最近、一部で話題のLEDランタン、APOLLOのブラックダイヤモンド(BLACK DIAMOND)。
なかなか使い勝手の良いLEDランタンと聞いていますが、実際にアウトドアショップで見つけたので手に取ってみました。
機能性もありますが、デザインの可愛さも人気の理由の一つではないでしょうか。
一つ持っていると、可愛らしく活躍してくれると思います。
現在LEDランタンの追加購入を検討しているので、実際に触ってみると少し欲しくなりました。

APOLLO ブラックダイヤモンド(BLACK DIAMOND)の製品情報
まずはブラックダイヤモンドのスペックをご紹介します。
自分のニーズに合ったものでなければ、どんなに可愛くても使う機会が限られてしまいます。
見た目も大事ですが、しっかりとスペックを理解し、使用シーンをイメージして購入することが大切です。
| 明るさ | 250ルーメン |
| バッテリー容量 | 2,600mAh |
| 連続発光時間 | 最大光量(250ルーメン)で約24時間 |
| その他 | 単三電池 × 3本でも使用可能 |
LEDランタンで最も注目すべきは明るさです。
メインランタンとして使用したいのか、それともサイトを飾るインテリアとして使用したいのか、など、用途によって様々です。
後ほど触れますが、250ルーメンではメインランタンとしては少し暗めです。
APOLLO ブラックダイヤモンド(BLACK DIAMOND)の長所
LEDランタンはたくさんの種類があるので、それぞれ長所と短所があり、シーンに合わせて使い分ける必要があります。
ブラックダイヤモンドはどのような点で優れているのか見ていきましょう。
なお、私のおすすめのLEDランタンや、LEDランタンの基礎知識についてはこちらの記事をご参考にしてください。
リンク : LEDランタンの選び方は?メリット・デメリットともに解説
高さが変えられるので範囲が照らせる
ブラックダイヤモンドは、テーブルランタンとしての使用に向いています。
吊るすこともできますが、自立するための脚がついているので、テーブルに立てて使うことができます。

この脚は180度曲がるようになっており、逆さまにすることで高い位置から照らすことができます。
もちろん、高い位置と言っても10cm〜15cmですが、テーブルランタンとしての使用であれば、この高さの差は大きいです。
ランタンの周りしか照らせなかったものでも、ほんの少しの高さがあればテーブル全体を照らすことができるようになります。
リチウムイオンバッテリーお単三電池を併用できる!
ブラックダイヤモンドはリチウムイオンバッテリーを内蔵した、充電タイプのLEDランタンです。
充電タイプの場合、家に帰ってコンセントに刺すだけで充電できるので、扱いが非常楽です。
しかしその反面、充電切れになったら終わりで、電池タイプのように乾電池を購入することはできません。
まさに一長一短と言ったところです。
しかし、ブラックダイヤモンドはハイブリッドになっており、リチウムイオンバッテリーも搭載していれば、単三乾電池を使用することもできます。
リチウムイオンバッテリーが切れた時に、コンビニで電池を買って使用する、という事ができるのです。
どちらの電力を使用するかは切り替えることができるので、消耗品である電池をできるだけ使いたくない場合はバッテリーから使うことができます。
いざという時にスマホ等の充電が可能
ブラックダイヤモンドにはUSB出力の機能が付いており、スマートフォンなどの電子機器を充電する事ができます。

バッテリー容量は2,300mAhあるので、iPhoneなどの代表的なスマートフォンであれば、一回はフル充電することができます。
モバイルバッテリーはモバイルバッテリーで持ち歩いた方が良いですが、いざという時に使える便利な機能です。
デザインが可愛い
ブラックダイヤモンドが人気の理由の一つとして、デザイン性があります。
たまごのような丸い本体に、細い自立式の脚。
コンパクトに収まるその様子は、よく考えられた洗練されたギアというイメージです。
テーブルランタンとして、サイトを飾るランタンとして、可愛く存在感を放ってくれます。
スポンサーリンクAPOLLO ブラックダイヤモンド(BLACK DIAMOND)の短所
先程長所をご紹介させていただきましたが、長所があれば短所もあります。
長所と短所、どちらを先に紹介するかいつも悩むのですが、ストレートに長所から紹介することにしました。
そのため、続いていくつか短所を書いていきます。
250ルーメンはメインランタンにはならない
まず1点目は、光量がそこまで高くないことです。
最大で250ルーメンの明るさを出すことができますが、250ルーメンではメインランタンとしては力不足です。
ただし、サブランタンやテーブルランタンとしては十分な出力なので、用途を明確にしておけば問題はないでしょう。
言い換えると、適材適所、と言うことです。
パワーサプライを行うとLEDランタンとしての電力が残らない
ブラックダイヤモンドにはUSB出力機能が付いており、スマートフォンやちょっとした電子機器等を充電することができます。

しかしブラックダイヤモンドのバッテリーは2,300mAhしかありません。
機種にもよりますが、iPhoneなどの代表的なスマートフォンはおよそこれくらいのバッテリー容量になっています。
つまり一回フル充電したら、LEDランタンとしては使えないということですね。
一泊二日のキャンプでLEDランタンとして使用する場合、テント内での使用も含めて17時〜23時の7時間使用すると仮定します。
250ルーメンで24時間使用可能と表記されていますので、7/24を使用することになります。
つまり、
2,300mAh + (1 – 7/24) ≒ 1,629mAh
しか残されていません。
電力が少なくなると最後の方は明かりが弱くなると考えられますので、それを加味すると、LEDランタンとして使用するのであれば充電はスマートフォン半分までにしておいた方が良いでしょう。
もちろんバッテリーは劣化していくので、使用年数によって更に短くなっていくものと思われます。
白色の光をグローブ(ほや)で柔らかくしている
ブラックダイヤモンドの光は、暖色の光ではありません。
白色LEDの光ですが、グローブをつけて柔らかい光にしているのです。
そのため、オレンジ色の暖かみのある光は出ません。
グローブのおかげで優しい光にはなっていますが、暖色が好みの方は注意が必要です。
テーブルランタンに最適な使い勝手
長所と短所について色々と書きましたが、ブラックダイヤモンドはテーブルランタンとしては非常に優秀だと思います。
ガス等を使用する天然の炎と比較すると暖かみに欠けますが、手軽に使えるのは魅力と言えるでしょう。
また、安定した光なので、何か作業をするのにはこちらの方が適しています。
ゆらめく光は見ていて綺麗ですが、手元を照らすという観点だけで言えばLEDの方が見やすいのは言うまでもありません。
スポンサーリンク感想、まとめ。手元を照らすミニランタンとして活用してみては
可愛いらしいデザインと機能性から、人気の高いLEDランタン、ブラックダイヤモンド。
メインランタンとしての明るさは少し足りないですが、テーブルランタンやサブランタンとしては最適です。
もちろん吊るすこともできるので、テントの中を照らす等、ちょっとしたランタンとしても使えます。

USB出力ができたり、バッテリーと電池のハイブリッドができたりと、痒いところに手が届く機能性を備えています。
また、たまごのような可愛らしいデザインも人気で、サイトのおしゃれアイテムとしても魅力的です。
ブラックダイヤモンドという名前の由来は分かりませんが、私はこのランタンには可愛らしい印象を持っています。

