栃木県日光市にある貸切キャンプ場「Private camp site TERA」の感想!

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最近はキャンプ場も増えてきたため、貸切キャンプ場という種類のキャンプ場も増えてきました。

キャンプ場を貸し切る、というのは一昔前までは考えられませんでしたが、今では意外と簡単に貸切キャンプができるようになりました

 

キャンプがブームになり、キャンプ人口が増えればキャンプ場が増え、そして様々な新しいサービスが生まれてきます。

これはキャンプが盛り上がっているおかげですね。

 

今回は栃木県日光市にある貸切キャンプ場、「Private camp site TERA」を利用して見たので、感想を書いていきます。

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Private camp site TERAの営業情報

TERAの看板

まずはPrivate camp site TERAの営業情報をご紹介していきます。

TERAは現在進行形で開発中のキャンプ場のため、料金やプラン等は変わっていきますので、公式サイトやなっぷ等の予約サイトで、再度ご確認ください。

 

住所 栃木県日光市小百1397TERA
料金 平日33,000円〜繁忙期49,500円まで(段階的に変動)
チェックイン 13:00〜
チェックアウト 〜11:00
車の乗り入れ 一部可能
お風呂・シャワー お風呂なし、無料シャワー有り
ゴミ 分別して排出可
売店 なし(準備中)

 

料金は季節や人数によって増減しますので、上記の価格帯は目安としてご確認ください。

貸切キャンプ場と聞くと何十万円もしそうですが、そこまで法外な値段ではないことが分かります。

 

一家族で使うには少し高めではありますが、家族との思い出のために少し奮発する!ということであれば、許容の範囲内でしょう。

子供が走り回っても、ボール遊びをしても問題ないので、思い切り自然を楽しむことができます。

車の乗り入れは実質不可

なっぷを見ると、車の乗り入れは「一部可」と書いてありますが、実質「不可」に近いです。

TERAの入り口には駐車場が用意されており、そこに二台停めることができます。

更に駐車場よりも少し進んだ、キャンプサイトの入り口ギリギリに車を停めることもできます。

TERAの道

▲この道の手前あたりに駐車可能だが、テントやタープを張る場所よりもだいぶ手前。

 

確かに一部は乗り入れているような気はしますが、キャンプサイトの入り口から、テントを張るスペースまではそれなりに距離があるので、車を横付けできるわけではありません

オートサイトと違って荷物の運搬が必要となるので、キャリーワゴンがあるとベターです。

参考記事 : キャンプにキャリーワゴンは必要?格安でも持っておくと便利!

一日一組限定の貸切キャンプ場

Private camp site TERAの魅力的なポイントは、やはり「貸切」であるという点でしょう。

貸切なので1日1組の予約しか受け付けていません。

自然の中の解放感と、近くに人がいないプライベート感は最高です。

Private camp site TERAの写真

▲敷地内は全て自由に使って良い。この解放感は堪らない。

 

なお、TERAに限った話ではないですが、貸切キャンプ場を利用する場合、なっぷ等の予約サイトの表示には注意です。

多くの予約サイトでは、「○:空きあり」という場合は複数空きがあり、まだ予約には余裕がある状態です。

「△:残りわずか」となっていると、早めの確保が必要な状態と言えます。

 

しかし貸切キャンプ場の場合、常に残り一つとなっているので、一気に○から×に変わります。

必要事項を入力している間に予約が埋まってしまった、という可能性もあり得ますので、予約希望の方はすぐに予約するようにしましょう

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別料金で使えるサウナはおすすめ

Private camp site TERAで良かったのは、貸切である点と、サウナが使える点です。

TERAの敷地内にはサウナ小屋があり、薪ストーブを燃やしてサウナを楽しむことができます。

サウナの様子

▲サウナの様子。薪は一定量まで料金に含まれており、足りなくなった場合は追加で購入する必要がある。

 

水を飲んで汗をドバドバ流して、大自然の空気で涼む・・・というのは、最高に整います

サウナ好きにはもちろおすすめですが、「サウナは好きでも嫌いでもない」という人にもおすすめです。

なかなか屋外で貸切のサウナに入ることはないと思うので、思い出のサウナ体験になること間違いなしです。

サウナ小屋の入り口

▲サウナ小屋。ドアから出た瞬間が最高に気持ちいい。

 

ただし、サウナはキャンプ場利用料とは別料金になっているので、利用したい際は追加料金を払う必要があります。

私が利用した時は一グループ15,000円だったので、7〜8人いれば一人2,000円程度となります。

良い思い出になることは間違いないですが、人数が少ないと負担は大きくなってしまいます。

 

一人2,000円でも少々割高感はありますが、思い出料として払えるかは人それぞれだと思います。

まだまだ発展途上な部分も多い

Private camp site TERAはとても良いキャンプ場ですが、まだまだ発展途上な部分もありました。

特に運営面においては、ノウハウ不足なところがあるように感じます。

 

しかしできたばかりのキャンプ場にそこまで求めるのも酷な話ですし、許容できないレベルのものはありませんでした。

これからに大いに期待しつつ、私が感じた発展途上な点を書いていきます。

アーリーチェックイン/レイトチェックアウトには注意

履歴書のイラスト

追加料金を払えばアーリーチェックインやレイトチェックアウトができるのですが、1時間単位で依頼することができます。

13時チェックイン、11時チェックアウトのキャンプ場なので、例えば2時間アーリーチェックインをすれば、11時からキャンプを楽しむことができます

私も2時間アーリーチェックインを利用させていただきましたが、前にお客さんはおらず、昼ごはんからキャンプを楽しむことができました。

 

