愛用していたランタンスタンド、スノーピーク(snowpeak)のパイルドライバーが壊れました。
パイルドライバーは自立するための脚がなく、ペグのように地面に打ち込んで使うランタンスタンドです。
とても気に入ったのですが、この前のキャンプで壊れてしまいました。
パイルドライバーはシンプルな構造で頑丈なため、普通は壊れることのないギアですが、見事に折れ曲がってしまいました。
そこで新しいパイルドライバーを買うことにしたのですが、今回はスノーピーク製ではなく、類似の格安商品を買ってみることにしました。
脚のないランタンスタンド、スノーピーク(snowpeak) パイルドライバー
ずっと愛用していたのは、スノーピーク(snowpeak)から発売されているランタンスタンド、パイルドライバー。
かれこれ5年くらい使っていたのではないかと思います。
▲スノーピークのパイルドライバーを刺した様子。スタイリッシュなデザインが良い。
パイルドライバーは普通のランタンスタンドに必要な脚がなく、地面に直接打ち込んで使います。
脚がない分場所を取らないため、テント内等に設置することもできます。
(インナーテント・グランドシートを使わない場合に限りますが)
▲地面に打ち込んだ様子。自慢の硬さにもよるが、これまでパイルドライバーが刺さらなかった経験はない。
ランタンスタンドとしての使用はもちろん、サーキュレーターを吊るしたり洗濯物を干したりと、夏でも冬でも重宝していました。
様々なランタンスタンドがありますが、パイルドライバーはイチオシのランタンスタンドです。
参考記事 : snowpeakのパイルドライバーは機能性抜群なおすすめのランタンスタンド
強風でコットが飛んで破損
パイルドライバーは金属製の真っ直ぐな棒なので、普通は壊れません。
ペグ並みの硬さがあるので、ちょっとやそっとの力で曲がることはありません。
壊れるとしたらサビが原因くらいなものです。
しかし今回は物理的な衝撃によって折れ曲がってしまいました。
というのも、海沿いのキャンプ場でキャンプをしている時に、あまりに風が強く、コットが飛んでいってしまったのです。
▲今回飛んで行ったコット。軽量なのが魅力だが、まさかこれが飛ぶとは思わなかった。
コットとはキャンプで使うベッドのようなギアで、これが風で飛ぶなんて初めてのことでした。
飛ばされたコットは宙を舞い、そのままパイルドライバーにガツンとぶつかり、引っかかって止まりました。
その衝撃でパイルドライバーは折れ曲がってしまいましたが、パイルドライバーが無かったら車にぶつかっていたかもしれないので、結果的に安く済んだ可能性もあります。
スポンサーリンク似たような格安パイルドライバーを購入
パイルドライバーは壊れてしまいましたが、ギアとしては6,000円くらいなので、買い直すことにしました。
そこでインターネットで調べていると、似たようなギアが4,000円以下で売っていることに気づきました。
2,000円の差ならスノピ製の方が良いような気もしますが、ケースもついていたので、値段の安いパイルドライバーっぽいランタンスタンドを買ってみることにしました。
▲今回購入したパイルドライバー。見た目では違いが分からない。
感想としては「満足」の一言に尽きます。
単純な構造なので使い勝手はほぼ変わらず、収納用の袋もついているので、なんら不満点はありません。
将来的な耐久性には差が出てくるかもしれませんが、一先ず2回キャンプをした感想としては、「安かろう悪かろう」ではないと感じています。
収納袋が付いているのは有り難い
私が購入した格安のパイルドライバー(もどき?)ですが、収納袋が付属しているのは本当に有難いです。
▲簡易的なものだか、最初から収納袋が付いているのは魅力的なポイントの一つ。
スノーピークのパイルドライバーには収納袋はついておらず、別売りのカバーを買うか、元々付いているビニール製の袋を使うか、何も使わないかという選択肢になります。
スノーピーク製の収納袋は耐久性・高級感共に素晴らしく、これはこれで買う価値があります。
しかしケースまではお金を使いたくない、という方には、最初から収納袋が付いているのは大変助かります。
スノーピーク製品と遜色ない使い勝手
私が楽天市場で買った安いパイルドライバーも、基本的に使い方はスノーピークのパイルドライバーと同じです。
先端がペグのように尖っているので、ゴムカバーを外し、地面に突き刺します。
▲パイルドライバーの先端の写真。鋭く尖っており、直接地面に打ち込むことができる。
地面に打ち込むときは金具を緩め、上の方を持ってカンカンと打っていきます。
ハンマーで打つのではなく、ポール自体の自重によって掘り進めていきます。
なかなか言葉だと伝わりにくいと思いますので、下記の画像を参考にしてください。
▲楽天市場より出典。パイルドライバーの打ち方を解説した図。
スポンサーリンクランタンハンガーは100均で買い足すと良い
パイルドライバーに限った話ではないですが、ランタンスタンドは構造上、ランタンを掛けるフックは最上部にしかありません。
ランタンスタンドを小さく収納するために、ポールの中にポールが入るようになっているため、そこにはフックをつけることができないのです。
そこで便利なのが、後付けで取り付け可能なランタンハンガーです。
ランタンスタンドに引っ掛かるように取り付けることで、ランタンをかける場所を増やすことができます。
▲筆者も愛用中のスノーピークのランタンハンガー(ランタンスツール)。
そんなにランタン持ってないよ!という方もいるかもしれませんが、ランタンスタンドにはランタンだけでなく、洗濯物や調理器具等、乾かしたいものをかけることがよくあります。
ランタンスタンドのフックは、デザインがおかしくならない限りは、あればあるほど良いと言えます。
ランタンハンガーはアウトドアショップや通販でも買うことができますが、最もコスパが良いのは100円均一です。
DAISOに取り扱いがあることは確認していますが、おそらく他の100円均一にも売っていると思います。
▲DAISOで売っているランタンハンガー。そこら辺のアウトドアショップよりも豊富な品揃えとなっている。
耐久性等はアウトドアショップで買ったものと比べて弱いかもしれませんが、壊れたら壊れたで仕方ない、くらいの気持ちで使えるのは100均の強みでもあります。
感想、まとめ。打ち込み式のランタンスタンドは便利!
私は、ランタンスタンドを買うのはこれで3本目で、打ち込むタイプではなく、脚がある自立式のランタンスタンドも持っています。
しかし一度打ち込み式のランタンスタンドを使ってからは、もう自立式のランタンスタンドは使えないくらい気に入っています。
好みは人によると思いますが、打ち込み式のランタンスタンドの使い勝手は抜群です。
狭いところでも場所を問わず使えること、見た目がスタイリッシュで格好いいこと、シンプルな構造で値段が安いこと、どれをとっても気に入っています。
最近は打ち込み式のランタンスタンドにも多々種類があり、値段やスペックを見て決めることができるようになりました。
まだ打ち込み式のランタンスタンドを使ったことがない方は、安いモデルで良いので使ってみてはいかがでしょうか。