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【初心者向け】オートキャンプ場とは?普通のキャンプ場との違いと歴史

現在では、キャンプ場よりもオートキャンプ場の方が多くなり、キャンプと言えばオートキャンプも含めて表します

言葉は文化とともに変遷していくものですが、今でもオートキャンプ場とキャンプ場は使い分けられる場合があります。

初めてキャンプをする方は、キャンプ場を予約する際にはこの点注意する必要があります。

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オートキャンプ場とは?

オートキャンプ場とは、自分の車をテントの横に停めることができるキャンプ場です。

モータリゼーション以降、この「オートキャンプ」というスタイルが、キャンプの大部分を占めるようになりました。

おそらく、「キャンプ場」と言われて真っ先に思い浮かぶイメージは、こういったタイプのキャンプ場だと思います。

オートキャンプ場のイメージ①

しかし、特に県営・市営のキャンプ場を中心に、現在でもオートキャンプ場ではないキャンプ場も残っていますので、予約の際は注意が必要です。

区画サイトとフリーサイト

更に、オートキャンプ場には「区画サイト」と「フリーサイト」の二種類があります。

予約の際はその違いをよく確認して、自分が予約したいタイプを間違えないようにしましょう。

区画サイト テント・タープを張る場所がロープ等で区切られており、それに沿って使用するキャンプ場。
フリーサイト 敷地内であればどこにテントを張っても良く、自由にレイアウトが組める。

全国的には区画サイトの方が多いですが、フリーサイトには根強い人気があります。

AC電源サイトは区画サイトでしか実現することができないということもあり、設備が整ったキャンプ場は区画サイトであることの方が多いです。

区画サイトのイメージ

キャンプ場によって区画の広さは異なりますが、区画サイトはどうしても閉塞感を感じてしまうからです。

ただし、最近は広々とした区画サイトも出てきていますので、一概にそうとは言えません。

(広い区画サイトはその分値段も高いですが。)

オートキャンプ場と普通のキャンプ場の違い

オートキャンプ場はキャンプ場内に車で乗り込み、サイトの隣に停車させることができます。

後述しますが、荷物の運搬等に便利であるため、オートキャンプ場の方が人気があります。

反対に、オートキャンプ場ではない普通のキャンプ場は車を駐車場に停め、テントを持って歩いて運ぶ必要があります

荷物が多ければ多いほど運ぶのは大変なので、オートキャンプ場の方が人気が出るのは必然です。

しかし、あまり利益を求めない、公営のキャンプ場は寧ろオートキャンプ場の方が少ないです。

オートキャンプ場はその分手入れも大変ですからね。

なお、普通のキャンプ場でキャンプをする場合、こういったワゴンがあると便利です。

ワゴンはオートキャンプでも使い道は多々あるので、あまり普通のキャンプ場を使わない方でも、持っていても損はないと思います。

オートキャンプ場のメリット

オートキャンプ場は車を横付けできることにより、いくつかのメリットがあります。

特徴を覚えておくと、選択肢の幅が広がります。

荷物運び・保管が簡単!

車を横付けできることにより、荷物の運搬が楽になることは先程お話ししましたが、同時に荷物の保管も楽になります

オートキャンプ場の場合、必ずしも全ての荷物を降ろす必要はありません。

とりあえず使うものだけ車から降ろして、あとは必要に応じて車に取りに行けばそれで済みます。

使うか使わないか分からないものを車から降ろすのは邪魔になりますしね。

これがキャンプ場であれば、都度駐車場まで荷物を取りに行かなければならないので、非常に面倒です。

オートキャンプ場ではない場合、必要な道具は予め全て降ろしておき、サイト内に持ち込んでおく必要があります。

いざという時すぐ避難ができる

車が横にあること、急激な天候の変化等の際にすぐ避難できる、というメリットがあります。

具体的には、大雨、落雷、突風等です。

例えば雨を伴った強い風が吹き、自分のテントが飛ばされてしまった場合でも、車の中であれば一時避難することもできます。

大雨・強風の中でテントを張り直すのは不可能に近いので、とりあえずテントや小物を車の中に入れ、風が止むまで待ちます。

荒れた天候が続くのであれば、そのまま撤収するのも一つの選択肢です。

荒れた天気のイメージ

これがオートキャンプ場じゃない場合は、風でテントが飛ばされてしまうような状況で荷物を持って駐車場まで運ぶのは困難です。

また、非常時は全ての荷物を撤収できるわけではないので、そういった状況で自分のサイトから離れなければいけないので、心配が残ります。

オートキャンプを前提としたキャンプ道具が使える

車を横付けすることで、愛車の近くでにキャンプを楽しむことができます。

車好きな方に取ってはそれだけで楽しいでしょうし、車上荒らし等のリスクも低くなります

また、中にはオートキャンプであることを前提として作られたキャンプ道具も多数あります。

車が近くにあることで、そう言った特殊なキャンプ道具を使うことができます。

たとえば、車に接続して居住空間を作るカーサイドタープ等が例です。

他にもジーソケットから電源を取ることを前提として作られたキャンプ道具も多数あります。

当然ながら、これらのキャンプ道具はオートキャンプ場でなければ使えません。

シガーソケット電源で膨らませるくらいなら出来るかもしれませんが、そういったギアは往々にしてデカいので、駐車場から運ぶのは大変です。(エアベッド等)