しかし翌日、チェックアウトの11時に向け片付けていると、10時半ごろに「すみません、11時から予約しているのですが、ちょっと手を洗わせてもらって良いですか?」というお客さんが。

11時までにチェックアウトというルールとは言え、次のお客さんを同時刻の11時に入れるのは流石にギリギリ過ぎます。

 

私たちグループは11時に完全撤収が完了したので問題ありませんでしたが、一歩間違えばトラブルになりかねません

私たちのチェックアウトはほぼ11時ジャストだったので、次のキャンパーさんには待っていただいたことをお詫びして帰りました。

笑顔で「時間過ぎたわけではないから大丈夫ですよ」と言っていただき、とても良いキャンパーさんで良かったです。

キャンプ場内の清掃には課題を感じる

私が見ている限り、次のキャンパーさんはそのまま設営準備を始めていたので、私がチェックアウトしてから次のキャンパーが設営を始めるまでの間に、管理人による清掃は入っていないように見えました。

しかし実際は清掃が入っていないわけではなく、実際は施設の利用はお待ちいただいて、清掃している、とのこでした。

※記事には当初、「利用者間で清掃は行われていないようだ」と書きましたが、TERA管理人様から事実無根である旨ご連絡いただいたので、修正しています。

 

しかし私が利用したときも、キャンプ場の隅の方に、前のキャンパーさんが残したと思われる割り箸やティッシュ、食べものの残り等、ちょっとしたゴミがいくつか落ちていました

前のキャンパーさんが意図的に捨てたようなものではなく、落ちていることに気づかなかった、という感じです。

(利用時に、私の方で軽くゴミ拾いをしました・・・)

 

毎回必ず清掃・消毒は行っている、とのことではありますが、あまり綺麗に清掃されていなかったのは残念なポイントでした。

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全体的に施設が綺麗

ゴミが落ちていたとは言いましたが、TERAはできたばかりのキャンプ場であることもあり、全体的に施設が綺麗です。

一部は昔から建っていた建物のようなものもありますが、綺麗に清掃・リノベーションされていて快適でした。

管理棟の写真

▲管理棟の中は元々食堂だったと思われる。このスペースも自由に使うことができる。

 

キャンプ場を作るにあたって新たに建てられた設備も多いので、綺麗に使えるのは快適です。

また、シャワーも無料で使い放題なので、サウナとの相性も抜群です。

シャワーにはシャンプーやリンスも備え付けられているため、準備は不要です。

シャワー室の様子

▲手前が脱衣所で奥がシャワー室。建てられたばかりで綺麗だった。

 

貸切キャンプ場は人数が多い方が得になることも多いので、キャンプ未経験者に声をかけることもあるかもしれませんが、施設が綺麗なのは安心ですね。

周りにキャンパーがいない、というのは最高

まだまだ発展途上な部分もありますが、それを補っても余りあるくらい、貸切キャンプには魅力があります

貸切キャンプであれば他人の目を気にすることもありませんし、自分達のペースで寝ることもできます。

好きな音楽をかけて楽しむこともできますし、子供たちが走り回っても気にすることはありません。

TERAの小池

▲敷地内には小さい池と小川が流れており、豊かな自然を貸切で満喫できる。

 

都会の喧騒から抜け出し、癒しを求めてキャンプに来る人も多いので、キャンプ場でも気を使うのは何か違いますよね

貸切キャンプは普通のキャンプよりも社会生活の外にあるので、解放感によるストレス発散を求める方には特におすすめです。

地主さんの敷地内なので、節度を守って楽しもう

マナー違反の画像

貸切キャンプ場なので、一般的なキャンプ場よりも気を遣わずにキャンプができます。

しかしそうは言っても、地主さんの敷地内であり、民家もある程度の距離にあるので、節度を守って楽しむ必要はあります。

 

例えばアンプを持ち込んで爆音を流したり、カラオケをしたり、そう言ったことはできません。

自分で山を買えばそういったこともできるかもしれませんが、あくまで管理された場所ですので、限度はあります。

 

普通の人が普通に楽しむ分にはそこまで気を遣うことはありませんが、貸切だからと言ってハメを外し過ぎないように注意しましょう。

感想、まとめ。人数が集まるなら貸切キャンプはおすすめ!

貸切キャンプ場は入場料方式ではなく、キャンプ場一つでいくらと決まっていることが多いです。

そういった料金体系の場合、人数が多ければ多いほど一人当たりの値段は安くなります

 

大学生がサークルでキャンプする場合や、複数家族でグルキャンをする場合等は、むしろ貸切キャンプ場の方が安くなることもあります。

グルキャンはどうしても盛り上がってボリュームが大きくなりがちなので、最近はグルキャンを禁止しているキャンプ場も多くあります。

周りのキャンパーに迷惑をかけずに楽しめるという点においても、貸切キャンプ場はおすすめです。

TERAの敷地内のバンガロー

▲敷地内のバンガロー等も自由に使うことができるので、テントを持っていないゲストの方等がいても安心だ。

 

貸切キャンプ場を使ったことがない方は、一度トライしてみてはいかがでしょうか。

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