最近はあまりスノーボードもできていませんが、昔はよくIGNIO(イグニオ)のスノーボードグッズを購入しました。
たしか、IGNIOはアルペングループのブランドだったと思います。
アルペンではよくスポーツ用品を買ったので、大変お世話になりました。
そんなIGNIOは、最近キャンプ道具を多く発売しています。
その中から、レトロなLEDランタンが面白かったのでご紹介します。
IGNIO(イグニオ)のレトロLEDランタンの製品情報
まずはレトロLEDランタンのスペックを紹介していきます。
一見するとよくあるLEDランタンのようですが、珍しい特徴が二つあります。
これについては後ほど説明していきます。
光量 | 250ルーメン |
バッテリー容量 | 5,000mAh。乾電池と併用可。 |
調光 | 暖色/白色/明るさ |
その他 | USB給電機能付き |
サイズや重さ等のスペックは記載されていませんでしたが、持った感覚としては、サイズは標準、重さはやや軽め、と言った感じです。
サイズについては多くのキャンパーの方が「想像通り」と感じると思います。
見た目は少し重そうですが、実際はLEDランタンだけあって、軽めに作られています。
重厚感がなくなってしまうのはデメリットですが、持ち運びに便利なのはメリットですね。
正式名称がよく分からない
IGNIOはアルペングループのブランドですが、通販サイトのページしかないので、製品紹介はざっくりしています。
外箱には「RETRO LED LANTERN 250」と書いてあるので、これが商品名かと思っていました。
しかし公式通販サイトにはどこにもその名前は登場せず、「LEDライト レトロデザイン」としか書かれていません。
どちらが正式名称なのか、はたまたどちらも正式名称ではないのか、よく分かりません。
どちらもレトロなLEDランタンであるという特徴をそのまま文字にした名前なので、IGNIO側も商品名は大して気にしていないのかもしれませんね。
持ち手が本物の縄で出来ている
IGNIOのレトロ LEDランタンの特徴の一つ目として、持ち手が本物の縄で出来ていることがあります。
麻ではなさそうなので「麻縄」とは言いませんが、素人的にはよくある縄の感触でした。
この部分が本物の縄であるだけで、デザイン的にも差別化が図られています。
▲持ち手部分はレトロLEDランタンの注目ポイントの一つ。
そもそも本当に火がつくガスランタンやガソリンランタンは、ランタン本体が高熱になるため、燃えやすい素材を使うことはできません。
最近は木材を多く使ったLEDランタンや、こういった縄のような素材を使ったLEDランタンも登場しており、「LEDランタンならでは」のおしゃれさが増しています。
スポンサーリンク乾電池、内蔵バッテリー共用
IGNIOのレトロLEDランタンのもう一つの特徴は、乾電池と内蔵バッテリーの併用であることです。
これは非常に珍しいスペックだと思います。
少なくとも私は、乾電池と内蔵バッテリー両方とも対応しているLEDランタンをほとんど見たことがありません。
▲電池でも稼働するため、充電池を用意しておけば繰り返し使用することができる。
バッテリーも5,000mAhと十分のため、そもそも二つ必要ない、という意見も多いかもしれません。
しかし実際にLEDランタンを使っていると、電池切れになりそうになることは多々あります。
そんな時に予備の乾電池で稼働できるのは大変心強いです。
また、この機能は災害時にも役立ちます。
普段はキャンプのたびに充電して使うとしても、災害時には電池切れになっている可能性が多々あります。
そんな時に乾電池でも稼働することにより、防災用品としても大いに役立ちます。
また、単3乾電池3本で稼働しますので、用意するハードルが低いのも魅力です。
私のように充電池を大量購入していれば、純粋な予備バッテリーとしても使用することができます。
参考記事 : 徹底検証!LEDランタンは充電池(エネループ)でこんなにお得!
250ルーメンの光量は大きくない。デザイン重視!
特徴的な機能を有するIGNIOのLEDランタンですが、光の出力は大きくありません。
250ルーメンのLEDランタンは、周辺だけを照らすなら実用的な明るさですが、サイト全体を照らすには心許ないスペックです。
そのため、このレトロLEDランタンの他にも、メインで使用するLEDランタンを用意しておくことをお勧めします。
IGNIOのレトロLEDランタンはあくまでデザイン重視なので、これ一つでキャンプができるようなものではありませんのでご注意ください。
参考記事 : LEDランタンの選び方は?メリット・デメリットともに解説
スポンサーリンクUSB給電機能付き
IGNIOのレトロLEDランタンにはUSB給電機能がついているため、スマートフォンをはじめとした電子機器を充電することができます。
▲背面にUSB差込口があり、余った電力を有効活用できる。
最近のLEDランタンには、このUSB給電機能がよく付いています。
単体では役に立ちませんが、対応するギアを複数持っていると、この機能が地味に役に立つのです。
参考記事 : キャンプでスマホの充電はどうする?モバイルバッテリーは不要!
USB給電機能は必須ではありませんので、わざわざUSB給電機能付きのギアを選ぶ必要はありません。
しかしどちらか迷った時は一つの判断材料になると思います。
感想、まとめ。レトロでお洒落なLEDランタン!
IGNIOのレトロLEDランタンは、なかなか珍しいスペックを備えたLEDランタンです。
デザインは人それぞれ好みがありますが、これなら自宅のインテリアとして使っても良いと思います。
内蔵バッテリーと乾電池、両方で使用することができるため、キャンプと防災を併用できるLEDランタンだと思います。
普段は自宅のインテリアとして飾っておき、キャンプに出撃する時はそれを持っていく、という方法も良いかもしれません。
そうすれば、災害時には乾電池を使って稼働させることができますし、非常時にはインテリアとして、そして出撃時にはキャンプ用品として、一つで三役を担わせることができます。