少し前から使っているギアですが、紹介できていなかったギアがありました。
スノーピーク(snowpeak)のマナイタセットです。
その名の通り、包丁とまな板がセットになってるもので、これ一つで十分キャンプ料理が楽しめます。
さすがのスノーピーク製品だけあって、切れ味も抜群です。
ギアボックスを持っていかない時は、このマナイタセットだけを持っていくことも多いです。
マナイタセットのスペック
マナイタセットにはMサイズとLサイズがあり、好みや用途に応じて選ぶことになります。
携行性や収納性を求めるなら、コンパクトなMサイズがおすすめです。
Mサイズでも横幅256mm×縦200mmあるので、完全にソロ用というわけではなく、ファミキャンでも十分通用する大きさです。
迷ったらMサイズがおすすめです。
↓Mサイズ
LサイズはMサイズよりも一回り大きく、横幅366mm×縦236mmとなっています。
より使いやすいサイズで、一般家庭用のまな板とあまり変わらない大きさです。
Mサイズでは小さい!という方や、家のまな板と同じくらいのサイズが欲しい!という方は、Lサイズがおすすめです。
大は小を兼ねるとも言うので、サイズが心配なら「とりあえずLサイズにしておく」というのも選択肢の一つだと思います。
↓Lサイズ
持ち運びに便利!まな板と包丁が一体化
スノーピークのマナイタセットは、まな板の内側に包丁を収納するスペースがついています。
そこにはマグネットがセットされており、持ち運んでもズレないようになっています。
あまり強く振るようなことはないと思いますが、登山等でバッグごと大きく揺れたとしても、包丁だけ落ちるようなことはありません。
また、包丁をしまう時も、マグネットがあることで簡単にしまうことができます。
まな板には包丁形のくぼみがあるのですが、ほぼジャストサイズになっているため、少しでも包丁がズレると上手くまな板を畳むことができません。
水平な場所であれば、別にマグネットがなくても仕舞うのは難しくないですが、このようなちょっとした工夫や便利さで、キャンプの快適さは変わってくると思います。
スポンサーリンク包丁は意外と忘れがちな調理道具
包丁やまな板は最も基本的な料理道具ですが、意外と忘れがちな道具でもあります。
大抵の場合、包丁とまな板はセットにして、ギアボックス等に入れてあります。
そして忘れる時は大抵、そのギアボックスごと置いてきてしまうのです。
私も以前は、ダッチオーブンや燻製器等の調理道具と同じギアボックスに入れていたため、ギアボックスごと忘れることがありました。
忘れたと言うよりも、「今日はそんなにがっつり料理しないから」と思って、ギアボックスを置いていき、結果包丁もまな板も忘れる、という感じです。
まな板や包丁が入っていることを、ついつい忘れてしまうのですね。
昔はキャンプ用ではなく、一般的に家庭で使うような包丁とまな板を使っていたため、包丁も簡易的な透明ケースに入っていただけなので、ギアボックスのようなハードケースに入れざるを得ませんでした。
スノーピークのマナイタセットに変えてからは、コンパクトさも圧倒的で、必ずキャンプに持っていくバッグに移し替えました。
持ち運び方法には注意
とは言え、こういった包丁を持ち運ぶ際は、銃刀法違反にならないように注意が必要です。
コンパクトだからと言って常に鞄に入れておき、持ち歩いていると、万が一職質等された際に面倒なことになります。
調べたところ、刃渡り6cm以上の刃物を、正当な理由なく持ち運んでいた場合、銃刀法違反になるようです。
そのため、キャンプに行く道中で、キャンプ用品の中にマナイタセットが入っている分には問題ないと思われます。
(正当な理由があるため)
しかし外出用のバッグに入れたまま、うっかり普通に出かけてしまうと、職務質問をされた際に「ちょっと署に・・・」ということになりかねません。
職務質問されることなんてそうそうないですが、面倒ごとに巻き込まれないためにも、不要な時は家に置いておく、もしくは「キャンプでしか使わないバッグ(ケース)の中」にしまっておくことをおすすめします。
スノーピーククオリティ!抜群の切れ味
マナイタセットの包丁は、料理器具メーカー顔負けの切れ味です。
さすが、金属加工の燕三条です。
これまで様々な金属製ギアを作ってきただけあって、スノーピークの金属加工技術は本物です。
私もまだ使いはじめて1年程度ですが、今のところ切れ味が落ちることもなく、大満足しています。
スノピのギアはいくつか持っていますが、値段が少し高めなだけあって、どれもクオリティの高いギアばかりです。
スポンサーリンクスタイリッシュなデザインも魅力
マナイタセットを店頭で購入した人は、きっとそのデザインに惚れた、という人も多いと思います。
高級感のある天然木で作られたまな板は、思わず手に取ってみたくなります。
私のような料理下手からすれば、別に100円均一の包丁とまな板でも、完成した料理の味は変わりません。
使い勝手の良さも、値段の差を埋めるまでのメリットは感じられないかもしれません。
しかし、それでも物欲を狩り立てられるこの感じ、まさに「キャンプ沼」だと思います。
スノーピークの直営店であればまず置いてあるので、興味のある方は是非ぜひ実物を見てみて下さい。
感想、まとめ。とりあえず荷物に入れておくべきギア!
今日は大した料理はしない、と思っても、包丁とまな板は意外と使うものです。
完全に、カップラーメンだけと決めているような場合を除いて、包丁とまな板は持っておいて損はありません。
カップラーメンだけと決めておいても、お酒を買いに立ち寄ったスーパーで美味しそうなお肉やおつまみを見つけて買う、なんてこともよくあります。
食器類は嵩張るので、荷物としては減らしたい類に入ると思います。
しかしソロキャンの時であっても、マタイタセットは持っていくようにしています。
いや寧ろ、ソロキャンの時こそマナイタセットが必要になることが多いです。
マナイタセットで肉を切って焼いて食べる、それだけの食事ですが、キャンプの楽しみの一つではないでしょうか。