キャンプサイトに一つあると便利なのが、ウォータージャグです。
あると便利ではありますが、有料のキャンプ場を利用する限りは、炊事場等の設備が整っているので、必ずなければいけないものでもありません。
また、見た目や使い勝手は悪いですが、2lのペットボトルで代用することも可能です。
そのため、ウォータージャグはキャンプにおいて最優先ギアではありません。
しかし、ちょっと水が必要な時に一つあるだけで非常に便利なので、キャンプの快適さを高めてくれるアイテムです。
まだあまりキャンプ道具が揃っていない人でも、格安で売っているものであれば、持っていて損はないと思います。
BUNDOK(バンドック)のウォータージャグ、BD-300の製品情報
私が今回たまたまホームセンターで見つけたのが、BUNDOK(バンドック)製のウォータージャグ。
画像出典 : 楽天市場
あまり有名ブランドではありませんが、バンドックはテントも作っている立派なキャンプ道具メーカーです。
低価格の商品が多く、コスパが良いことでも知られています。
そんなバンドックから発売されているのが、ごく普通な見た目のウォータージャグ。
あまりキャンプ道具っぽくはなく、ホームセンターでも売っているようなタイプのものです。
しかし、7.5lの大容量になっていること、また台座が付いていることで一気に使い勝手が上がりました。(これについては後述します。)
サイズ(約) | W21xD21xH38.5/28cm |
収納時サイズ(約) | 23x23x13cm |
容量(約) | 7.5L |
材質 | ポリプロピレン(蓋/耐熱60℃、耐冷0℃・本体/耐熱60℃・耐冷0℃) |
重 量(約) | 540g |
使用時サイズ(約) | W21xD26.5xH46.5cm(取手、台座含む) |
その他 | 台座付・ジャバラ式・コック栓付 |
100円均一でも、400円商品として類似品が売っていることがありますが、大体2l程度の容量です。
2lだと一回のキャンプでは少し心許無く、水が足りなくなって炊事場まで汲みにいかなければならない場合もあります。
こちらのバンドックのウォータージャグは7.5lあるので、使い方にもよりますが、一泊二日のキャンプだけで水が足りなくなることはほとんどありません。
1lのお湯を沸かしてコーヒーを飲んで、2lの鍋で一回料理をしたとしても、残り4.5lあります。
ちょっと手を洗ったり、落としたものを洗ったりするくらいでは、この量を使い切るのは困難です。
この水で食器を洗おうとすると足りないかもしれませんが、いくら屋外とは言え、洗剤や食べ残しを地面に落とすのは良くないので、軽くすすいだりする以外は炊事場で行うようにしましょう。
台座が便利!シンプルで可愛いウォータージャグ
こういった、蛇腹型になっている折りたたみ式のウォータージャグはよく見ると思います。
特に特許技術でもないので、どのメーカーでも同じようなものを作ることができます。
製造コストも大してかからない上に、持ち運びにも便利で汎用性が高いです。
欠点としては、蛇腹の内側に水滴が残るので、乾きにくいことです。
蛇腹の部分に水滴が残ったまま、蓋を閉めて放置してしまうと、中にカビが生える可能性もあります。
撤収時に天気が良ければ、ランタンハンガー等に逆さにして吊るしておくようにしましょう。
また、撤収時に乾かす時間がなくても、帰宅後には蓋を外して蛇腹を広げておくようにしましょう。
帰宅後は完全に蓋を開けておけば、勝手に乾いてくれます。
そんな感じでよく見る形なわけですが、このバンドックのウォータージャグの違うところは台座が付いていることです。
このようなコック栓付きのウォータージャグは、構造上直接地面に置いて使うことができません。
コック栓の位置が低すぎて、直接地面に置いてしまうと隙間がなくなってしまうからです。
そのため、基本的には何か台の上に置いて使用する必要があります。
しかし、ここに専用の台座が一つあるだけで、利便性が大きく向上します。
例えば撤収時、テントもテーブルも全て片付けた状態でも、台座があればウォータージャグを地面に置いて簡単に手を洗うことができます。
つまり、ウォータージャグが一番最後に撤収するギアになります。
また、直接テーブルに置く場合でも、低いテーブルでは使いにくいですが、台座があることで使い勝手を上げられます。
台座は分離式なので、台座から外して使用することもできますので、高さや場所によってはそのまま使うのも良いでしょう。
個人的には、台座があることによって可愛さも増していると考えているので、基本的には台座をつけた状態で使用することになると思います。
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バンドックのキャンプ道具は総じて低価格ですが、ウォータージャグも例に漏れず低価格です。
ショップによるので一概には言えませんが、大凡1,000円強で買うことができます。
7.5lの大容量ウォータージャグでこの値段であれば、まだウォータージャグを持っていない人にもお試しとしておすすめです。
一回お酒を飲むのを我慢すれば、簡単に買えてしまう金額です。
キャンプスタイルによってはウォータージャグなんて必要ない!という人もいると思いますので、そういう意味でも試しに使って見るのは意味があると思います。
お洒落なウォータージャグはたくさんあるが、高価な物が多い
台座があることで少し見た目が可愛いと言っても、やはり安物感は否めません。
(というか事実安物です。)
ウォータージャグはキャンプサイト内でインパクトの強いインテリアなので、ウォータージャグを拘るだけでお洒落キャンプ感が増します。
インスタ映えしてるキャンプサイトの方は、お洒落なウォータージャグを使っている人が多いと思います。
しかし、当然ながらデザイン最優先なので、機能性を第一には考慮されていません。
折りたたむことができないので嵩張りますし、容量も決して大きいわけではありません。
また、お洒落に拘ったギアは平均的に値段が高く、1万円超えなんてものもザラです。
冒頭でも触れましたが、ウォータージャグはあると便利ですが、必ず必要なギアではありません。
お洒落なウォータージャグを買うのは、一通り欲しいギアを手に入れてからでも遅くはありません。
テント、タープ、シュラフ、ランタン、チェア、テーブル、etc…
そういったギアを全て満足いくまで揃えてからでも十分です。
まとめ、感想。初心者にもおすすめ!安いので試しに買ってみるのもあり
バンドックのウォータージャグ、BD-300は、非常にコスパの良い商品です。
7.5lという大容量に加え、安定感もあるので使いやすいです。
ただ、お世辞にも格好いいとは言えないのが欠点です。
デザインが悪いのは安物なので致し方ないですが、それでも台座があることにより、一段階は可愛く見えます。
また、折りたたみ式なので、使わない時は収納時に嵩張ることもありません。
画像出典 : 楽天市場
ウォータージャグは後回しにしていいギアなので、持っていない方も多いと思います。
ソロメインの人であれば、正直なくても良いかもしれません。
しかし、ちょっと食器を落としてしまったり、ペグを触って手が汚れてしまったりした時に近くで水が出るのは何かと便利です。
キャンプ場によりますが、水道水が飲めるところが大半なので、ウォータージャグはお湯を沸かしてスープやコーヒーを作ったりする時にも便利です。
今まで特にウォータージャグの必要性を感じず、買っていなかった人も多いかもしれませんが、1,000円強であれば試しに買ってみるのも良いのではないでしょうか。
キャンプのシーンで使わなくても、バーベキューの時に使ったり、持っていれば活躍するタイミングは出てくると思います。
たまたまホームセンターで見つけたウォータージャグですが、コスパに長けた商品だと思ったので、ご紹介させていただきました。