オートキャンプ場が浸透してきている現在、オートキャンプ場でしか使えない道具もたくさんあります。

それらが心置きなく使えるのは、オートキャンプ場のメリットとも言えます。

オートキャンプ場のデメリット

オートキャンプ場はほぼメリットしかないですが、少しだけデメリットがあります。

とは言え、圧倒的にメリットの方が大きいのが事実です。

なので、初心者の方は迷ったらオートキャンプ場にしておけば間違いないでしょう。

しかし、公営のキャンプ場など、穴場的なキャンプ場はオートキャンプ場ではない場合が多く、不思議と悪い印象はありません。

むしろ自然が多く、少しだけ心踊らされる、そんなイメージさえあります。

値段が高い

通常のキャンプ場と比較して、オートキャンプ場は値段が高めに設定されています。

車が入る分、サイトに入場できる利用者が減りますし、車が通る場所は手入れが必要です。

(車の通り道や停車場所を明確に定めているキャンプ場もあります。)

そういったコストが発生するため、オートキャンプ場は比較すると値段が高めに設定されています

なお、キャンプ場によってそれぞれ値段が異なりますが、人間の料金と車料金とで分けていることもあります。

とは言え、オートキャンプ場が主流の現在においては、オートキャンプ場の料金がキャンプの平均価格になっていますので、高いと感じる人はいないと思います。

むしろ、普通のキャンプ場の方が平均よりも安い、というイメージになります。

他人の車も通っていく

オートキャンプ場なので、当然車の出入りがあります。

キャンプ場内は最徐行ですが、小さな子供がいる場合はやはり交通事故が心配でしょう。

また、意外にも車の存在が気になるのは夜です。

昼間に比べて走る車の台数は圧倒的に少ないのですが、車のライトは非常に明るく、一瞬にしてキャンプの雰囲気が台無しになります。

ランタンの灯りや焚き火、夜景や星空鑑賞に癒されるのは、キャンプの最も楽しい時間でもあります。

オートキャンプ場の夜景

それが定期的に邪魔されてしまうのは、やはり少し悲しいものがあります。

キャンプ場によっては夜間の車での移動を禁止しているところもありますが、逆に車で行く温泉施設を推奨しているキャンプ場もあります。

ライトの角度は配慮をするとしても、ライトを点けずに
走行するのはそれこそ危険なので、ある程度は我慢するしかありません

オートキャンプ場は非常に便利ですが、「車があることの弊害」とも言えるでしょう。

オートキャンプ場の歴史

普通のキャンプ場とオートキャンプ場の違いが分かったところで、少しだけオートキャンプの歴史をご紹介します。

テストに出るわけではありませんが、焚き火の時の小話にもなるので、ぜひ頭の片隅に置いておいてください。

モータリゼーション前のキャンプ

レジャーとしてのキャンプは、実は第二次世界大戦後に広がりました。

意外とまだ新しい文化なんですね。

1945年に第二次世界大戦に敗れた日本は、GHQ(連合国軍総司令部)の指示の下、文化の振興と民主主義化が図られました。

GHQという響きに懐かしさすら覚える方も多いと思います。笑

その中の一つの取り組みとして「レクリエーション運動」が実施され、日本に広く「レジャー」という考え方が広がりました。

スポーツやハイキング等、様々なレジャーが広がる中、人々に受け入れられて広がっていったのがキャンプです。

鉄道各社もキャンプ場の開発に乗り出し、全国にいくつものキャンプ場が作られました。

なお、世界的キャンプメーカーであるコールマン(coleman)は、1923年にはキャンプストーブ(ツーバーナー)を発売しています。

日本ではこのように、一足遅れて、アメリカからの輸入文化として発展していきます。

オートキャンプの台頭

車に荷物を載せてキャンプに行く、現在の「オートキャンプ」の形が出来上がったのは、1960年代のことです。

一般市民もマイカーを持つようになり、現在も走る主要な高速道路が次々に作られました。

それに伴いオートキャンプ場も各地に作られ、現在のようなスタイルが確立しました。

オートキャンプ場のイメージ②

その後オートキャンプは1970年代、1980年代と、経済が豊かになるに連れ、キャンプ人口は右肩上がりに増え、さらに発展してきました。

しかし、1991年にバブル経済が崩壊すると、それに伴いオートキャンプも下火になりました。

これはオートキャンプに限らず、娯楽というもの自体が全体的に大きな影響を受けました。

その後経済も少しずつ活気を取り戻し、また文化の発展に伴い人々が再び自然を求めるようになり、2009年にキャンプ人口はプラスに転じて以降、徐々にその人口を増やしています

そして現在もキャンプ人口は増え続け、これからさらに盛り上がっていくことでしょう。

まとめ。キャンプ場の違いを理解して、楽しい思い出を作ろう!

最後に少しだけキャンプの歴史についても話しましたが、初心者の方が行くのはほとんどが「オートキャンプ場」でしょう。

そもそもオートキャンプ場しか知らず、「オートじゃないキャンプ場なんてあるの?」「オートってどういう意味?」という疑問を持っていた方もいらっしゃったかもしれません。

一言で言ってしまえば、「車で乗り入れができるかどうか」がオートキャンプ場かどうかの違いです。

ぜひ覚えておき、予約の際は注意してください。

キャンプにハマって行くと、オートキャンプ場ではないキャンプ場にも行くようになると思います。

そう言った場所は公営等で、設備が整っていないところが多いです。

多額の設備投資を行なっているキャンプ場は、大抵がオートキャンプ場になっているからです。

公営キャンプ場

しかし、キャンプにハマるに連れ、設備が整っていない方が自然感や穴場感があり、好きになってくるかもしれません。

これは好みの問題で、どちらが優れているという事はありません。

個人的にはそう言った設備が整っていないキャンプ場の方が好きですが、「本物のキャンパーはそうあるべきだ」という意見には賛同致しかねます

十人十色の好みがあり、(他人に迷惑をかけない限り)それが何ら制限されない自由がキャンプであると思っています。

世の中には様々なキャンプ場がありますが、ぜひ色々な場所を巡って、自分のお気に入りの場所を見つけてください。

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