表したような名称ですが、分かりやすくて良いですね。
【スペック】
品番(型番) | MY-7207 |
正味容量 | 約2.4L |
製品サイズ | 約290×220×80㎜ |
本体材質 | 鉄(表面処理鋼板) |
板厚 | 0.4mm |
カバー材質 | ポリエステル100% |
重量 | 約680g |
JANコード | 4907797072073 |
生産国 | 日本(付属カバー:中国) |
この湯たんぽには、専用のカバーも付属しています。
金属製の湯たんぽは直接触ると火傷するような温度になっているので、カバーは必須です。
サイズさえあれば代用は効くので、100均でも手に入れることはできますが、気持ちよく使うには肌触りも重要です。
黒湯たんぽに付属しているカバーはモコモコで優しい肌触りになっており、デザインも黒い本体に合うダークブラウンとなっています。
スポンサーリンク一度温めれば朝まで温かい
湯たんぽを使ったことがない方は、どれくらい温かいのか分からないと思いますが、月並みな表現をすると「めちゃくちゃ温かい」です。
寝る前に沸騰させたお湯を入れれば、雪が降っているキャンプにおいても朝まで温かいです。
▲こういった雪の上にテントを張っても、湯たんぽがあれば朝まで快適に眠れる。
そもそもキャンプ用のシュラフ自体がかなりの保温性能を持っており、熱を逃がしにくい構造になっています。
冬キャンプ用のシュラフであればマミー型が多いですが、中に湯たんぽを入れておけば、寒冷地でも朝まで暖かく快適に眠ることができます。
外は氷点下になるような場所では、そのまま外に置いておけば、湯たんぽといえど朝には凍結していると思います。
保温性の高い湯たんぽ、収納袋、シュラフが合わさって、朝まで快適な温かさを保ってくれるのです。
直火については公式サイトではノーコメント
金属製の湯たんぽの魅力の一つとして、直火で温めることができる点があります。
ケトルで2L超のお湯を沸かし、漏斗を使って湯たんぽに入れるのは、それなりの手間です。
そもそも2L超のお湯を沸かせるケトルを持っていない人もいるかもしれません。
▲写真だと簡単にお湯を入れているが、小さい穴にお湯を注ぐのは至難の業。漏斗を使うか、濡れてもいい場所でやるのがおすすめ。
しかし直火であれば、湯たんぽに水道水を入れ、バーナーにかければそれでOKです。
(焚き火は煤が付くので、焚き火の炎で温めるのはおすすめしません。)
しかしながら、直火で温めると湯たんぽ自体が超高温になり、火傷の危険があります。
また、蓋を閉めたまま加熱すると、破損の危険もあります。
そのため、公式サイトでは直火OKともNGとも書いていません。
直火で温めるのは便利ですが、火傷の危険性を考慮すると、基本的にはケトル等でお湯を沸かし、注ぎ入れる方法が無難でしょう。
当ブログでも、基本的にはそちらを推奨させていただきます。
スポンサーリンクペグ、焚き火ハンガー等、黒色ギアは多い
キャンプに黒が似合うのは、キャンプ用品には黒色のギアが多いからです。
鉄を鍛えて強度を上げた鍛造ギアは、多くのものが黒色をしています。
熱に強く、強靭な鍛造ギアはキャンパーの中でも人気が高いので、様々なギアで採用されています。
▲代表的なのは鍛造ペグのソリッドステーク。その他、尾上製作所のギアにも黒色のものは多い。
代表的なのは、鍛造ペグや焚き火テーブル、焚き火ハンガー等ですが、それらに拘っていくと、自然と身の回りに黒色のギアが増えていきます。
黒色の湯たんぽはそういった各種ギアと統一感を持たせやすいため、キャンプギアとして使うなら黒の方がおすすめです。
感想、まとめ。湯たんぽにも拘りたい人におすすめ!
尾上製作所から発売されている黒色の湯たんぽは、ありそうでなかった格好いいギアです。
冬キャンプ人口が増えた今、湯たんぽ自体は需要が高まっていますが、デザインに力を入れた湯たんぽはあまりありませんでした。
と言うのも、湯たんぽは基本的に袋に入れて使うため、中のデザインが見える時間はそう長くないからです。
湯たんぽにお湯を入れるとき、準備をするとき、洗って片付ける時などに限られます。
しかしキャンプは自己満足の世界なので、自分が気に入っているギアを使って満足していれば、役目は果たされたと言っても過言ではありません。
そこまで拘っているキャンパーが少ないからこそ、逆に拘りたくなるものです。
湯たんぽにも拘りたいキャンパーは、尾上製作所の金属湯たんぽ黒は要チェックです。