Colemanの2023年新作!エアカウチのレビューと感想

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Coleman(コールマン)の2023年の新作、エアカウチ。

空気を入れて膨らむチェアですが、実はこのチェア、先日のコールマンキャンプで、体験してきました。

Colemanキャンプでは、新作チェアとしていくつか実際のチェアに触れる機会があったのですが、2023年の目玉とも言えるのがこの「エアカウチ」でした。

 

満を辞して発売となったわけですが、実際に販売となった現在、状況も併せてご紹介します。

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エアカウチのスペック紹介

エアカウチ

エアカウチには一人用の通常エアカウチと、二人掛けのエアカウチ ダブルがあります。

一人用のエアカウチは、正式名称はただの「エアカウチ」ですが、便宜的にエアカウチ(シングル)として記載しています。

 

まずはエアカウチ(シングル)のスペックから見ていきます。

エアカウチ(シングル)のスペック

エアカウチ シングル

エアカウチは空気を入れて膨らむので、収納サイズは小さくなります。

とは言え、最近はチェア自体がコンパクト化されているので、他のチェアと比べてコンパクトかと問われると、どちらかと言うと少し大きいくらいだと思います。

しかしソファのような座り心地は一般的なチェアでは出せないので、別物だと考えた方が良いかもしれません。

 

使用時サイズ 約104×90×88(h)cm
収納時サイズ 約50×15×41(h)cm
座面高 約41cm
座面幅 約56cm
重さ 約5.8kg
耐荷重 約100kg
材質 ポリ塩化ビニール、ポリエステル、ABS樹脂
付属品 収納ケース

 

空気を入れる椅子ですが、耐荷重は100kgあります。

当たり前ですが、風船のように薄い生地では100kgに耐えられません。

生地は分厚く、重量もそれなりにありますが、その重厚感にふさわしいハイスペックとなっています。

エアカウチ(ダブル)のスペック

エアカウチ ダブル

エアカウチ ダブルは、二人掛けのソファです。

ソファの上で横になってくつろぎたい方は、一人でもダブルの方が良いかもしれません。

 

シングルとダブルは同じ座面高なので、人数に応じてシングルとダブルをあわせて使うことができます。

まるで家のソファのような雰囲気を作ることができるのはメリットですね。

 

使用時サイズ 約160×90×88(h)cm
収納時サイズ 約52×16×46(h)cm
座面高 約41cm
座面幅 約116cm
重さ 約8.7 kg
耐荷重 約200kg(片側約100kg×2)
材質 ポリ塩化ビニール、ポリエステル、ABS樹脂
付属品 収納ケース

 

耐荷重はシングルの2倍、200kgです。

普通は「2倍のサイズなので耐荷重も単純に2倍」とはいかないので、構造的にはシングルを2つ繋げたようなシンプルな形であることが分かります。

片側100kgまで耐えられれば、夫婦やカップルで使う場合もほぼ問題ないでしょう。

空気で膨らむソファ

エアカウチは空気で膨らませるソファです。

空気で膨らませるソファとだけ聞くと、一般的には軽量だけどコンパクトに収納できて、手軽に使えるものを想像するかもしれません。

しかしエアカウチは本体重量もそれなりに重く、ガッシリとした重厚感のあるギアです。

新作展示会

▲コールマンキャンプの新作展示会の様子。エアカウチに座ってお酒を楽しんだが、非常に座り心地が良かった。

 

世の中には空気で設営するテントもありますが、技術的にはそれと同じくらい、重厚な作りをしています。

「空気で膨らむ手軽なチェア」ではなく、「空気の力を使った重厚なチェア」という認識の方が良いでしょう。

純正空気入れ「クイックポンプ」は別売

なお、空気を入れる時は、何かしらポンプが必要です。

Colemanが純正品としておすすめしているのは「クイックポンプ」です。

クイックポンプで空気を入れる

▲公式サイトでは、純正ポンプ「クイックポンプ」の使用が推奨されている。

 

赤いコールマンカラーが格好良いので、コールマンで揃えたい場合はおすすめです。

また、純正品と聞くと物凄く高い気がしますが、クイックポンプは3,300円しかしないので、比較的お手頃価格です。

下手に安物を買ってハズレを引くくらいなら、Colemanの純正を買っておくというのは良いと思います。

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座り心地は想像より固く、安定感がある

エアカウチの座り心地は、空気によるふわふわ感ではありません。

空気が入っている感覚はあり、空気ならではの反発は感じますが、かなりパンパンに空気を入れた感覚です。

エアカウチに座った様子

▲座った様子は公式サイトから出典。筆者も実際に座ったが、深く沈むというより、反発が強かった印象。

 

座面などが固い反面、椅子としての安定感は高いので、食事等でも問題なく使えるでしょう。

また、シングルでも大きな肘置きがあり、本体サイズもかなり大きいので、座って寛ぐには最適です。

風で飛ばないようペグダウン

エアカウチはシングルで5.8kg、ダブルで8.7kgと、それなりの重さがあります。

しかしその分サイズが大きく、風の抵抗を受けやすいため、風の強い日はペグダウンが必要です。

エアカウチにはペグダウン用の紐がついているので、ペグダウンの際は活用するようにしましょう。

エアカウチの紐

▲エアカウチの端には紐がついており、ペグダウンで安定させることが可能。

 

エアカウチはそもそもチェアではなくソファとして使うギアなので、動かないことにはなんら問題はありません。

自宅でソファを動かして使わないように、エアカウチも一度設置したらそれに合わせて人間が動いていくものなので、固定して使うのがデフォルトくらいの感覚が良いでしょう。

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感想、まとめ。Colemanのカウチチェアで贅沢な空間を

空気を使うギアと聞くと、「手軽」「楽」「コンパクト」といった印象があるかもしれません。

しかしColeman(コールマン)のカウチチェアは、空気の力を使って、逆に豪華にしています。

一般的な空気を使ったギアは、空気の力を小型化や軽量化のために使いますが、カウチチェアはスペックを上げるために空気の力を使っているという印象です。

エアカウチの収納袋

▲エアカウチには収納袋がついているが、写真からも大きさが伝わってくる。

 

そのため、カウチチェアがおすすめな人は、軽くて持ち運びに便利なものを求める人ではなく、大きくて座り心地が良く、重厚感や高級感を求める人です。

ありそうでなかった、一風変わったギアなので、興味がある方はぜひチェックしてみてください。

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